
Microsoft 曰く、非サポート CPU でも Windows 11 はインストール可能だが、更新プログラムが提供されるとは限らない 81
ストーリー by headless
可能 部門より
可能 部門より
比較的新しい世代の CPU のみをサポートする Windows 11 だが、Microsoft は ISO ファイルを使用すれば非サポート CPU にもインストールできると述べる一方で、このような環境にはセキュリティパッチやドライバーを含む更新プログラムが提供されない可能性があると述べているそうだ (The Verge の記事 [1]、 [2]、 [3]、 The Register の記事、 Windows Cental の記事)。
Microsoft が Windows 11 正式発表時に公開したシステム要件では Intel の Kaby Lake Refresh (第8世代) 以降および AMD の 第1世代 Zen の一部と Zen+ 以降のみがサポートされ、5 年前の CPU がサポート外となる事態が衝撃を与えた。リストは 8 月 27 日に更新されたが(AMD、Intel)、追加された CPU の大半は新しいものであり、古い CPU で追加されたのは Intel の Kaby Lake (第7世代) Core プロセッサーの一部とSkylake (第6世代) のXeon W プロセッサーにとどまる。AMD の第 1 世代 Zen の追加も検討したが見送ったとのこと。
Windows Insider 向けの提供が 8 月 27 日に再開された「PC正常性チェック」アプリでは、Windows 11 の互換性チェックで CPU のサポート状況も確認できるようになっているが、Windows 11 Insider Preview を ISO イメージでインストールする場合に CPU のチェックは行われていないようだ。Windows 7 ~ 10 でサポートされる CPU のリストでも Intel は Broadwell (第5世代) 以降のみが掲載されており、Windows セットアップが CPU をチェックしているとは思えない。
Microsoft は Windows 11 の要件を満たす PC を使用するメリットとして、信頼性とセキュリティ、互換性の向上を挙げている。その一方で要件を満たさない PC にもインストール可能だと明言し、セキュリティ更新プログラムを提供しないというのもちぐはぐな気がする。Windows 7 / 8.1 を実行する Skylake 搭載 PC は特定メーカー製品を除いて Windows Update が利用できないという話もあったが、実際にはどうだったのだろうか。
Microsoft が Windows 11 正式発表時に公開したシステム要件では Intel の Kaby Lake Refresh (第8世代) 以降および AMD の 第1世代 Zen の一部と Zen+ 以降のみがサポートされ、5 年前の CPU がサポート外となる事態が衝撃を与えた。リストは 8 月 27 日に更新されたが(AMD、Intel)、追加された CPU の大半は新しいものであり、古い CPU で追加されたのは Intel の Kaby Lake (第7世代) Core プロセッサーの一部とSkylake (第6世代) のXeon W プロセッサーにとどまる。AMD の第 1 世代 Zen の追加も検討したが見送ったとのこと。
Windows Insider 向けの提供が 8 月 27 日に再開された「PC正常性チェック」アプリでは、Windows 11 の互換性チェックで CPU のサポート状況も確認できるようになっているが、Windows 11 Insider Preview を ISO イメージでインストールする場合に CPU のチェックは行われていないようだ。Windows 7 ~ 10 でサポートされる CPU のリストでも Intel は Broadwell (第5世代) 以降のみが掲載されており、Windows セットアップが CPU をチェックしているとは思えない。
Microsoft は Windows 11 の要件を満たす PC を使用するメリットとして、信頼性とセキュリティ、互換性の向上を挙げている。その一方で要件を満たさない PC にもインストール可能だと明言し、セキュリティ更新プログラムを提供しないというのもちぐはぐな気がする。Windows 7 / 8.1 を実行する Skylake 搭載 PC は特定メーカー製品を除いて Windows Update が利用できないという話もあったが、実際にはどうだったのだろうか。
どっちかというとこっちのほうが関連ストーリーかな (スコア:5, すばらしい洞察)
旧型AtomはWindows 10 Creators Updateの対象外
https://hardware.srad.jp/story/17/07/21/0628214/ [hardware.srad.jp]
Re:どっちかというとこっちのほうが関連ストーリーかな (スコア:1)
ちなみに対象Atom以外のCPUでWindows 10 1607を使い続けようとするとKB4132216以降のWindows Updateが強制的に失敗するようになる
そんなに「ちぐはぐ」? (スコア:4, 参考になる)
要件を満たす環境では信頼性が高く、満たさない環境ではそうではない、というのは別におかしくないと思うけど。
で、満たさない環境で特有の問題が発覚したとしても、それに対するパッチはWindows Updateで提供しないかもしれない、ってことでしょ。
ちぐはぐかなあ?
