カメラ市場の縮小傾向は続くのか 124
ストーリー by headless
縮小 部門より
縮小 部門より
danceman 曰く、
2013年はカメラ産業にとって過去最悪の年といわれたが、2月2日にカメラ映像機器工業会(CIPA)が発表したデータによると、2014年も縮小傾向が続いていたようだ(2014年デジタルカメラ生産出荷実績表: PDF、 2014年レンズ交換式カメラ用レンズ生産出荷実績表: PDF、 LensVidの記事、 本家/.)。
2013年に前年比36%減だったカメラの総出荷台数が2014年には31%減となり、2013年に12%減だったレンズ交換式カメラ用レンズの総出荷数が2014年には14%減となっている。人口に対してカメラ市場の大きい日本がカメラの総出荷台数の13%、レンズの総出荷数の14%を占めているが、地域別シェアが増加したのは日本を除くアジア地域だけとなっている。
コンパクトカメラは絶滅に向かっており、2010年に1億800万台だった出荷台数が2,900万台にまで減少。2012年にIDCは2014年のミラーレス一眼カメラの出荷台数を少なくとも1,300万台と予測していたが、実際の出荷台数は300万台にとどまる。市場シェアは2013年の5%から7%に増加したものの、宣伝の効果はあまりなかったようだ。
高機能カメラ付き携帯電話の普及と経済危機がカメラ売上げ減少の原因とみられており、2015年もカメラ市場の縮小傾向が止まる様子はなさそうだ。
CIPAの予測では、2015年のカメラの総出荷台数は前年比20%減になるとのことだ(プレスリリース: PDF)。
似てると思った。 (スコア:4, 興味深い)
現実はカメラ+カメラ内蔵デバイスの普及ほど、その高性能を求める人が多くないのでしょう。
私もその一人で、ちょっと珍しい場面や場所、庭の花が咲く季節には写真を撮ることもありますが、
アマチュアカメラマンと呼べるレベルではありません。
むしろ、ちょっと編集して特定の相手に送信/不特定の目に入るところにアップできる機能の方が重宝しています。
そういう意味では、今までコンデジなど使っていた層が、もっとちょうど良いものを見つけて移って行くのは自然な流れですね。
って、なんか「PCが売れない」話題で殆ど同じような流れを聞いた様な……
Re:似てると思った。 (スコア:2, 参考になる)
かつてデジカメが普及した理由で重要なものは「画質が良いから」ではなく、「撮ったその場で見られるから」だったと思う。
その結果撮影後に写真店で現像する工程は不要になったが、じっくり見るためにはPCに移したり、やはり写真店でプリントしたり
する手間は残った。
スマホカメラによって、さらに「大きな画面でよりきれいに見られる」(最近の大型化したスマホでは、従来の写真プリント
のサイズとそんなにそん色ない)、「撮ったその場で友達や家族に写真を配れる」(写真やでプリントしなくてもよい)と
いったさらに大きな利便性が加わり、その結果としてカメラからスマホへの移行が進んだのだろう。
質に関しては、Lサイズ~はがきサイズでのプリントだったら10年前のコンパクトデジカメでもまるで問題ないし、
現在のスマホならそれくらいの質は確保できているので、カメラ側の画質アピールはむなしいものと思う。
などと、分かりきったことを書いてみた積りだが、趣味の対象としては愛着がわかないということもあるのかも。
Re:似てると思った。 (スコア:1)
失敗してもスグ消して撮り直せる便利さからでしたね。
今思えば、あれだけ流行った使い捨てレンズ付きフィルムも、数えるほどしか買ってない記憶……。
画面の大きさは盲点でした。
たしかに軽くググるとL版がほぼ6インチですね!
