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2017年10月のハードウェア人気記事トップ10
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ハードウェア

個人ユースのPCにメモリ128GB搭載はどこまで意味があるのか 108

ストーリー by hylom
ケースバイケース 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

AKIBA PC Hotline!にて、128GBもメモリを載せたら、PCはどこまで快適になるのか?なる記事が掲載されている。128GBのメモリを搭載したPCを用意して使用感を探るという記事なのだが、はてなブックマークに付けられたコメントでは意外に冷静なものが多い。

実際のところ、デスクトップでも動画編集や3DCGのレンダリングなどではメモリ128GBが有効だろうが、正直それ以外の用途だとストレージの性能などのほうが体感的な影響は大きい気がする。ちなみに現在のメモリ価格はDDR-4の16GB×2セットで3万円程度なので、128GBだとトータルで12万円程度となる。それならメモリを64GBにして、浮いた6万円で高速なSSDなりGPUなりを買った方が良さげ。

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ストレージ

消えゆくPC向け光学ドライブと光学メディア 120

ストーリー by hylom
海賊版のせいにする人たちが出そう 部門より

BCNの集計によると、最近では光学ドライブを搭載しないノートPCが増えているという(BCN Retail)。

直近2年間のノートPC販売台数のうち、光学ドライブを搭載しないものの割合は2015年8月から2017年3月までは2割前後、それ以降は3割台となっている。さらに、PC用光学ドライブの販売台数についても縮小傾向が見られる。

さらに、光学メディアの販売枚数についてもここ数年減少傾向が続いている。背景にはストリーミング配信サービスの普及によって光学メディアによる音楽や動画の販売、レンタルといった需要が減っていることがあるようだ。

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ハードウェア

SiFive、RISC-Vアーキテクチャの64ビットクアッドコアCPUをリリース 122

ストーリー by hylom
オープンCPU 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

オープンソースの命令セット「RISC-V」をベースにしたしたプロセッサ・コアを手掛ける米SiFiveが、64ビット・クアッドコアのアプリケーションプロセッサ「U54-MC Coreplex」をリリースした(Design NewsElectronics WeeklySlashdot)。

同社は複数のCPU/SoCをリリースしているが、Uシリーズはハイパフォーマンス製品という位置付けでLinuxやFreeBSD、各種UNIXなどをサポートする。完全なOSが必要となるアプリケーションに最適だとしている。

64ビットマルチコアU45-MC Coreplexは、標準構成で4つの「U54」コアと1つの「E51」コアを搭載、動作クロックはそれぞれ1.5GHz。カスタマイズも可能という。

SiFiveについてはマイナビニュースの記事が詳しいが、RISC-Vはロイヤリティフリーで利用でき、カスタム製品を作成する場合でも低コストというメリットがあるという。同社はIPのオープンソース化により、チップ開発コストを下げることを目指しているそうだ。

13422097 story
ハードウェア

PCI Express 3.0 x1/x4/x8/x16でGPUを接続すると性能は低下するのか 29

ストーリー by hylom
低下しました 部門より

PCと周辺機器を接続するための規格であるPCI Expressでは、グラフィックスカードなど多くのデータをやりとりするデバイスでは16レーン(x16)、あまり多くのデータをやりとりしないデバイスに対しては1レーン(x1)といったように、使用するデータ帯域に応じて異なる数のレーンを使用できる仕組みになっている。そこでPC Watchが、グラフィックスカードの接続に利用するレーン数を変えてベンチマークテストを行い、グラフィックスカードでは実際には何レーンが必要なのかを検証している

実験では、PCI Express 3.0 x1スロットにPCI Express 3.0 x16仕様のカードを接続できるライザーカードと、搭載CPUに応じて接続レーン数を変更できるマザーボードを使用して検証が行われている。その結果、ベンチマークテストツール「3DMark」ではレーン数を減らしてもスコアは最大1割程度しか低下しなかったが、実際のゲームでは顕著に性能低下(フレームレートの低下)がみられるという結果となっている。

また、Thunderbolt 3接続でGPUを接続する「GPUボックス」についても検証されている。Thunderbolt 3ではPCI Express 3.0 x4に近い帯域が利用できるが、こちらについては実際のゲームではPI Express 3.0 x1接続程度のフレームレートしか出ないという結果が得られている。

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ハードウェア

PCにおいて2020年代には不揮発性メモリとDRAMの混載が主流になる? 98

ストーリー by hylom
高速なフラッシュメモリが待たれる 部門より

現在多くのPCで使われているDRAMを使ったDIMMタイプのメモリモジュールは2020年台前半には主流ではなくなり、代わりにDRAMと不揮発性メモリを組み合わせたメモリモジュールが一般的になるのではないかという話がPC Watchで紹介されている。

DRAMと不揮発性メモリを組み合わせたメモリは「NVDIMM」と呼ばれ、電源供給が止まっても記憶していたデータが消滅しないのが特徴。これは、電源供給が停止した際にDRAM内のデータを不揮発性メモリにコピーすることで実現しているという。不揮発性メモリとしてNANDフラッシュメモリを使用したDDR4メモリと互換性がある「NVDIMM-N」というタイプのものについてはすでに標準化がされており、WindowsやLinuxでサポートが始まっているという。