Re: (スコア:0)
セットアップもリリース版じゃない(仕様も未確定からCPUチェックを作り込む意味もない)からたまたまインストール出来ただけだし。
未保証な環境では鼻から悪魔が出ても仕方ないよね。
Re:そんなに「ちぐはぐ」? (スコア:1, 参考になる)
インストールを開始します。
HDDを再フォーマットしますか?書き込まれているデータは失われます(Y/N)
フォーマットを完了しました。
非サポートCPUを検出しました。
インストールを中止します。
Re:そんなに「ちぐはぐ」? (スコア:1)
インストールを開始します。
HDDを再フォーマットしますか?書き込まれているデータは失われます(Y/N)
フォーマットを完了しました。
非サポートCPUを検出しました。
インストールを中止します。
その後にSurfaceの購入ページヘの案内で
「今買いますか?/後で買いますか?」
となりいずれ更に
「購入しておきました」
になるんですよね
Re: (スコア:0)
甘い
>インストールを開始します。
>HDDを再フォーマットしますか?書き込まれているデータは失われます(Y/N)
>フォーマットを完了しました。
インストールが完了しました。再起動します。
インストールまでは正常に終わって、実際に起動する段になって
Windowsエラー:非対応のCPUです。
になるくらいじゃないと
Re: (スコア:0)
インストール完了して初回起動時にBSoDになるのが一番それっぽいと思うよ。
Re: (スコア:0)
背景が黒くなったそうだけど略称がBSoDのままで済むのは良いことだ。
Re: (スコア:0)
アップデートしたら不具合が出るとかもありそう
自宅のskylakeにTPM 2.0回避させて11入れて使ってるけど (スコア:3, 参考になる)
2か月程度自宅用で使い続けてふつーに動いてます
OSのクラッシュは今のところ全くなく、アプリのクラッシュもアプリ固有の原因と思われるものが再現性がないレベルでごく稀に発生する程度
安定性は10と同じです。
パッチも降ってくる。
TPM2.0使えない以上、動作環境として提示されているPCとセキュリティが同等になるわけはなく、そもそも搭載されてないセキュリティ機能に充てるパッチはないでしょう。
また動作環境外について詳細に解説するものでもないので、よくわからない説明になってるのかと。
非サポートのCPUだと、カーネルエラーが3割とかだろ? (スコア:1)
正直、さっさと切り捨てて欲しいよな
古いマシンはWindows10使ってけばいいじゃんよ
Re:非サポートのCPUだと、カーネルエラーが3割とかだろ? (スコア:5, すばらしい洞察)
非サポート環境ではクラッシュが52%増加するそうだけど、サポート環境では99.8%はクラッシュがないという情報が一緒にある。つまり非サポート環境でもだいたい99.7%はクラッシュしない。
「アストラゼネカワクチンの副反応で血栓症が発生した患者の22%が死亡」並みにひどい数字の見せ方だと思う
Re:非サポートのCPUだと、カーネルエラーが3割とかだろ? (スコア:1)
Ryzen 5 2400GあたりのPCだとまだ導入から2年ちょっとだったりするところも多いので、古いと言われると苦しそうね。
Re:非サポートのCPUだと、カーネルエラーが3割とかだろ? (スコア:1)
3400G持ちだけど同意
非サポートCPUとしては(たぶん)最新世代なんだよな・・・
Zen2APUに載せ替えたいけどDeskminiA300ではそれも叶わない
Re: (スコア:0)
3400Gは、サポートされていますよ。PC正常性チェックでも、確認できます。
Re: (スコア:0)
情報感謝です
本当だ、公式の対応リストにあった
https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/design/minimum/suppo... [microsoft.com]
Ryzenは第2世代からと聞いたからてっきりダメかと
Re: (スコア:0)
個人向けなら別に好きにすれば良いけれど
大量導入している企業だとWindows10のEOLまでにで調達が間に合わないとか普通に起こりそうだよな。
Re: (スコア:0)
サポートしてない環境って5年前とかだろ?
