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Intel

Intel、コードネーム「Knights Hill」こと第3世代Xeon Phiを開発中止に 63

ストーリー by hylom
複雑な背景 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

インテルのTrish Damkroger氏(VP、Data Center Group and GM of Technical Computing Initiative)は「Unleashing High-Performance Computing Today and Tomorrow」と題するブログ記事にて、次世代Xeon PhiであるKnights Hillの開発を中止することを発表した(ASCII.jp)。

Blog上で述べられている理由は顧客の要望となっており、トランプ政権による科学技術関連の予算の大幅削減により複数あったXeon Phiを用いたエクサスケールに少し足りない案件を取りやめ、エクサスケールの案件一つに絞ったという事情がある。

しかし、ASCII.jpの記事にて大原氏は実情はKnights Hillの製造に用いる予定だったインテルの10nmプロセスの立ち上がりの遅れによるものと推測しており、プロセスの立ち上げを待っていてはHPCでの一番の競合相手であるNVIDIAの製品に大きく遅れを取ることを指摘している。

なお、Xeon Phi自体の開発は続けられている模様で、第4世代のKnights Cove、第5世代のKnights Runはロードマップに残っている。

ただし、現行Xeon PhiであるKnights Landingのチーフアーキテクトを勤めたAvinash Sodani氏は2016年9月にIntelを退社しており、Xeon Phiの開発チームが弱体化しているという噂があることもASCII.jpの記事では指摘している。

参考までに、各Fabのプロセス名と公表されている情報(およびそこから推測される情報)から推定される各プロセスのフィーチャサイズとの対応はこのような関係になっており、Intelの10nmプロセスはArF液浸露光では最も単位面積あたりのトランジスタ数が多いプロセスになる予定である。

難航して当たり前ですね。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2017年11月28日 16時31分 (#3319788)

    知らなかったけど連載400回超えてますね。
    「業界に痕跡を残して消えたメーカー」シリーズはおっさんには懐かしいネタが満載。
    しかもなかなかに詳しい。QEMMとかSTACKERとか懐かしすぎ。
    General Magicとか、日本のメーカーも当時かなりの数がだまされ、もとい参加してたな。
     
    # そのうち東芝もDynabookとかで取り上げられたりして...

    • by Anonymous Coward

      東芝にはもう一つフラッシュメモリというトピックもありましたね(既に過去完了形)。

    • by Anonymous Coward

      連載名がロードマップでわかる!当世プロセッサー事情なのに黒歴史集や名を残して消滅したメーカーやロードマップの紹介スーパーコンピューターの歴史半導体プロセス史などなど何でも有りで執筆者自らネタが尽きてきたと何度も書く連載ですな。
      正直連載名を間違えた気はする。

      • by Anonymous Coward on 2017年11月29日 0時07分 (#3320156)

        大原氏の記事
        http://ascii.jp/elem/000/000/730/730973/index-4.html [ascii.jp]
        > Pentium 4のもうひとつのトピックは、「倍速ALU」である。要するに、単純命令を処理するALUは、コアの動作速度の2倍速で動作するというものだ。ただしこの倍速ALUは、一度にデータ処理できる幅は16bit分しかない。そのため32bit命令を処理すると、等速のALUと同じ処理性能にしかならない。

        に対して、読者がこうコメントした
        > Twitterで「倍速ALUが16bit分しかないと言うのは間違いだと思います。なぜなら32bitの演算を行なっても16bitと同等のスループットだからです」というコメントがあった。

        大原氏は頭も目も腐っているので
        http://ascii.jp/elem/000/000/733/733015/ [ascii.jp]
        > NetBurst ArchitectureのALUの構造。図では下と上、2つのALUが配されているように見えるが、実際はひとつの16bit ALUが2倍速で動いている。上位16bit側のALUは入力の手前にラッチが用意され、下位16bit分のALUが動作している間は、上位16bit分のデータを保持している

        自分の思い込みを投影してまともに図を見ることすらできない

        > もし倍速で命令を発行しようとするとこのFast ALUのみならず、SchedulerやRegister Fileなども倍速で動かないと間に合わなくなる。

        大原氏が載せた図には"Integer Fast Scheduler"というものがあるし、
        http://ieeexplore.ieee.org/document/1696066/ [ieee.org]
        この論文にpentium4のレジスタファイルが倍速で動いていることが書いてある

        つまり読者のほうが正しい

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2017年11月29日 0時31分 (#3320163)