縦横比は多少異なりますが、ほぼデジタルインスタントカメラ状態ですね。
今のカメラ便利すぎ (スコア:3, 興味深い)
売れない理由として、スマフォ内蔵カメラの高性能化というのは大きいと思うけど、一眼レフにしてもコンパクトカメラにしてもカメラ自体が完成されたというか便利すぎるのも一因と思うけど。
一眼レフを例にすると、1980年代頃では標準レンズか標準ズームとセットで買って、望遠や広角のレンズやストロボなどのアクセサリを次第に買いそろえてシステムを組んでいく、というのが一般的だった。で、腕も上がってきたと思えば、ニコンで言えばFEからF3といった上級機に移行する人も結構いた(中高生の頃、親のお下がりでFEやらAE-1とか持っている級友が結構いたなあ.高校時代、写真部の先輩は『カメラは一生モノだからいいものを買え』と言っていた・・)。
今ではレンズセットで組まれているレンズで、常用域はカバーできるし、内蔵ストロボはついているし、そもそもイメージャーが高感度なので自然光だけでも結構撮れるから、普通のユーザーならレンズやアクセサリを買い足す必要は無い。
デジタルカメラの技術も実用上完成域といえるぐらいになってきていて、画質も性能も十分で本体を買い換える必要性も少なくなってきているように思う。
コンパクトカメラも、オールインワンですんでしまう点は一眼レフより一歩進んでいるし、競合はスマフォのほか、デジタルビデオカメラ、タブレット・コンピュータなんかもあって、より厳しいと思う。
1980年代末頃から始まった本格的な操作の簡便化と、デジタル化による取り扱いの良さの向上で、ここ十数年はそれまでカメラに興味の無かった層も買い求めていたんじゃないかしら。
なので、カメラについては、ここ十数年ぐらいの売り上げが異常であって、今は普及が一段落して正常に戻る過程のように思いますね。
//Nikon D750、良さそうですね。欲しいなあ。
Re:今のカメラ便利すぎ (スコア:1)
それもあるけど、技術革新が早すぎてユーザーが困惑してるってのもありそうかな
それこそ数年前のハイエンドモデル並の性能に近いものが、今ではエントリーモデルでも使えたりするから
銀塩カメラの頃はそこまで急激な技術革新がなかったから、どんなモデルであれ、結構長い間、同じ立ち位置だったと思う
# D750なー、機動性もあるし機能的には十分なんだけど、コンパクトフラッシュ使えないから連写するような使い方でRAW書き込みまでやるとSDの限界に泣かされるよ
# じっくり腰を据えて1枚取る、ってスタイルならDfのほうが面白い気がする。
Re:今のカメラ便利すぎ (スコア:2)
>銀塩インフラが身近から消滅したり手が届かない価格帯になるまでは
>このまま続けようと思ってる。
全く同感。
実は、すでにリバーサルフイルムの現像が地元ではできなくなってしまってるんだけど、いろいろ考えるとフィルムになるね。
デジタル一眼レフも、デジタルコンパクトカメラも持っているんだけど、なんか楽しさが足りない。
高校時代に買ったNikon New FM2と単レンズ数本で楽しんでます。
スマホで十分 (スコア:2)
運動会ですらスマホで子供を撮っている親が増えている現状を見ると、
カメラ本体はどんどん不要になるでしょうね。
観光地でも、でかいカメラを持っている人は写真を撮りに来た人なんですよね。
観光に来る人は、スマホしか持ってないです。
写真を趣味や仕事にするような人を増やさないと、大きなカメラが生き残る道は無いでしょうねぇ.....
Re:スマホで十分 (スコア:1)
考えようによっては『写ルンです』とかコンパクトフィルムカメラが普及する前の時代、
すなわちカメラ市場がプロフェッショナルやカメラ自体を趣味とするユーザーが主体の
マーケットに戻りつつあるだけのような気もする。
Re:スマホで十分 (スコア:1)
> 「スマホしか持っていない」
引きこもりの俺でもその前のセンテンスくらいは目に入るぞ…
安いコンパクトデジカメは設計が安易 (スコア:2)
いろいろ機能を増やしたのに、ボタンやダイヤルやパネルなどを増やさないのままだから、限られた操作系に多数の意味を重ねることになり、
ターゲットとなるライトユーザーにとっては、複雑で理解されず機能を増やした価値が無い。
ヘビーユーザーにとっても無駄な手間が多くなり、基本性能もいまいちなので選ぶ価値が無い。
それならフルオートでいいしスマホで十分となってしまう。
方向性を明確にできてる機種以外は売れなくて仕方ないと思います。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
とりあえずCP+を見に行こう (スコア:2)
むしろカメラが人類史上最高に普及している今日で (スコア:1)
なにを嘆いているのか分からない。
Re:むしろカメラが人類史上最高に普及している今日で (スコア:5, 興味深い)
「カメラが人類史上最高に普及している」(#2757324) という意見に賛成。
一般人がスマホ付属のカメラで満足して1割か2割の芸術志向の人がカメラ専用機
という現状で十分な気がします。じゃ日本企業の経済にとってどうかというと、
日本製スマートフォン部品がソニーなどから多数出荷されているらしいので
(統計が見当たりませんけど)この先5年は大丈夫と勝手に想像しています。
参考になるのは世界のスマートフォンを支える日本の部品メーカー [icr.co.jp]2013年5月記事
日の丸スマホ苦戦でも潤う部品メーカー [ascii.jp]2014年5月記事、
...日本頼りの世界のスマホ、新興メーカーがソニーやシャープ部品を次々採用 [livedoor.com]2014年7月記事です。
日本製カメラが苦戦しそうなのはGoPro的アクションカメラですね。
ほかには今後伸びそうな自動車ドライブレコーダ(台湾製が多い?)、
カプセル内視鏡(日本製とイスラエル製が競争?)や住宅向け監視カメラが気になります。
(今後は運動会専用カメラがさらに激しい進化をするとか?)
