新潟県の公文書管理システムから約10万ファイルが消失。人為的ミスが原因 80
バックアップ期間も短いような 部門より
同県では富士電機ITソリューションの公文書管理システムを使用しているという。県の職員が4月10日に県の職員が添付ファイルを開けない状況になっていることに気付き、同社に調査を依頼したところ、バックアップ期間(3日間)を過ぎていたためバックアップファイルが残っていないことが分かったという。
原因は、添付ファイルの拡張子を小文字に変更する新機能を、必要な社内手続きを経ずに追加したこと。これにより、不要なファイルを削除するプログラムが約10万件のファイルを不要として削除してしまったとしている。開発担当者と運用担当者の間で情報共有もできていなかったとのこと。