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2017年4月15日のハードウェア記事一覧(全4件)
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テクノロジー

トラクターの修理問題がきっかけで修理の自由問題が注目を浴びる 53

ストーリー by hylom
ビジネスモデル問題 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

多くのメーカーは「ユーザー契約」に基づいて、消費者が購入した機器を傘下企業以外に修理させることを拒否している。これに対して、米国の「Repair Association(修理協会)」と呼ばれる団体は、筐体内部を開けることすらできない現状はおかしいと批判し続けてきた。今、修理協会の主張はトラクター問題の報道により注目を集めつつあるという(nprSlashdot)。

今のトラクターでは、利用のためにハードウェアとソフトウェアの2つのキーが必要だそうだ。またトラクターはGPSによって自動運転できるが、制御ソフトウェアが故障した場合は簡単には直せない。メーカーの販売代理店だけが修復のための専用ソフトウェアを持っており、修理を受けるには数百ドルのコストがかかる。このため農家の間で海賊版ソフトウェアが流通してしまっている。修理協会のGay Gordon-Byrne氏は、こうした状況は「極端なことではない」と語った。しかし、(安価で)正しい修理方法の選択肢は必要だと語った。

農家でオートショップ経営経験のあるGoodman氏は、農業経済が好調だった時期はセールスドライバーと富を分け合うこともできた。しかし、今はそうではないと語った。元記事では機器販売業者がトラクター販売数の落ち込みを相殺するため、高価な修理費用を請求するようになったという指摘もある。現在、ネブラスカ州、イリノイ州、ニューヨーク州などの米国8州では製造業者に修理ソフトウェアの販売を要求する法案を審議している。通過すれば、トラクターだけでなく、電話、コンピューター、家電製品にも適用されることになる。

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ゲーム

任天堂、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータの生産を一旦終了 47

ストーリー by headless
終了 部門より
任天堂は14日、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータの生産を一旦終了したことを明らかにした(YOMIURI ONLINEの記事Kotakuの記事)。

任天堂のWebサイトにニュースリリースなどは出ていないが、製品発表時のトピックス記事製品情報ページサポート情報ページに追記されている。生産が再開される場合は、改めて告知するとのこと。

海外版のNES Classic Editionについては、Nintendo of Americaが北米域での年内の出荷を4月中に終了すると述べているそうだ。来年になれば再度出荷されるのか、北米以外の地域でも出荷終了となるのかといった点については不明だ(The Vergeの記事BetaNewsの記事IGNの記事)。
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アメリカ合衆国

GPSタグを逃走車に打ち込んで追跡する装置、米捜査機関での導入が進む 69

ストーリー by headless
合法 部門より
逃走車の追跡が危険なカーチェイスに発展することを防ぐため、米国各地でGPSタグを対象車両へ打ち込んで追跡に使用するシステムを導入する捜査機関が増えているそうだ(FOX31 Denverの記事Consumeristの記事動画)。

スラドでも以前話題になったこのシステムは、StarChaseという企業が開発したもの。粘着性のGPSタグを圧縮空気で射出する装置とWebベースのリアルタイムGPS追跡ポータルがセットになっている。射出装置はパトカーのフロントグリルに搭載し、逃走中の車にGPSタグを打ち込む。一度貼り付いたGPSタグは簡単に取り外せないため、GPSで追跡して車両が停車したところで確保すればいい。

このシステムは既に30州以上の捜査機関が導入しており、導入9か月が経過したコロラド州アーバダの警察では、85%の命中率だという。導入には警官のトレーニングを含め、パトカー1台当たり約5,000ドルかかり、2年目からの費用は1,000ドルかかる。StarChaseの製品と直接競合するシステムはないが、捜査機関の資金不足が競争相手になっているそうだ。

米国では合衆国憲法修正第4条で不合理な捜査が禁じられているが、装置を意図したとおりに使用する限りは合法であることは、アメリカ自由人権協会(ACLU)も認めているとのことだ。
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統計

Gartnerは減少と推計し、IDCは増加と推計する2017年第1四半期PC出荷台数 63

ストーリー by headless
増減 部門より
GartnerとIDCが2017年第1四半期のPC出荷台数の推計値を発表しているが、Gartnerは前年比2.4%減、IDCは0.6%増となっている(GartnerのプレスリリースIDCのプレスリリースDIGITIMESの記事On MSFTの記事The Vergeの記事)。

Gartnerのデータでは第1四半期のPC出荷台数は6,218万台。2007年以来初めて6,300万台を割る四半期になったとのこと。ベンダー別の順位は1位がLenovo(1,238万台)、2位がHP(1,212万台)で、以下Dell(935万台)、Asus(455万台)、Apple(421万台)、Acer(419万台)が続く。

IDCのデータでは第1四半期のPC出荷台数は6,033万台。前年比の増分は0.6%と小さいものの、2012年第1四半期以来初の増加だという。ベンダー別の順位は1位がHP(1,314万台)、2位がLenovo(1,232万台)でGartnerとは1位と2位が入れ替わっている。3位のDell(957万台)は同順位だが、4位がApple(420万台)、5位はAcer(412万台)であり、Gartnerで4位のAsusはランキング外の6位以下となっている。

IDCによれば、日本では健全なマクロ経済とPC入れ替え時期の到来により、特にビジネス市場で出荷台数が復調しており、2014年第2四半期以来の前年比増になったとのこと。

両者のデータの違いは、集計対象が異なるためのようだ。GartnerのデータではデスクトップPCとノートPCに加え、Microsoft Surfaceのようなプレミアム価格帯のウルトラモバイルPCを含む一方で、ChromebookとiPadは除外されている。IDCのデータでは、デスクトップPCとノートPC、ワークステーションが対象となっており、デタッチャブルを含むタブレットやx86サーバーを除外している。

The Vergeの記事では、GartnerとIDCの差はChromebookによるものだと予想する。IDCではChromebookの具体的な出荷台数に触れてはいないが、米国のビジネス向けPC市場ではChromebookが増加していると述べている。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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