(ストレージのサービスはPicasaやFlickrを超えた次世代が何か出るでしょうか...)
Re:むしろカメラが人類史上最高に普及している今日で (スコア:2, 興味深い)
彼らの目的は「カメラの普及」ではなくて「カメラを販売することによる利益」ですので
Re:むしろカメラが人類史上最高に普及している今日で (スコア:1)
>カメラ「市場」の縮小であって「需要」の縮小じゃないからね
いや市場規模でも過去最大じゃない?
(カメラ単体には拘らない)
カメラ市場の定義は、カメラ専業メーカとイコールでしょ。 (スコア:1)
そもそもカメラ市場の定義から、カメラ市場=カメラメーカ とほぼ同義語であって。
カメラ機能という定義で、考えるとむしろ市場は増えている。
スマートフォンもタブレットについているのも、ドライブレコーダにしても、バーコードリーダ
指紋認証装置も、ソニーの肌の状態確認マシンもみんなカメラ市場だろう。
専業独占体制が崩れただけで、市場が減っているわけではない。
むしろ、今まで胡坐かいてた専業メーカが騒いでいるだけ
Re:カメラ市場の定義は、カメラ専業メーカとイコールでしょ。 (スコア:1)
指紋認証装置はさすがにカメラやないやろ。
やはり光学レンズと可視光に反応するイメージセンサがないとカメラとは呼びにくい。
Re: (スコア:0)
今まで胡坐かいてて、そんで今騒いでるメーカーって
具体的にどこだろう?
Re: (スコア:0)
アグファとかハッセルブラッドとかかな
(騒ぐ元気はないかもしれないけど)
減っているのはカメラだけじゃないっしょ? (スコア:1)
カメラ以外でもスマホに取り込まれたものは何でも市場が縮小したり消滅しつつあるんじゃないか?
思いつくものだけでも、携帯音楽プレイヤー、時計、電子手帳、電子辞書、パソコン、カーナビ、電子黒板、ボイスレコーダー、電卓・・・などなど。
これまでは緩やかな世代交代だったのが、急にスマホに収斂していってる最中なんだと思うんだけど、次の世代は何に取って代わるんだろう?
普及しきった上に、買い換える理由がない (スコア:1)
殆どの人にとってデジカメの性能なんて10年前のもので充分で、買い換えたいと思うことが無いんじゃないかなあ。
たぶん根本はこれで、それの派生で「ケータイのカメラで充分」とかがあるんだと思う。
どこぞの基幹ソフトウェアみたいに、「全人類に告ぐ。サポート切れますので買い替えてください。」などと強制買い替えをさせる仕掛けを
スマホ含む全カメラに仕掛けないと販売台数の回復は不可能だと思う。
色々と分かりにくい。 (スコア:0)
>2013年に40%減であったカメラの売上が、2014年には31%減となった。
>また2013年に20%減であったレンズの売上は、2014年に12%減となった。
これ減少に歯止めがかかってるって事ならむしろ売り上げ回復してるよね。ある年を100%とした場合に40%、31%と減って行ってるって事?
>コンパクトカメラは廃絶の一途を辿っており、出荷台数は2010年の1億800万台から、2014年には2900万台にまで減少。
これはよく分かる。光学の高倍率ズームやタフカメラ系以外は消えていくのみ。
ミラーレス一眼の推移についてはそもそも米調査企業IDCの予想がめちゃくちゃだったんじゃないのかと。
前年比 (スコア:0)
ある年を100%とした場合に40%、31%と減って行ってるって事?
