Twitterで「テレビ消せばエアコンの1.7倍節電」という11年前の情報が広まる。拡散にご注意 149
ストーリー by nagazou
野村総研には最新バージョンのレポート作成を期待 部門より
野村総研には最新バージョンのレポート作成を期待 部門より
「需給ひっ迫注意報」の影響で、節電が話題になることが増えているが、これに関連してTwitterなどでは、エアコンを消すよりも、テレビを消した方が省エネ効果があるといった話題が広まっているようだ。この根拠として提示されることが多いのが、野村総合研究所が2011年4月にまとめた「家庭における節電対策の推進」という調査レポート(過去記事)。しかしITmediaの記事によれば、レポートを書いた野村総研は「当時と今では家電の性能が異なる」として、参考程度にとどめてほしいとし、情報の拡散に注意を呼び掛ける事態となっている(ITmedia)。
ただレポートの主張はエアコン使用台数削減であり、テレビの電源オフによる節電効果は強調していなかったという。ITジャーナリストの篠原修司氏などによれば、2011年8月のNEWSポストセブンが今になって共有されていることがこの話題が拡散する要因になっている模様(Yahoo!ニュース個人)。要するに情報の拡散にはご注意ということであるらしい。
ただレポートの主張はエアコン使用台数削減であり、テレビの電源オフによる節電効果は強調していなかったという。ITジャーナリストの篠原修司氏などによれば、2011年8月のNEWSポストセブンが今になって共有されていることがこの話題が拡散する要因になっている模様(Yahoo!ニュース個人)。要するに情報の拡散にはご注意ということであるらしい。
試算の目的が全然違うような (スコア:2, 参考になる)
2011年4月のNRIの試算 https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/act311/201104_fukko... [nri.com] は、福島第一原発の喪失に伴う恒常的な電力不足を踏まえたもので、専ら夏冬、世帯によっては夏だけしか使わないエアコンの電力消費を『年間』で均した結果、毎日使うテレビのそれを下回ったと考えるべき(それだって正直かなり疑わしいけど)。
これを、猛暑で~つまりまさにエアコンの稼働こそが主因で~電力供給が逼迫し各所が節電を呼びかけるタイミングで、ShareNewsJapanが拾ってきて無責任に流した https://sn-jp.com/archives/85998 [sn-jp.com] ところへ、諸悪の根源はテレビ、みたいな妄信に囚われた連中が飛びついてヘンな祭りになったと考えてる。
Re: (スコア:0)
そもそもコンサルの調査研究結果はスポンサーの求める結論ありきですよ
デジタルサイネージ (スコア:2)
Re:デジタルサイネージ (スコア:1)
東日本大震災の時は、街頭にあったオーロラビジョン系の大型画面が全消灯していましたね。
サイネージも結構消えていたけど、あの当時は数も少なかったのであまり目立たなかった印象。
変わった所ではオフィスビルによくある噴水系の施設も全て停止しましたね。
横文字の氾濫 (スコア:0)
オイルショック当時のようにテレビ放送を停波すればもっと省エネw (スコア:2)
高橋洋一チャンネル 513回 電力逼迫が問題だと言うならテレビを止めればいいじゃない [youtube.com]
節電ならテレビ局は「停波」しては 東日本大震災ではNHKが夜中実施 [j-cast.com]
テレビを消したところで待機電力はあるし影響は微々たるもの、いっそ放送を停波すればもっと大きな節電につながるよねw 特に平日の夕方なんか誰がテレビみてるのよ?