そんなの、Windows10EOLまでにマシン自体リプレースしてないと話にならんぞ。
Re: (スコア:0, フレームのもと)
計画的にリプレースしてる企業ならEOLまでに間に合わせるでしょ。
買う金すら捻出できないような零細企業は事業を畳んだほうがいい。
Re: (スコア:0)
そんな所はリースだろうから更新時に自動で対応PCになると思うんだ。
Re: (スコア:0)
Vista capableを思い出すな
つまり (スコア:0)
ISOイメージからインストールするとWindows Updateとおさらばできるってこと?
Re:つまり (スコア:3, 参考になる)
普通に考えると
・そのサポート外の環境固有のセキュリティパッチが提供されるとは限らない(されないとも言い切ってはいない)。
・そのサポート外の環境ではテストが十分行われていないことから、Windows Update後にトラブルが発生する可能性が従来より高い。
ということでしょうね。
Re: (スコア:0)
ISOイメージからインストールするとWindows Updateとおさらばできるってこと?
要はAndoroidのようにしたいんじゃないかな
GoogleがPixel用を公開しベンダーが各自OTAみたいなかんじで
Surface用だけにしたいんじゃないかと
Re: (スコア:0)
もし完全にWindows Updateから解放されるなら、一部(?)のユーザーからは大歓迎されるでしょうね。
でもきっとどうせ、Updateはされなくなるけど定期的な不意の強制再起動はなくならないって落ちになりそう。
Re: (スコア:0)
CPUのマイクロコードのアップデートは対象外になる可能性があるな。
Re: (スコア:0)
CPUのマイクロコードアップデートって、BIOSを最新にすると、BIOS側でやってくれることが多いので、
OS側でやらなくてもいい場合が多いと思うよ
BIOSアップデートせずに古いままのPCにはOSでアップデートしてる
Re: (スコア:0)
BIOSのアップデートって当てにならないの
たとえば俺のはSpectrumの後にBIOSのアップデートが出なかった
Re: (スコア:0)
ちがうよ。まだまだSandyで行けるって言ってくれてるんだよ。
Re: (スコア:0)
「もうゴールしてもいいよね?」
「どうぞどうぞ!!」
# MSDNのWindows10 iso imageなら毎月更新。
# という事は11になってもそうなら…(やめなさい
使われていない機能を理由にサポート打ち切りが受け入れられない (スコア:0)
さすがに各所から苦情殺到したんだろうなー
CPU性能って観点だと10年くらい前から上昇してるわけではないのだし。(ローエンドは逆に省電力化で下がってるくらい)
Re:使われていない機能を理由にサポート打ち切りが受け入れられない (スコア:2, 参考になる)
気づきづらいだけで意外と性能は向上し続けている。
気づいたら最新のローエンドCPUのほうが性能が上だったり。
Re:使われていない機能を理由にサポート打ち切りが受け入れられない (スコア:1)
CPU性能は2018までは確かに停滞だったけども、この2年ちょいですごく上がったけどね。ローエンド含めて。
最新世代のCeleronはIvyのi3ぐらいの性能はあるので、普通に困らない。
Re: (スコア:0)
それは性能が上がったというよりローエンドのコア数を増やしただけのような気が・・・
AMDの方は性能向上させたけど。
Re: (スコア:0)
それは性能が上がったというよりローエンドのコア数を増やしただけのような気が・・・
これよな。
Intelの過去10年はほぼコアあたりの価格を下げて提供してるだけ。
Re: (スコア:0)
ところが、Celeronはコア数は増やしてないんだよ、所謂Atomの生まれ変わりは4C/4T、Coreシリーズの使いまわし(選別落ちまくり品ともいう)は2C/2Tとここは頑なに変えない。
Re:使われていない機能を理由にサポート打ち切りが受け入れられない (スコア:1)
それが、そうでもないのよ。
Passmark値で同じIvy BridgeのCerelon G1630だと2.8GHzで1646 [cpubenchmark.net]に対して、Core i3-3250だと3.5GHzで2329 [cpubenchmark.net]と