そんな感じの事象を表現したいのであれば「nポイント減」といった「ポイント」を使用するべきですね。
Re: (スコア:0)
いろんな意見があちこちにあって、どこにぶら下げるか迷ったけど、まあここに。
光学の高倍率ズームやタフカメラ系以外は消えていくのみ。
ミラーレス一眼の推移についてはそもそも米調査企業IDCの予想がめちゃくちゃだったんじゃないのかと。
頑丈コンパクトカメラは絶対残ると思うけど、高倍率ズーム以外にも、いわゆる高級コンパクトも残るんじゃないかなあ。すまほやタブレットより良いってことで買う層がいると思う。GR Digitalとか、プロから金持ち素人まで全部が使うわけだし。
そういや、高倍率ズームというと、コンパクトというより、形状的には、一眼レフの本体とレンズがくっついたような形というイメージだけど。レンズがどうしてもある程度大きくなってしまうし。
ミラーレスは、これからゆっくり時間をかけて、じゃね? 思ったほどスタートダッシュは無かったけど、まあ、大本命かと。
典型的な「市場の失敗」の例 (スコア:0)
デジタルカメラの性能はレンズで決まる。
しかし、
安易な画素数追及
無意味なコストカット
意味不明な機能追加
による市場全体の「安物化」によって、市場が「安物・低スペック品でよし」という風潮になってしまった。
これはカメラメーカー マーケティング部門の責任でもある。
Re:典型的な「市場の失敗」の例 (スコア:3, 興味深い)
いや、客のニーズがそっちだっただけ。
大半の客が手軽に撮れれば良かったのですが、今までは、「カメラ」しか無かった。
それが、今ではケータイ? でも写真が取れるので、わざわざ「カメラ」を求める必要が無くなったと。
高価な一眼レフ市場はそれなりに残るでしょうが、コンパクトカメラの大半は、ケータイのカメラで良かっただけと思う。
オーディオも似たようなもので、一時、音質がどうのこうのと言っていたが、
それが本当に重要なのは一部のユーザーで、大半は聴ければ、良い。
まあ、カタログスペックに踊らされている人も多いで、マーケッティングの問題と言えば、問題だが。
同じ値段なら、高品質が良いけど、(実は分かってない)
安くて手軽なのがあれば、それで良いのも現実。
まあ、スマホとかが、優先順位高なので、カメラに使うお金が無い現実もあるでしょうが。
Re: (スコア:0)
デジタルカメラの性能はレンズで決まる。
それは、センサの性能がレンジの性能に追いついた今だから言えること。
Re:典型的な「市場の失敗」の例 (スコア:1)
「性能」が具体的に何を表すかにもよるけど、
レンズの性能を一部センサー部で補う事は出来るけど、追いつく事は出来ない。
歪曲収差をデジタル処理で補完させることでレンズの枚数を減らし、
軽量化を、低コスト化を実現させているなど実例はあるが。
これはセンサーというよりチップ側の性能だけど。
レンズの性能を比較するならば、出来上がりの写真の質と考えて良いと思う。
写真の表現力の幅は端的には絞りとシャッター速度の組み合わせの幅で決まる。
レンズの明るさは露光量に影響を及ぼすが、スマホやコンデジのレンズの明るさと
一眼につけるようなレンズの明るさは全く違う。
追いついたと言えるのは見る側、使う側の知識や要求が低いだけのこと。
Re: (スコア:0)
全く同感です。
スマホ写真は数学的な補正しまくってるから、あれを本来の意味での「写真」と呼べるか甚だ疑問です。
Re: (スコア:0)
初代GR digitalの時代からGRシリーズ使ってるけど、あの頃からレンズは決定的ファクターでしたよ。
Re: (スコア:0)
東芝のアラカルトの時代からです
Re:典型的な「市場の失敗」の例 (スコア:1)
それは、レンジや!!!
僕もう疲れたよ、パトラッシュ。
Re: (スコア:0)
旅行好きのおばちゃんに、1200万画素のスマホとミラーレスカメラは同じ物、アピールしてるようなもんだからね。
そういう世代や年齢層に、スマホで十分と思わせる宣伝の仕方にも問題はあるわな。
Re:典型的な「市場の失敗」の例 (スコア:1)
順光ピーカン無限遠とかの条件で、構図が一緒だったらスマホだろうがミラーレスだろうが一眼レフだろうがそんなに違いは出ません。
高級なカメラというのは、悪条件のときに普通に写真を撮れるかどうかで違いが出てくるんだと思います。
動体とか、夜景とか、もしかしたら旅行好きのおばちゃんが撮らないような写真でしかないのかもしれませんが。
Re:典型的な「市場の失敗」の例 (スコア:1)
>1200万画素のスマホとミラーレスカメラは同じ物
スマートフォンのカメラはミラーレスだと思うんだけど。
Re: (スコア:0)
RAW現像すれば明白に差がつくのですけどね。
野球場とか明らかに分かります。
Re:典型的な「市場の失敗」の例 (スコア:2)
RAWで撮れるスマホがあったら機種変を検討するかも。
Re:典型的な「市場の失敗」の例 (スコア:2)
なんだこれ…
たしかにRAWで撮れてもおかしくないくらいデジカメに見えて(DMC型番だから当然か)背面がスマホになってる!
