日本原子力発電、ボーリング調査結果の資料をあとから書き換える 40
また疑われるような話が 部門より
原子力発電所の運用およびそこで発電された電力の販売を行っている日本原子力発電(原電)が所有する敦賀原発2号機について、同社がボーリング調査結果の内容をあとから書き換えていたとの指摘が出ている(朝日新聞、NHK、共同通信)。
このボーリング調査は同原発のある地層を対象に2012年に行われたもの。2018年に開催された原子力規制委員会の会合に提出された資料では「未固粘土状部結」などとされていた部分が、2月7日に開催された会合では「固結粘土状部」に変わっていたという。これ以外にも、少なくとも十数カ所で記述が変わっていたそうだ。
原電側は、昨秋以降に行った調査と結果が合わなかったために書き換えたと述べており、悪意を持って意図的に変えたものではないなどと主張しているようだ。