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電力

電気自動車のバッテリー火災に特化した消火システム 34

ストーリー by headless
注入 部門より
電気自動車 (EV) のバッテリー火災に特化した消火システムをオーストリアの消防車・消防機器会社 Rosenbauer が開発したそうだ (Ars Technica の記事The Next Web の記事RideApart の記事プレスリリース)。

EV のバッテリーは平たい形でシャーシー底部に格納されるため、従来の水を上からかける方法では効率よく消火できない。4 月に米テキサス州で発生した Tesla Model S の事故では通常なら消防署が 1 か月の消火活動で使用する量に相当する 30,000 ガロン (約 114 m3) の水を使用したという。

Rosenbauer が開発した消火システムは消火ユニットとコントロールユニットで構成される。消火ユニットはバッテリーパックに突き刺すことの可能なノズルを備えており、安全な距離から対象車両の下に送り込んでノズルを貫通させたら水を直接バッテリー内部に送り込んで冷却できる。

事故後の自動車が普通に四輪で接地しているとは限らないが、ひっくり返ったような状態でも問題なく使用できるそうだ。同社が昨年実施した実験では、4 月の Model S 事故よりも 2 桁少ない 260 ~ 1,000 ガロン (約 1 ~ 4 m3) の水で安全な温度まで冷却できたとのことだ。
  • by Anonymous Coward on 2021年11月20日 20時57分 (#4156248)

    電気火災の消火は二酸化炭素や粉末系で消火しろ [electric-facilities.jp]とのこと。
    若しくは純水を用いて [hatsuta.co.jp]消火。
    電気自動車に自動消火装置を標準装備しろとか出てきそう。そしてさらなる重量増へ。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2021年11月21日 0時35分 (#4156327)

      そこで言う電気火災は通電してる対象物の消化なので燃えてるもの自体は普通の可燃物。
      リチウムイオンバッテリーは酸素源になるような材料も含まれるので、
      酸素を断っても反応が続いたり消えたように見えても後で再発火したりしうる。
      だから車クラスの電池ならひたすら水で冷やしてどうにかするとのこと。
      水で短絡するけどその熱も水で冷やす。
      短絡で燃えるセルも出るだろうが他が消せるならトータルではセーフ。

      ただ、花火の火薬が水中でも燃える事から分かるように
      酸化剤を含んだ物体って水にドブ漬けして冷やすくらいやっても消えないんよね。
      燃えてるセルが燃え尽きるまで周辺のセルや可燃物を冷やし続けるイメージだろうか。
      必要な水量以上に水を掛けても消火が早まるわけではないから放水ペース間違うと大変だろうね。

      どのくらい効くかは分からんが化学的にそのセルの材料に最適な鎮火剤をセルの周りに巻いておく
      って手段もあるようだから、汎用な消化システム(莫大な冷却材)よりはマシかもしんない。

      • by Anonymous Coward

        とは言っても消火栓が近くにあればほぼ無尽蔵に水は手に入るからな。
        物量って点で優先順位上部に上がって来る。

    • by Anonymous Coward on 2021年11月20日 21時04分 (#4156252)

      純水ってかける対象の表面が純粋じゃなかったら意味なくない? 水道水でいいでしょ

    • by Anonymous Coward

      それだよな。発泡性の不燃材をぶっかけるとかの方がよさそう

      • by Anonymous Coward on 2021年11月21日 0時49分 (#4156331)

        酸化剤になる物体も含んでるのでバッテリーセル自体は窒息消火出来ない。
        窒息消化狙いで冷やさないとなると近くのセルが加熱され出火して全セル燃えるまで止まらないんじゃないかな。
        周辺材料が窒息状態で燃えないのならそれはそれで効果があるけど……

        大量の冷却材があるならそれで冷やすのが最適。
        次点でバッテリー全部燃やして他を燃やさないようにする窒息消化。
        三番目にバッテリー全部燃え尽きてから通常消火、かな。

        でも窒息消化させてもバッテリー周辺がエグい温度になって
        周辺材料が高温の可燃性ガス化→窒息範囲外に漏れ出して自己発火
        とかしちゃうとなかなかの地獄。半端に水掛けるよかマシだが。

    • by Anonymous Coward

      電気火災の消火は二酸化炭素や粉末系

      鎮火したけど酸素無くて近づけません

      よし換気しろ

      バックドラフト

      純水を用いて

      純水なら絶縁で安心

      かけたら混ざって純水じゃなくなる

      アバババ

  • by Anonymous Coward on 2021年11月20日 20時06分 (#4156229)

    > 260 ~ 1,000 ガロン (約 1 ~ 4 m2)

    ガロンに対応するのはm3だと思う

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2021年11月20日 20時36分 (#4156241)

    延焼さえしなければ、燃えてる物自体の火を消す必要は無い
    火を消したってどうせ車はスクラップ送りだし

    まわりに可燃物がなければ燃え終わるまで放置して、
    可燃物があれば、延焼を防ぐように対処すればいい

    火を消さないといけない、っていうのは、すべての場合において成り立つものでは無い

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      消すのは延焼を防ぐ一番安い方法では?
      踏み潰すとかより、水のほうが安いだろうしな。

    • by Anonymous Coward

      有毒ガスが出たりあれこれ破裂して飛び散ったりするわけですが。

    • by Anonymous Coward

      中に人がいなければね。

    • by Anonymous Coward

      まあ、ここを読みなさい [evsmart.net]。
      炭素だけで出来てないものや、特にEVのバッテリーを構成する物質は、燃えた分だけ有毒な煤と煙を撒き散らすんですよ。

      • by Anonymous Coward

        読んできましたがリスクが大きすぎる気がしますね。
        ただ、毒性に付いて、どのような化学物質が含有されるのか?
        などの情報が不足しているので、危険回避の為の判断基準が思考できないですね。
        極端な話、消火中に気化した物を吸い込んでもアウトなのかもしれない?