さらに、今後は不揮発性メモリ部分についてもDRAMのように利用する「NVDIMM-P」と呼ばれるタイプのNVDIMMの登場も予想されるという。ただ、DRAMと不揮発性メモリではメモリアクセスの遅延時間が大幅に異なるため、アクセスの際に工夫が必要になるなどの課題もあるという。

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電力

九州の揚水発電、太陽光発電の普及により昼間の余剰電力を使ったくみ上げが増加 95

ストーリー by hylom
常識が変わる 部門より

水力発電の一種に、電力が余っているときにその電力で水を高地にくみ上げ、必要時にその水を放水して水車を回し発電する揚水発電がある。今までは夜間に電力が余ることが多かったため、揚水発電では夜間にくみ上げを行うことが一般的だったが、最近の太陽光発電の普及によって九州では昼間に電力が余ることが発生、そのため昼間にくみ上げを行うことが増えたそうだ(朝日新聞)。

2015年に昼夜のくみ上げ回数が逆転、2016年には昼間のくみ上げが7割を占めたという。

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ネットワーク

「無線LANケーブル」は実在する 61

ストーリー by hylom
無線LANケーブルなんて存在しない、と言われたらこれでツッコもう 部門より

最近では無線LANの普及により、一般的なイーサネットケーブルを「無線LANケーブル」と誤って呼ぶ例も増えているのだが、実は無線LAN用のケーブルは実在する(ITmedia)。

漏洩同軸ケーブル」というのがそれに該当するもので、たとえば東芝は漏洩同軸ケーブル(LCX)無線LANシステムというシステムを発売している。漏洩同軸ケーブルは電磁波の漏れを防ぐシールド部分の一部に穴を空け、無線をあえて漏れるようにした同軸ケーブルで、これを利用して無線LANの電波をケーブルの付近だけに放射させることで、通信エリアを限定するといった用途で使われているそうだ。

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ストレージ

WD、マイクロ波アシスト磁気記録方式のHDDのデモを発表。2025年までに容量40TB超を実現へ 43

ストーリー by hylom
まだまだ出てくるブレイクスルー 部門より

「マイクロ波アシスト磁気記録(Microwave Assisted Magnetic Recording、MAMR)」方式を採用するHDDの実用化が近いようだ。米Western Digital(WD)が10月11日、米国で世界初のMAMR方式HDDのデモを行った(PC Watch)。

MAMRは「スピントルクオシレータ(Spin Torque Oscilator、STO)」と呼ばれる技術を使ってマイクロ波フィールドを発生させることで磁気記録の信頼性を高めるというもの(Storage Review.com)。これによって1平方インチあたり4Tビットという高い記録密度を達成できるという。

WDはMAMRによって2025年までに容量40TB以上のHDDを実現できると見ているそうで、まずは2018年中にMAMR方式を採用したHDDをサンプル出荷し、2019年には製品化するとのこと。

13439281 story
Android

Gogle Pixel 2 XL、1週間ほどの使用で画面に焼き付きが発生するという報告が出る 29

ストーリー by hylom
調整ミスだろうか 部門より
headless曰く、

LG製のpOLEDディスプレイを採用するGoogle Pixel 2 XLだが、1週間程度の使用で画面焼き付きの問題が発生しているそうだ(Alex Dobie氏のツイート9to5GoogleThe VergeAndroid Central)。

焼き付きが発生しているのは、画面下のナビゲーションバー部分。Android CentralのAlex Dobie氏が1週間ほど使用しているというPixel 2 XLでは、ライトグレー1色の画像を表示した状態で薄くナビゲーションバーの跡が見えている。フルスクリーンで15分間ビデオ再生した後もボタンの影が残っていたという。この問題について、Googleは調査を行っていると述べているそうだ。

OLED(有機EL)ディスプレイは長期間の使用によって劣化することがあるが、1週間程度で焼き付いてしまうのは珍しい。Dobie氏は画面を常時オンにするような使い方をしていたわけではなく、通常の使い方をしていたとのこと。一方、Dobie氏がPixel 2 XLと同程度に使用しているというPixel 2に画面の焼き付きはみられないそうだ。Pixel 2はSamsung製のAMOLEDディスプレイを採用している。

なお、Pixel 2 XLのディスプレイでは色むらや粒状ノイズ発生発色のおかしさといった問題も指摘されている。

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ストレージ

Seagate、熱アシスト磁気記録方式のHDDで2023年までに容量40TB超を実現へ 41

ストーリー by hylom
対抗 部門より

先日、WD、マイクロ波アシスト磁気記録方式のHDDのデモを発表。2025年までに容量40TB超を実現へという話があったが、Seagateはこれに対抗したのか、2023年までに容量40TBのHDDを実現するという目標を明らかにした(PC Watch)。

SeagateはWestern Digital(WD)が採用するマイクロ波アシスト磁気記録方式(MAMR)ではなく、熱アシスト磁気記録(HAMR)を採用することで高容量化を目指すようだ。すでにHAMR採用HDDをテスト用に出荷しており、2019年には容量20TBを超えるHDDを量産するという。

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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