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:オイルショック当時のようにテレビ放送を停波すればもっと省エネw (スコア:4, 参考になる)
平日の夕方は子どものいる家庭では絶賛Eテレタイムなので、Eテレは残しておかないと、
エラいことになるんではないかと。
テレビに子どもの子守りをさせるなというご意見は分からなくもないですが、現実的ではないのです。
イヤ、そういうときのためのNHKプラスなのか? 停波してもやってくれるならそれでも可かと。
スマホがテレビ(みたいなもの (スコア:2)
テレビが問題なのは大画面だからで、スマホか、とにかく小型ディスプレイで済ませてれば、だいぶ省電力になる。
テレビが休もう (スコア:2)
今日東電のでんき予報で97%でたほど電力供給逼迫してるらしい。実際は90%くらい。
でんき予報 [tepco.co.jp]
エアコンは熱中症で死者でてるから止められないけど、不要不急のテレビ消すでいいんじゃない。
// オイルショックのころは昼間停波してたらしい。
NHK総合テレビ 放送終了アナウンス オイルショック昼間停波バージョン [takizawa.gr.jp]
NHKは日中(総合テレビは15・16時台[14]、教育テレビは14 - 17時台)と深夜(23時から早朝まで)に放送を休止。 [wikipedia.org]
いたちごっこ (スコア:1, おもしろおかしい)
日本の全世帯と全会社がエアコンの使用をやめればこんなバカみたいな気温にならない
ちょい昔はエアコンなんて使っていなかったはず
特に都会は都市設計をしたやつは環境には無知なんだよな
Re: (スコア:0)
ヒートアイランド現象のこと?最近あまり聞かなくなったような気がする
Re: (スコア:0)
ちょい昔エアコンなんて使っていなかったころから比べると、東京電力の販売電力量は
2倍ぐらいにはなってるからそれだけ関東圏を暖めているのは事実で要因としては
あるんだろうけど、数年前に5月の道東で猛暑日だったか高気温の日があったり
気象のパワーも無視できないんだな…。
(三日ぐらい東京大停電してみれば、気温は下がるわ夜は星がきれいだわ
いろいろな転換点になるんじゃないかとは思っているんだが)
Re:いたちごっこ (スコア:1)
昭和の時代の87年に起きた東電の系統崩壊時はピーク6400万KW位だったから
今の方が余程電力使用量抑えられているんだけどね。
おまけに事故の主犯だったインバーター制御の機器も対策されてるし。
今の電力危機の主因は広域連携の問題放置と原発にこだわるあまりに風力や系統蓄電設備の充足を
先送りし続けていた国と電力会社の怠慢ってだけ。需要はむしろ減っている。
Re: (スコア:0)
はいはい昭和の扇風機生活続けて温暖化の結果を天国で痛感してくださいね。
テレビの消費電力は、たしかに劇的に下がっているようです (スコア:1)
11年前の情報が古いのかなあと思ったので確認
2013年に引っ越したので、うちにあるのは以下の通り
・2013年製のエアコン 6畳用(省エネ基準達成率 115%(2010年度))
・2013年製の冷蔵庫 420L(省エネ基準達成率 212%(2010年)/年間消費電力量240kWh)
・2010年製のテレビ 42インチ(省エネ基準達成率 112%(2012年度))
価格コムの最新モデルで売れ筋上位の同等機種を調べると以下の通り
・エオリア CS-221DFL (省エネ基準達成率 100%(2010年度))
・置けるスマート大容量 Bシリーズ MR-B46G(105%(2021年度)/年間消費電力量250kWh)
・REGZA 55M550K [55インチ] 省エネ基準達成率 256%(2012年度)
エアコンと冷蔵庫は変わらないか消費電力増なのに対して、テレビはたしかに当時より圧倒的に消費電力が下がっているようだ
当時は液晶テレビもバックライトに冷陰極管を使っていたので、LEDでエリア制御すればここまで消費電力が下がるのかぁ、と感心
テレビはそろそろ買い替えかなぁと思うのと、エアコンと冷蔵庫は消せないのでやっぱりテレビ消します
マスコミも「10年前のテレビは驚くほど電力を消費しています!買い替えたら省エネですよ!!!」くらいテレビの前で言えば良いのに
逆張り必死w (スコア:0, 参考になる)
テレビ朝日、家庭の電力使用量グラフから「テレビ」削除で物議 「丁寧さに欠けていた」「テレビ」の電力使用量は全体の8.2% 2022年06月30日 20時37分 公開 [itmedia.co.jp]
元記事はこれでしょ? 「要するに情報の拡散にはご注意ということであるらしい。(キリッ」じゃあないだろw テレビ…w
Re:逆張り必死w (スコア:1)
テレビ朝日は玉川様の「(テレビ放送をやめろとか)うるせえよ」発言があったから、グラフの切り抜きなど可愛いものに見える。
Re: (スコア:0)
可愛いかどうかはともかくこの記事は「テレ朝がグラフを改変」ってニュースを
「経産省の古いデータが拡散中!注意!」って書き換えた教条逆張り記事なわけ
Re: (スコア:0)
ん?
「教条逆張り記事」との相関関係がよくわからないのだけれど、
ITmedia(ソフトバンクグループ)がテレ朝(テレビ朝日ホールディングス)を
庇うような書き換え記事を出しているってこと?
それともITmediaが単独で可笑しな書き換え記事を出しているってこと?
Re: (スコア:0)
スラドはどこに出てくんの?
Re:逆張り必死w (スコア:1)
話題になったのは6/27頃、タレこみがあったのは6/29
その記事は6/30
逆張りとは?元記事とは?
エアコンの消費電力なんか実測するしかなくない (スコア:0)
エアコンの消費電力なんて、カタログスペック見てもそれ以上のパワーは出せません程度の意味しかないのでは。
部屋が無限の断熱性能を持ち、部屋内に熱源がなければ、理論上エアコンの消費電力はゼロになるはずでしょう?