      • by Anonymous Coward

        その記事、煤や煙や消化用水の汚染はEVもガソリン車も等しく有害としか言ってないような。
        EV火災の特記すべき点は、
        燃えてるバッテリーセル自体の鎮火は困難(だが全体としての消し方は同じ)で、
        燃えずに済んだバッテリーセルは再発火防止措置が必要ってだけぽいけど。

        EVにしろガソリン車にしろ、燃える前提で作ってる訳じゃないから萌えたら有害なのはしゃーない。
        難燃性材料使ったところで燃えにくいだけで燃えても安全かはちょい違う話だし。

        • by Anonymous Coward

          EVにしろガソリン車にしろ、燃える前提で作ってる訳じゃないから萌えたら有害なのはしゃーない。

          萌えたらドラゴンが来ちゃいますしね。

    • by Anonymous Coward

      消防的には、かならず火は消さないといけない、みたいな義務感があるとおもう
      工場地帯で延焼の危険もないところの火事を必死で消したり無駄なことをしてる

      燃え尽きるまで放置するっていうことは最初から考えてない模様

      • by Anonymous Coward on 2021年11月20日 22時11分 (#4156285)

        工場地帯での火事ってまあ大体有害物質が酷いことになるやつじゃん

        • by Anonymous Coward

          住宅街でも死亡原因は焼死よりも有毒ガスの方が多いよ。

      • by Anonymous Coward

        無駄なので燃え尽きるまで放置です、って
        納得する被害者いるの?

        でもし放置により被害出たらどうすんの?
        SNSでも炎上しちゃうね

      • by Anonymous Coward

        こないだも製鉄所が火事になってたけど、鉄鉱石ばかりじゃなく、石炭も山積みだった。
        資材置き場は粉末の石炭がいっぱい散ってそう。

    • by Anonymous Coward
      鉄筋コンクリートの高架とかだと熱で鉄筋がやばいと聞いた
      消えるまで放っておくと高架の架け替えが発生して大変なことになりそう。
  • by Anonymous Coward on 2021年11月20日 23時04分 (#4156304)

    リチウムはアルカリ金属だから水は禁忌だけど
    化合物だから水掛けてもいいのか
    炭酸ガス発泡剤のほうがいい気がするけど

    ここに返信
    • by donadona (37711) on 2021年11月20日 23時49分 (#4156318)

      砂かけて埋めるとかのほうがいいけど、反応により生じる熱なんて誤差に感じちゃう程度に大量の水なら使用してOKよ。

      • by Anonymous Coward on 2021年11月21日 1時13分 (#4156338)

        まぁその結果がストーリーの第二段落で言及されてる、
        通常一ヶ月分の消火活動に匹敵する水を一件のEV火災で使った話なんだろう。

        燃え始めたバッテリーセル単体は中々火を消せる物ではないっぽいので、
        必要以上に水をかけても効果は出ないし、水が届いてなくても当然効果はない。
        そういう状態に気付かず大量に放水してしまうと水消費は際限なく増えてしまうだろうね。

        • by Anonymous Coward

          1か月分って、アメリカでは化学消防車が多くて水での消火が少ないから多く見えてるだけじゃないの?
          普通の消火でも水での消火なら数十トンは用意するので、114トンが多いと言っても1か月分という表現は大袈裟。

    • by Anonymous Coward on 2021年11月21日 0時20分 (#4156323)

      どのくらい信用できるのかは知らないけどこんな話もあるね。

      消火用の水には毒性が
      1つ出てくる問題が、消火及び燃えたバッテリーの冷却用に使われた水です。分析の結果、消火用水の化学汚染はスイスでの工業廃水閾値の70倍となりました。冷却水に至っては最大で閾値の100倍となったのです。著しく汚染された水を、適切に処理せずに下水システムに流さないようにすることが重要です。

      専門家による除染が必須
      実験の後、トンネルはプロの火災クリーニングチームにより除染されました。その後に採取されたサンプルにより、電気自動車火災後に行われたクリーニングに要した時間と方法は、適切だったと確認が取れました。しかしMellert氏は特に地下駐車場のオーナーに警告を出しています。「煤や汚れを自分で掃除しないでください。煤は大量の酸化コバルト、酸化ニッケル、酸化マンガンを含んでいます。これらの重金属は無防備な肌に重大なアレルギー反応を起こします」。電気自動車火災後の掃除は、必ず防護服に身を包んだプロに任せるべきものなのです。

      https://blog.evsmart.net/electric-vehicles/electric-vehicle-fire-in-en... [evsmart.net]

      #ガソリン車の火災の後の汚染も同じようにひどそう

    • by Anonymous Coward

      化学消防車 [wikipedia.org]に相当するものってあるのかしら
      そんなもん考えずに売れるから作ってるのだと製造物責任として糾弾されると思うんだが。

  • by Anonymous Coward on 2021年11月21日 17時44分 (#4156552)

    水が掛かるのは物体の表面だけなので、内部がまだくすぶっているってのは良くあること。
    だから火が消えてからも消防車は帰らない。

    マグネシウムが燃えているのでもない限り、水をひたすら内部に注水し続けるっていうのは有効だよ。
    某原発も、10年以上も注水し続けてる。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      ボヤった家の火の粉をあびた布団を風呂に漬けたまましろって言われるのも同じ理由だね。

      • by Anonymous Coward

        ちょっとプレイ内容がアレゲすぎてついていけません。

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