クロック差25%に対し、性能差約41%で(当たり前だが)どちらともCore i3が勝ち、HTあり/なしもちゃんと見える順当な結果なのに対して、
ひとつ前のCoffee LakeのCeleron G4920だと3.2GHzで2406 [cpubenchmark.net]でクロック差は約10%Ivy Core i3が勝っているにも関わらず、HTなしでスコア逆転していし、
最新のRocket LakeのCeleron G5905に至っては3.5GHzで2846 [cpubenchmark.net]と同クロックでHTなしなのにも関わらず、Ivy Core i3に対して22%の大差をつけて勝ってる。
いかにこの2,3年で素のIPCが向上したのが分かると思う。
Re: (スコア:0)
明らかにRyzenのおかげだな。やっぱ競争は必要だ
Re: (スコア:0)
苦情殺到というか、「じゃあ買い替えない」という反応が思ったより強かったんじゃないかねえ。
でも、一部非対応の企業なんかだと、混在させてサポート量肥大化させるくらいなら全部10のままってのは妥当な選択だし。
個人的にも買い替え時期未定。現状は最大限10を引っ張る予定。
# Ryzen5 2400Gを買って数年しか経ってない。ゲームしないし、必要性が全くないから。
Re: (スコア:0)
機器をゴミにする速度がどんどん上がってるね
いったいどこが向上してんのか知らんが
歴史に学ぼう (スコア:0)
ODP下駄復活
# ターボエンジンが如くノートから突き出る雄々しい仕様
サポートしないということは (スコア:0)
その環境でのテストも当然行われないわけで、当該環境を文鎮化させるリスクを負ってまで更新プログラムを自動的に送り込みたくないのは当然だと思うが。第6世代Core以前ではサポートされていないCPU命令を無条件に使ったモジュールをリリースするとか普通にありそう
Meltdown/SpectreにOSで対応してるの? (スコア:0)
OSで対応しないので、脆弱性の影響を受けないCPU使ってください、とかはありだとおもう
Re: (スコア:0)
本当はそう言いたいんだけどこういううるさい輩がいるのでな [wired.jp]
Re: (スコア:0)
ここスラドにも似た主張の人がいましたね。
ひとつ前のバージョンと同じHW要件であるべし、って。
Re: (スコア:0)
ここに下げよう。ちゃんとWUがサポートしてる機器構成は絞っておいて、「ちゃんとした」ところはそれに準拠しろと。
民生の「そこまでじゃない」機器は、自己責任でWin11~を使ってもよい(licensed but not supported)と。
結局、WUがサポート対象にするかどうかって意味に聞こえた。ソースはみてない。
ISOからインストールした場合のチェック (スコア:0)
起動中のOSからインストーラーを実行した場合、コア数のチェックは行われる(コア数1のVMではインストールを弾かれて、コア数を2に増やしたら通った)。なおインターネットに未接続だとエラーメッセージが空になって原因がわからないことが判明した。メッセージはインターネットから取得しているらしい。
CPUは第6世代Coreなので、サポート対象CPUかどうかのチェックは行われていない。クロック数(1GHz)とメモリ(4GB以上)とストレージ(64GB以上)はすでに条件を満たしていたのでチェックしているかどうか不明。レガシーBIOSで仮想TPMもないVMなので、セキュアブートとTPMのチェックは行われていない。DirectX12とWDDM2に関してはそもそもInsider向けに再公開されたPC正常性チェックアプリでも [microsoft.com]チェックの対象になっていない。
ISOから起動してインストールした場合は、コア数のチェックすら行われていない。
VM環境の例外 (スコア:0)
実マシン環境と仮想マシン環境とで、チェックの内容が異なるようだ。大概、仮想マシン環境の方がチェックが甘い。
Re: (スコア:0)
PC正常性チェックアプリはInsider Preview非参加の実機でも実行してみたのでDirectX12とWDDM2のチェックを行っていないのは間違いないと思う