Re:エアコンの消費電力なんか実測するしかなくない (スコア:2, 参考になる)
テレビも全然定格ではないですよ。
55型4k液晶TVで定格が確か150W位ですが、ダイナミック設定で直射日光が直接当たると80W位から200W位に跳ね上がるので。
断熱兼ねてカーテンを有る程度閉めたり、TVのモード切替は有効かもしれないです。
# 災害と録画時の論理障害対策兼用でTVもUPS配下に居るので変動消費電力が良く見える。
プラズマTVの時は外光が当たると400Wとか軽く行ったのでこれでも省エネ。
Re: (スコア:0)
>部屋内に熱源がなければ
熱源=人のいない部屋を冷やす必要はないのでは?
Re: (スコア:0)
冷やす必要がないからエアコンの消費電力がゼロになるんでしょう?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
テレビがその部屋内の熱源だろうからテレビ消せばエアコンの仕事も軽くなるよね。
今ってCOP=3ぐらいは普通?100W熱源が消えれば30W軽くなる。
Re: (スコア:0)
今どきの家電は省エネモードとか待機電力などがあり、定格なんてあてになりません。
テレビの場合は画面輝度が自動or手動で変動し、それに応じて消費電力も大きく変わります。
エアコンの消費電力なんか実測するしかない、というなら、テレビも実測しないと駄目ですね。フェアな比較になりません。
元レポート確認した (スコア:0)
想定する節電実施率を乗算する前の節電効果の値が
テレビをこまめに消す:220%(前提条件 液晶テレビを消す)
使用するエアコンの数を減らす:130W(前提条件 エアコン1台を止める)
でこの比が1.7倍ことですか・・・。
Delete TV!
Re:元レポート確認した (スコア:1)
TVは省エネ化も進んでいるのでしょうが、大画面、高解像度化も同時に進んでいるのでさほど消費電力は下がっていないようです。
kakaku.comのランキング上位のTVを見たら188 W, 173 W, 208 Wとエアコンの最小運転より高いのは変わっていませんでした
Re:元レポート確認した (スコア:2)
テレビの定格電力ってのは最大消費電力で、
今時のテレビは絵が暗ければ発光の電力が減りますから、
平均消費電力はそれなりに低いですよ。
ソニーのBRAVIAで、年間消費電力量(1日平均4.5時間換算)から平均消費電力を計算してみましたが、
2011年モデル 液晶フルHD55型 KDL-55EX720 [www.sony.jp]: 定格消費電力171W、年間消費電力量162kWh→→平均消費電力99W
2022年モデル 液晶 4K 50型 XRJ-50X90K [www.sony.jp]: 定格消費電力170W。年間消費電力量176kWh→平均消費電力107W
2022年モデル 有機EL 4K 55型 XRJ-55A80K [www.sony.jp]: 定格消費電力351W。年間消費電力量187kWh→平均消費電力114W
といった感じ。
有機ELは自発光型だけあって、画面の明るさがダイレクトに消費電力に効くのか、
定格消費電力だと有機ELは液晶の2倍ですが、平均消費電力は液晶と有機ELでほぼ同じ。
でもって、昔ののテレビと比べて同じサイズなら消費電力はほとんど変わってません。
それでもまあ、当時よりも大画面推しが進んでますから、大画面に買い換えていればその分は消費電力は増えてると思います。
一方のエアコンについて。パナソニック エオリア について、計測ルールが2013年に変わったので、2013年と2022年で比較
消費電力量の測定ルール(JIS C 9612:2013)は冷房期間(5月23日~10月4日)、1日18時間 [jraia.or.jp]。
2013年モデル 10畳用 CS-X284C [panasonic.jp]: 冷房消費電力505W(110~1100)、冷房期間消費電力量203kWh→平均消費電力84W
2022年モデル 10畳用 CS-X282D [panasonic.jp]: 冷房消費電力515W(110~1150)、冷房期間消費電力量203kWh→平均消費電力84W
と、こちらもここ9年で性能は変わってません。
この数字だけ見ると、エアコンよりテレビの方が平均消費電力も大きいですが
平均電力が最低電力より小さいってことは、エアコン不要な気温なので止まってるって時間もそれなりにあるってことでしょうけど、さすがに真夏は止まることないと思いますし。
真夏の真っ昼間はさすがにエアコンの方が電気を食うんじゃないかなぁ。
Re: (スコア:0)
1.7倍は大間違い。正しくは3.1倍だ。的なやつか
Re: (スコア:0)
エアコンは省エネ化進んでません。そういうこと?