たしかドコモ/LG辺りで昔こんな携帯があったような。
しかしSIMフリーで2000台限定か…高そうorz
Re: (スコア:0)
必要とされてるのは、その時の思い出を残すための写真であって、鮮明に細かい差まではっきりと違いがわかるようなものを大多数は求めてません。
極端な話、雑誌素材に使うような鮮明な写真と、昨今のスマートフォンで撮影した写真を見比べても、「へーさすがに綺麗だね」で終わりますし。
Re:典型的な「市場の失敗」の例 (スコア:1)
まあ、プロでもない限りは「何で撮るか」じゃなくて「何を撮るか」だからね。
思い出でも何でもないきれいな写真と、手ブレノイズまみれでも思い出の瞬間の写真と、どっちが価値があるかは言うまでもない。
写真の撮影自体を趣味としない一般人には明らかにスマホのほうがシャッターチャンスが多い。
もちろん、きれいな思い出の瞬間の写真がいいのは当たり前だけど、そのためにでかいカメラを追加で持ち歩くのは大多数の一般人には無理。
それでも自分はIXY210を持ち歩いてますけどね。ちょっと何かあるかも、というときはQ7も持っていきますが、大抵はそこまで。
写真を撮る、とわかっているときはデジイチ持ち出しますが・・・滅多になくなっちゃいました。
Re: (スコア:0)
スマホは失敗写真が多い。フラッシュが足りず、ピント合わず、手ぶれで。
室内で、記念撮影すると大抵、プリントでがっかりする。
それでもおばちゃんは、1200万画素のカメラと同じものをもっていると豪語するんだな
Re: (スコア:0)
それを自覚させればおばちゃん層が新たな市場になるんですか?
Re:典型的な「市場の失敗」の例 (スコア:2)
おそらく今でもオンチップ・マイクロレンズと称してイメージセンサ自体にレンズを内蔵されていると思いますが、
これはどこにいれるのでしょうか?
どんなに逆立ちしても、無理なの分かってるのに「少し前のミラーレス並の性能をスマホで実現できました」
といったマーケティング上の言葉に作り手としての誇りや誠意が微塵も感じられない、ということです。
よく見ると/理由を聞いてみると「画素数が同じだから」ということでしかないのは高画素数戦争の理由になりました。
初期のVGAカメラがメガピクセルあたりになった時のインパクトが大きかったのでそのままリニアに競争が続いている感じですね。
現状のマーケティングとしては間違ってはいないんでしょうけど、作り手ではなく売り手として書いているんでしょう。
Re:典型的な「市場の失敗」の例 (スコア:1)
ミノルタは、「日本初のAF一眼レフフィルムカメラシステム」である「αシリーズ(α7000)」を1985年に発売しましたが、
そのときの発売された標準ズームレンズ「AF 35-70mm F4」が、樹脂製の非球面レンズを内玉に採用 [a-system.net]することで、高画質化(収差低減化)と小型化を実現していました。
当時ガラスレンズが当たり前で、一眼レフに樹脂製レンズ採用というのでかなりの衝撃がありましたね。
#私の個人的印象では、ミノルタは、「今となっては当たり前だが、当時すごく野心的だった」技術にいろいろチャレンジしていたメーカー、って感じ。コンパクトカメラでのピエゾでオートフォーカス駆動とか。
樹脂製非球面は、 (スコア:1)
Konica MG/D (1983年)
内玉に非球面の樹脂製レンズ採用です。
オフトピですが。
オートフォーカスはその前でしたか。
新宿御苑という高密度カメラ地帯 (スコア:0)
自分もそのひとりなのでacて
Re: (スコア:0)
いやだからカメラを買う層はそういう高いの求める人以外無くなってしまっているってことで
趣味の人が集まる場所を見て一般の傾向を語ってもあまり意味はないと思うよ
でもカメラを使える人は、ほとんどいない (スコア:0)
大学生時代にカメラ屋でバイトしたことあるが、販売員によると、カメラ使える人なんてのは一握りだそうだ。
ピントを合わせるとか、手ぶれしないようにするとか、できていない人ばかり。
そういや、Youtubeに縦長の動画がたくさんあるが、それもカメラ使えない人たちが撮った物だろう。
Re:でもカメラを使える人は、ほとんどいない (スコア:1)
カメラを使うことが目的じゃないからでしょ。まともだと思うよ、写真撮りたいから買うって。
Re:生き残る為には、進化が必要。 (スコア:1)
GRこそフィルムからCMOSに変わっただけだよね。
せめて半分の厚さにでもなりゃ買うけどなー。選ぶ理由がないよ、あれ。