IntelとArmが協業、Armの顧客がIntel 18Aプロセスを利用可能に 19
政治的な思惑も強そう 部門より
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米シカゴ大学の研究グループが唇を入出力面として用いるユーザーインターフェイス「LipIO」を発表している (研究室の紹介ページ、 論文: PDF、 Neowin の記事、 ハードウェア資料、 動画)。
LipIO は 2 層に重ねられた柔軟性のある電極アレイでできており、外側は静電容量式のタッチコントローラー、内側は電気刺激により唇に触感フィードバックをもたらす。タッチコントローラーは舌先で操作するほか、上下の唇を合わせる動作による操作にも対応する。触感フィードバックにより、目で見ることなく、手も使わない操作が可能になり、使用中に話をしても誤動作することはないという。
使用例としては手を使わないスマートドアの操作や、表示を見ずに使用可能なギターチューナー、自転車のギア切替と GPS 操作 (ナビ)、舌先だけで遊ぶモグラ叩きゲームといったものが紹介されている。触感フィードバックによりギターのチューニング時には音の高低を知ることができ、ナビの使用時には右折左折の方向を知ることができる。モグラ叩きはランダムに動き回るモグラを舌先で叩くというもので、ヒットすると触感フィードバックで知らされる。画面を見たり音を聞いたりする必要はなく、両手がふさがっていてもプレイできるが、他人には舌なめずりしているだけにしか見えなさそうだ。
使用例はいずれも上唇に LipIO を装着しているが、実際に上唇の方が操作しやすいことも確認されている。舌先による操作は特に練習しなくても 93% 程度の正確さを確保できたが、これには触感フィードバックが重要な役割を果たしており、25% 程度正確さを向上させているとのことだ。
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