1.7倍かどうかはどうでもいいでしょ (スコア:0)
テレビ消せば節電効果大ってのが重要。
Re:1.7倍かどうかはどうでもいいでしょ (スコア:5, すばらしい洞察)
いや、一番大きいのは「エアコンを消すと熱中症にかかる可能性が上がるけど、テレビを消しても熱中症になる危険性は上がらない」という事
命を守るためにどっちを犠牲にするか考えたらテレビ一択だろ
Re: (スコア:0)
これ。
不要不急って奴。
録画してタイムシフトも容易だし。
Re: (スコア:0)
TV消せば家の老人が変な情報に汚染されなくなるのも重要
Re: (スコア:0)
老人から下手にTV取り上げると時間感覚が失われて痴呆進んだりするからねぇ……
Re:1.7倍かどうかはどうでもいいでしょ (スコア:1)
そんなに時間感覚が大事ならラジオでも聴いておけと
Re: (スコア:0)
「民放とYouTubeを取り上げてNetflixを与えると陰謀論が治る」ってやつでしょ
月に500円を出せるかどうかで生活や知的レベルが分かれると
Re: (スコア:0)
>月に500円を出せるかどうかで生活や知的レベルが分かれると
NHKには月2000円以上払ってるよね
Re: (スコア:0)
それ別のものに目覚めてるだけでは?>Netflix
Re:1.7倍かどうかはどうでもいいでしょ (スコア:1)
真実を伝えているのはFoxと産経とニュース女子だけ、とか言い出しそうだな。
消費電力のみ比較するのは誤り (スコア:0)
テレビ単体で電力消費するだけではなく、テレビは発熱体だからエアコンの消費電力をも増大させる。
#カタログの最大消費電力と実際の視聴中消費電力も違うしね
放送休止の前例 (スコア:0)
実は既にオイルショックによる節電で放送休止は前例があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]放送休止
>NHKは日中(総合テレビは15・16時台、教育テレビは14 - 17時台)と深夜(23時から早朝まで)に放送を休止。
>在京民間放送各局では、0時30分以降の放送を休止した
コロナ禍で飲食店虐めをしまくったテレビ局なんだから、放送休止しろって言われてもしょうがないよね。
プラズマTV (スコア:0)
家のTVは某H社の、オートターン付きプラズマTVなんじゃ。
消費電力は4桁Wなので、エアコンより大きい。
るは (スコア:0)
2011年頃の液晶テレビの消費電力は200W強で、今の液晶テレビは100W弱なので1.7倍までは行かないでしょうね、でも有機ELの消費電力は今の液晶テレビの1.5倍以上ありそうです。
やっぱり命に関わるエアコンをケチるよりも、無くても全く困らないテレビを消す方が理に適ってるんじゃないかと。
Re:NHKが (スコア:1)
NHKの放送センターは、東京都屈指の(間接的)二酸化炭素排出事業者であり、条例により東京都からその削減を求められている。
そういった小細工すら必要なのよNHKは。
Re:それより洗濯 (スコア:1)
これ [twitter.com]ですかね。
夕方はまだ電力需要が大きいので避けて、午前中か深夜に稼働させるべきでしょうね。
それにしても、「Wh/h・台」という単位にもにょる。
「稼働に要する総電力量(Wh)を稼働時間(h)で割ったということなんだろうけど
「W/台」でいいじゃん…
Re:それより洗濯 (スコア:3, 参考になる)
重箱の隅ですが、使用率の分母は「電気の使用可能量(総供給力)」であって、
実際に生産・供給している電力ではありません。
電気においては、「消費している電力 = 生産している電力」で必ず一致します。生産電力が大きくなることはありえません。
「電気は(簡単に)貯めることができない」ってのはよく聞くかと思いますが、「電気は(簡単に)捨てることもできない」んです。
ミクロで見るなら、消費されている電力以上に発電機を動かすと、負荷が軽くなって回転数が上がり、周波数が高くなったり電圧が上がったりりします。
逆に発電機を動かし足りない場合は負荷が重くなって回転数が下がり、周波数が低くなったり電圧が下がったりすることになる。
そこをフィードバックして、需要ぴったりで発電機を動かし、電圧・周波数を一定に保っており、
そのフィードバックに対応できるだけの即座に動かせる発電の余力が「供給力」。
水力は秒単位で出力調節可能
ガスタービンは分単位で出力調節可能
蒸気タービンはほぼ一定出力(蒸気を捨てて出力を下げることはできますが、急に出力を上げたりできない)
って感じで、発電所の種類によってレスポンスが違うので
需要の予測カーブにあわせて低レスポンスの発電所をコントロールしてるのが、時間帯別の供給可能能力の増減の元で、
高レスポンスな発電所の余裕がリアルタイムな「需要と供給力の差」、ということになります。