iPhone X分解リポート、バッテリーは2セル、ロジックボードは2枚重ね 66
ストーリー by headless
二段 部門より
二段 部門より
3日に発売されたiPhone XをiFixitが早速分解し、分解リポートを公開している(iPhone X Teardown、
iFixit.orgのブログ記事)。
iPhone Xのロジックボードは2枚重ねにすることで、iPhone 8 Plusの70%というフットプリントを実現しつつ、135%のスペースを確保している。iPhoneで2枚重ねロジックボードが使われるのは、初代iPhone以来のことだという。2枚の基板はフレキシブルケーブルなどで接続するのではなく、間に挟んだスルーホールのスペーサー基板を介して接続されている。ロジックボードの1枚は内面にA11 BionicチップやRAM、オーディオコーデックチップ、電源管理ICなど、外面にはフラッシュメモリーとオーディオアンプが配されている。もう1枚のロジックボードは通信関係やタッチコントローラーなどが内面にのみ配されている。
バッテリーはiPhone初の2セルとなり、2つのセルをL字型に組み合わせた形になっている。バッテリー容量は10.35Wh(3.81V、2,716mAh)で、iPhone 8 Plus(10.28Wh)よりも若干大きい。iFixitではバッテリーの形状について、容量を稼ぐというよりも、ロジックボードのサイズ縮小で生まれたスペースを活用するためではないかとみている。
iPhone Xのロジックボードは2枚重ねにすることで、iPhone 8 Plusの70%というフットプリントを実現しつつ、135%のスペースを確保している。iPhoneで2枚重ねロジックボードが使われるのは、初代iPhone以来のことだという。2枚の基板はフレキシブルケーブルなどで接続するのではなく、間に挟んだスルーホールのスペーサー基板を介して接続されている。ロジックボードの1枚は内面にA11 BionicチップやRAM、オーディオコーデックチップ、電源管理ICなど、外面にはフラッシュメモリーとオーディオアンプが配されている。もう1枚のロジックボードは通信関係やタッチコントローラーなどが内面にのみ配されている。
バッテリーはiPhone初の2セルとなり、2つのセルをL字型に組み合わせた形になっている。バッテリー容量は10.35Wh(3.81V、2,716mAh)で、iPhone 8 Plus(10.28Wh)よりも若干大きい。iFixitではバッテリーの形状について、容量を稼ぐというよりも、ロジックボードのサイズ縮小で生まれたスペースを活用するためではないかとみている。