          大原氏は、「9GHzで動くレジスタフィアルなんてあるわけがない」という思い込みが高じるあまり、図に二つ書いてあるものの実体は一つしかないと結論するに至ったのね

          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2017年11月28日 20時06分 (#3319978)

    ほとんどのコメントが量子コンピュータで笑える

    • by Anonymous Coward

      タレ込んだACですが、とても悲しいです。
      Xeon Phiってすでにそんな扱いなのでしょうか。

      • by Anonymous Coward

        中止になるって言うトピで名前を知りました。

        • by Anonymous Coward on 2017年11月28日 21時28分 (#3320049)

          まあ所詮はララビーの成れの果てですよ。
          というのは嘘でただ単にここ数年インテルの製造チームがプロセスをロードマップ通りに稼働させられないのが常態化している。その影響で大型のダイを必要とするPhiがリリースを後ろにずらす程度で済まない後退を強いられただけでしょう。
          まあ製造チームの遅れは実際のところさほど影響がない。atom系からcorei/Xeon系のコアに切り替えた関係でそりゃもうダイが素晴らしい大きさになっちゃったのが響いたってだけかもしれないが。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            あー、なるほど。
            Atomで使われていたSilvermontアーキテクチャが第二世代のXeon Phiだったんですよね。
            でも、Atomがあんなことになってしまったからアーキテクチャを変えなければいけなくなった、と。

            • by Anonymous Coward

              >でも、Atomがあんなことになってしまったからアーキテクチャを変えなければいけなくなった、と。
              一応ラインナップとしては残っているしスマホやタブレットに注力する前の状態に戻ったのだ。そもそもコアの用途が用途なので単純にメニーコアプロセッサを作るならAtom系でもいいのだが色々命令を追加すると二度手間な上にAtomの本来の用途とずれて色々面倒なのでは?あとカスタム品といえPhi用に専用設計するのは高コストですな。
              まあメニーコアを実現しやすいようにやや古めのコアを使う予定のようですが。

              • by Anonymous Coward

                古くなかった最新だった。
                と言うことはcore i向けでも苦労するのにPhiなんて不可能ってだけの話だな。

          • by Anonymous Coward

            今回キャンセルされたKnights HillはまだSilvermontの10nm版コアだったみたいです。
            SkyLakeの10nm版のIceLakeコアになるのは元々その次のKnights Coveから。

            予定通り出ていてもNVIDIAのVoltaに倍精度のピーク性能で負けていたので、その後の製品開発に大幅見直しが入ったのは確かでしょう。
            VoltaはHBM2のメモリ帯域おかげで実効性能も高くしやすいですし。

      • by Anonymous Coward

        今からリース上がりかなんかが市場に流れないか待ってます

        • by Anonymous Coward

          遅いよ。欲しかったんなら初代が一万円くらいで処分されてたうちに買えばよかったのに。

  • by Anonymous Coward on 2017年11月29日 2時32分 (#3320208)

    欧米はRISC-V(MIPS)で盛り上がっているところ

    元TransmetaのDitzel氏が新会社で4,000コア以上のRISC-V CPUを発表
    https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1093844.html [impress.co.jp]

    > Esperantoが開発するのは、7nmプロセスで、4,000個以上のRISC-V CPUコアを搭載し、ワット当たりTeraFLOPSという
    > 極めて高い性能効率を実現するSoC(System on a Chip)。
    > 同社のSoCは、汎用のCPU命令セットアーキテクチャでありながら、グラフィックスやマシンラーニングにも高効率を発揮する。

    > 欧米ではRISC-V系プロセッサの開発ブームが始まっている。
    > RISC-V Foundationには、Google、NVIDIA、Qualcomm、IBM、Samsung、Micron、Western Digital、AMDといった
    > 一般にもなじみのある大企業がずらりと並ぶ。
    > Patterson氏がGoogleに加わったことから、GoogleのRISC-V採用も現実味を帯びてきている。
    > NVIDIAも、GPUに内蔵するコントローラにRISC-Vを採用する。

    こうなってくると、MIPSと競合するエリアにいるアーキテクチャは一気に吹き飛んでいく可能性が高いですね

    • by Anonymous Coward

      関係ないです。
      これは次のXeon Phiは後出しじゃんけんなのに、すでに販売を開始しているNVIDIAのVoltaに負けるからキャンセルという話です。
      Xeon Phiの開発チーム自体が弱体化しているという話もありますが、それも現時点では直接的な関係はありません。

    • by Anonymous Coward

      RISC-VはMIPSじゃないんだが

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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