日本軽金属に対し、水力発電所を目的外に使用しているとの指摘 37
ストーリー by hylom
どういう落とし所に 部門より
どういう落とし所に 部門より
日本軽金属は静岡県や山梨県内に4つの水力発電所を設置している。同社は蒲原製造所でのアルミ精錬に必要な電力を賄うためとの目的で水利使用を申請、許可を得ていたが、現在蒲原製造所ではアルミの精錬を行なっておらず、同社は発電した電力を売電していると静岡新聞が報じている。
水利使用計画説明書では売電については記述されておらず、国土交通省は水利権の目的外使用の可能性があるとして調査を行う方針とのこと。
静岡県ではかつてダムや水力発電所の建設によって大井川の水流が激減する問題が発生しており、また現在建設が進められているリニア中央新幹線についても大井川の水流が減少する可能性のある湧き水の処理を巡って対立が発生している(過去記事)。