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2017年のハードウェア人気記事トップ10
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ハードウェアハック

「物理的にボタンを連打する機械」によるセルフ式ガソリンスタンドの不正が明らかに 188

ストーリー by hylom
AIとか画像認識とかいうレベルではなかった 部門より

1998年の規制緩和によってセルフ式のガソリンスタンドが登場したが、セルフ式ガソリンスタンドでも危険物取扱者の資格を持つ従業員が常駐している必要があることはあまり知られていない。従業員は遠隔で給油作業を監視したり、給油の許可・停止を行っているのだが、この許可作業を無人で行っているガソリンスタンドが存在することが発覚、話題となっている(TBS Newsはてなブックマーク)。

消防法の規定では、給油の様子を従業員が目視もしくは監視カメラで確認し、問題がない場合は「許可」ボタンを押して給油を許可するという作業が必要なのだが、TBS NEWSの動画では店員の確認なしで機械が自動で「許可」ボタンを(物理的に)連打している様子が確認できる。

また、ニュース動画ではマスコミの撮影した映像が消防署にタレコまれ、ガソリンスタンドに消防の調査が入る様子や、ガソリンスタンド側が機器の存在や使用を強く否認する様子も報じられている。なお、この機器はガソリンスタンドによる自作であり、特定の店舗だけが本部に無断で使用していたという。

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ストレージ

PCメモリ32GBの話題で「RAM」と「ROM」と「フラッシュメモリ」を混同する人たち 218

ストーリー by hylom
リードオンリーじゃないリードオンリーメモリー 部門より

先日、サイボウズ社員の標準PCはメモリ32GB、NVMe 512GBという話題があったが、これに対しこの「メモリ32GB」をスマートフォンのフラッシュメモリ容量と混同する人が出ているという(Togetterまとめ)。

なお、昨今ではスマートフォンのストレージを「ROM」と呼ぶ風潮があり、ここから「RAMとROMの区別が付いていない」という分かりにくいツッコミも出ている。たとえばXperiaシリーズでは公式のスペック表においてストレージ容量という意味で「ROM」という単語を使っている(Xperia XZsのスペックページ)。これは不揮発性メモリの一種であるEEPROMが由来のようだ(そのためフラッシュメモリを「フラッシュROM」と呼ぶこともあるという)。

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Windows

Microsoft、Windows 10 Sを正式発表、搭載PCは189ドルから 86

ストーリー by headless
新種 部門より
Microsoftは2日、米国・ニューヨークでメディアイベント「#MicrosoftEDU」を開催し、Windows 10の教育機関向けエディション「Windows 10 S」を正式に発表した。Windows 10 S搭載PCはパートナー各社から発売され、189ドルから入手可能になるという(Windows Experience Blogの記事[1][2])。

Windows 10 SはWindows 10 Cloudという仮称で報じられていたもので、Windows 10 Proの機能制限版となるようだ。Windows 10 Proとの主な違いは、利用可能なアプリがWindowsストアから入手したものに限られる点や、既定のブラウザーがMicrosoft Edgeに固定される点、Edge/IEの検索プロバイダーがBingまたは地域で指定された検索プロバイダーに固定される点、オンプレミスのドメイン参加ができない点が挙げられている。
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マイクロソフト

旧型AtomはWindows 10 Creators Updateの対象外 90

ストーリー by hylom
Intelがそれならしょうがない 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

4月に提供が開始されたWindows 10の「Creator Update」だが、「Clover Trail」世代Atomプロセッサ搭載マシンにインストールしようとすると、「Windows 10 is no longer supported on this PC」(このPCにおいてWindows 10はすでにサポート対象外です)というメッセージが表示されるという(ITmediaPC Watch)。

Clover Trailは2012年から2013年にかけて発表された、タブレット/スマートフォン向けのAtom CPU。Acerの発表によると、Atom Z2760/Z2520/Z2560/Z2580搭載PCではCreators Updateが利用できず、またもしインストールできてもさまざまな問題が発生するという。Intelが同製品のドライバのサポートを停止していることが原因だそうだ。なお、セキュリティアップデートは今後も提供されるが、それらは2023年1月で終了する予定とのこと。

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ハードウェアハック

親指がもう1本あったら何に使う? 68

ストーリー by headless
追加 部門より
英Royal College of Artの学生Dani Clodeさんが「The Third Thumb」というウェアラブルデバイスを製作したそうだ(プロジェクトページDezeenの記事The Vergeの記事Neowinの記事)。

The Third Thumbは名前の通り、3本目の(手の)親指を追加するというものだ。指の部分はNinjaFlexという柔軟性を持ったプラスチック素材を3Dプリントしたもので、バンドで手の小指側に装着する。「指」は手首に装着する腕時計型のデバイスと2本のワイヤーでつながっている。

腕時計型デバイスにはモーターが内蔵されており、自動車のブレーキと同様の仕組みでワイヤーのテンションを変化させて指を動かす。足先に装着するコントローラーはBluetoothで腕時計型デバイスと接続し、つま先の圧力で指を操作するとのこと。

足による操作は、自動車の運転やミシンの使用、ピアノの演奏など、既に手と足を連携した操作が幅広く使われていることから発想したものだという。操作の難易度は不明だが、デモ動画では単純に指を動かして喜んでいるだけの人も多い。ギターを演奏している人もいるが、追加した指はそれほど使われていないようにも見える。

「prosthesis」という言葉は義歯や義肢など体の欠損部分を補う人工器官という意味で使われるが、もともとは追加するという意味であることから、ClodeさんはThe Third Thumbを考案したという。Clodeさんは身体機能を拡張するデバイスを広めたいようだが、スラドの皆さんなら何を追加するだろう。親指がもう1本あったらどう使うだろうか。
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Windows

ARM版Windows 10が登場。製品はHPとASUSから発売予定 210

ストーリー by hylom
もう少し安ければ日本でも需要がありそうな気はするのだが 部門より

年内に発売されると報じられていたARMプロセッサ搭載のWindows 10採用ノートPCが正式に発表された(ITmedia)。

発表されたのはHPの「ENVY x2」とASUSの「NovaGO」で、いずれもプロセッサにはSnapdragon 835 Mobile PC Platformを採用する。ただし発売は来年になるようだ。

ENVY x2は12.2インチディスプレイを搭載、NovaGoは13.3インチディスプレイ搭載で、どちらもタブレットのように利用可能。どちらも20時間以上のバッテリ駆動時間をアピールしている。価格はENVY x2が未定、NovaGoは599ドルから。

Engadget JapaneseのNovaGo試用レポートによると、エミュレーションで動くとされているx86アプリも快適に動くという。

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電力

九州全域で照明がちらつく「電圧フリッカ」発生、太陽光発電設備の普及が原因 74

ストーリー by hylom
見えてくる問題 部門より

九州電力に対し「照明がちらつく」といった問い合わせが相次いでいるそうだ。背景には九州における太陽光発電設備の普及があるという(朝日新聞西日本新聞電気新聞)。

この照明のちらつきは「電圧フリッカ」と呼ばれており、送配電線の電圧変化によって生じる。白熱電球や蛍光灯、一部のLEDなどで発生するという。TVやパソコンなどの家電製品への影響はないようだ。

九州電力のWebページによると、太陽光発電施設に備えられている保護機能によって電線路に注入される無効電力が直接の原因となっているとのこと。この保護機能は電線路で停電が発生した場合に発電施設を電線路から切り離すためのもので、単独では送電網に大きな影響は与えないものの、送電網に接続される太陽光発電施設が増加していることから影響が目に見えるようになっているという。

九州では、今年の元日および2月19日に全域で電圧フリッカが発生、九州電力に合計471件の問い合わせが寄せられたという。

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原子力

広島高裁、伊方原発の運転差し止めを命じる 192

ストーリー by hylom
客観的な判断とは 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

広島高等裁判所が愛媛県伊方町の四国電力伊方原子力発電所3号機に対し、運転差し止めを命じた。広島市民らによる仮処分申請を受けてのもの。伊方原発3号機は2016年8月に再稼働し、現在は定期検査のため停止している(日経新聞)。

四国電力側は伊方原発について現在の新規制基準に即していると主張、危険性は存在しないと主張している。一方、広島市民らは伊方原発が中央構造線断層帯に近く、南海トラフ地震の震源域にあるとし危険性があると主張している。

なお、広島高裁は「阿蘇山が噴火した場合の火砕流が、原発に到達する可能性が小さいとは言えない」などと指摘、原発の立地について不適切としたそうだ(NHK)。

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ハードウェア

個人ユースのPCにメモリ128GB搭載はどこまで意味があるのか 108

ストーリー by hylom
ケースバイケース 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

AKIBA PC Hotline!にて、128GBもメモリを載せたら、PCはどこまで快適になるのか?なる記事が掲載されている。128GBのメモリを搭載したPCを用意して使用感を探るという記事なのだが、はてなブックマークに付けられたコメントでは意外に冷静なものが多い。

実際のところ、デスクトップでも動画編集や3DCGのレンダリングなどではメモリ128GBが有効だろうが、正直それ以外の用途だとストレージの性能などのほうが体感的な影響は大きい気がする。ちなみに現在のメモリ価格はDDR-4の16GB×2セットで3万円程度なので、128GBだとトータルで12万円程度となる。それならメモリを64GBにして、浮いた6万円で高速なSSDなりGPUなりを買った方が良さげ。

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iPhone

Qualcomm、iPhone Xに搭載された新技術はAndroidの方が先に搭載していることをアピール 203

ストーリー by hylom
どれも別になくてもあまり困らない感じがなんとも 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

Qualcommが9月12日、「Android firsts, brought to you by Qualcomm」(QualcommがあなたにAndroidで最初にもたらしたもの)というブログを公開した。同日、AppleはiPhoneの新モデルを発表しており、AppleやiPhoneの名は出していないものの、明らかにiPhoneを意識したものとなっている。

このブログの内容は、iPhone Xなどに搭載される有機ELディスプレイ、ワイヤレス充電やエッジディスプレイ、デュアルディスプレイといった技術について、Androidのほうが先に搭載したとアピールするもの。挙げられている技術は次のとおりだ。

  • 高速充電
  • デュアルカメラ
  • 虹彩・顔認識認証
  • ディスプレイの下に指紋センサを内蔵
  • 拡張現実
  • 深度センサ
  • ベゼルなしデザイン
  • 防水タッチスクリーン
  • OLEDディスプレイ
  • 4Kディスプレイ
  • ギガビットLTE
  • Ultra HD再生
  • NFC
  • Bluetooth 5
  • 802.11ad
  • バーチャル5.1サラウンドスピーカー
  • aptX HDによるBluetooth経由でのハイレゾ音声無線再生
  • モバイルHDR
  • Netflix HDR
  • Amazon HDR

現在、クアルコムはAppleとiPhoneで使用されている技術のライセンス料をめぐって法的係争中だ。ブログ記事ではAppleの名前は一切出してはいないが、Appleを強く意識した内容になっている(THE VERGESlashdot)。

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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