
1000個のコアを持つマイクロプロセッサが開発される、乾電池1個でも駆動可能 55
ストーリー by hylom
キロコアプロセッサで良いのだろうか 部門より
キロコアプロセッサで良いのだろうか 部門より
カリフォルニア大学デービス校の研究者らが、1000コア搭載マイクロプロセッサ「KiloCore」を開発したそうだ(日経テクノロジーonline、Engadget Japanese)。
トランジスタ6億2100万個で構成され、1秒間に最大17.8兆個の命令を実行できるという。動作クロックは最高1.78GHz。各CPUコアはそれぞれ異なるクロック周波数で動作できるといい、省電力性能に優れるという。また、メモリを経由せず、コア間で直接データをやり取りできるのも特徴だそうだ。
昔からあるよ、しかも日本製で (スコア:2, 参考になる)
スパコンのGreen500で一位をとってる国産のPEZY-SCは1024コアです。
Re: (スコア:0)
そのスパコンが乾電池1個で駆動できるとしたら、とんだ既出ネタですね。
Re:昔からあるよ、しかも日本製で (スコア:3, 参考になる)
日経の記事読むと稼働コア(あるいはクロック)を1/16に制限してる時は乾電池で動くと言ってるように読める
> KiloCoreは6億2100万個のトランジスタから成り、1秒間に最大1.78兆個の命令を実行できる。
> 例えば、1秒回に1150億個の命令を実行する際の消費電力はわずか0.7Wで
Re:昔からあるよ、しかも日本製で (スコア:1)
なるほど「駆動可能」なんですね。
Re:昔からあるよ、しかも日本製で (スコア:1)
Re:昔からあるよ、しかも日本製で (スコア:1)
アメリカの乾電池はおっきいので
スパコンだって駆動できるのですよ
Re: (スコア:0)
まあスパコンは大仰だが、昔の真空管レシーバー・通信機を稼働させた大型積層乾電池(今は入手困難)なら、PC規模なら余裕で動かせるのでは?
あと電動魚雷用の大型乾電池(時代的に酸化銀電池が多いらしく、リチウム電池は少ないと思われる)は、省電力型のスパコンなら短時間稼働できるかも。(電動魚雷には、他に海水電池が使われるが、原理構造上乾電池ではないと思われる)
Re: (スコア:0)
最近見てないけど、パナソニックのCMでやって欲しいですね。
乾電池でスパコン駆動。
Re: (スコア:0)
AT7号の電池はアメリカ産だったのか・・
Re: (スコア:0)
2006年発表の Kilocore 1025 ( http://srad.jp/story/06/04/05/1315213/ [srad.jp] )は比較対象じゃないのかな、分からないや。
きっと次のニュースは「世界初の999コア」 (スコア:0)
1024コア≠1000コア
Re:きっと次のニュースは「世界初の999コア」 (スコア:1)
Re:きっと次のニュースは「世界初の999コア」 (スコア:1)
石炭1個で終着駅まで。
Re: (スコア:0)
「蒸気(タービン交流発電直流化電源)駆動」メニーコアorメニープロセッサコンピュータなど、世に溢れている。
Re: (スコア:0)
まじかよ日本すげーっ
Re: (スコア:0)
スパコンは本当にほめてあげていいと思うね。
オリンピックは出直してこいって感じだが。
Re: (スコア:0)
世界が賞賛!
ないあるよ (スコア:0)
>1000コア搭載マイクロプロセッサ「KiloCore」を開発したそうだ
マイクロなのかキロなのかどっちなんだ
Re: (スコア:0)
マイクロかけるキロならミリだよね。
#単位が違う?
Re: (スコア:0)
つまり1ミリ
Re:ないあるよ (スコア:1)
タウリン1000ミリグラム配合!!
Re: (スコア:0)
1km四方のプロセッサ作って原発に直接接続したらすごそう
Re:ないあるよ (スコア:1)
10cm*10cmに1本の真空管を挿せるとしたら、1億本の真空管。6億トランジスタにはちょっと足りないけど、まあまあケンカできそうだ。
Re: (スコア:0)
プラズマディスプレー技術を応用した、真空管集積回路って出来ませんかね?
相当省スペース化出来そうだし、多層化も出来そうだが。
その代わり素子交換は不可能→真空管集積回路ユニット交換になりそうだから、部分的機能切り離し技術が必要かも。
# でもGoogle辺りの大規模データセンターって、積層分を展開したら1km四方を軽く越えていそう。
Re: (スコア:0)
> プラズマディスプレー技術を応用した、真空管集積回路って出来ませんかね?
2014年06月27日のスラドに採り上げられたやつですかね。
ムーアの法則を救うのは真空管かもしれない
http://hardware.srad.jp/story/14/06/26/1152249/ [hardware.srad.jp]
Re: (スコア:0)
プラズマディスプレイじゃなくてVFDの技術を使ったものならKORGのNutubeがもうすぐ発売です。
Re: (スコア:0)
何で原発?と思ったら電力ソースですか…
さすがに1㎞^2は電力足りないでしょうなぁ
発熱で発電効率に影響でそうだ
Re: (スコア:0)
すごいのはサイズと発熱だけだな。真空管をその規模でつなぐと信号の伝達速度がボトルネックになるし同期に苦労するし。
すごく性能がひくくてすごく不安定でもすごいことに変わりはないのか。
Re: (スコア:0)
同じ面積の太陽電池で十分。
毎秒17.8兆回 (スコア:0)
10 FLOPs/cycleの値を採用した理論値でしょうか
10 FLOPs/cycle x 1.78 GHz x 1000 core = 17.8 TFLOPS
なかなかの速度ですな
実効値も気になるところです
Re: (スコア:0)
コアあたり、1クロック10命令実行可能だととんでもないアーキテクチャですが、
日経テクノロジーの記事には、
> 1秒間に最大1.78兆個の命令を実行できる。
と書いてありますので、1命令/cycleのようです。
あと、Floatとも明記してないですね。
ウソじゃないんだよね? (スコア:0)
自分の知識が追いついてないんでどの程度の”怪しくなささ”(うさんくささ、でいいのか)なのか分からないのですが、
本当にこういうものがあってもおかしくないんですよね?
いや、自分のtwitterでは
「こんなのちょっと読めばホラだと分かるだろお前ら水素水に踊らされてる奴と一緒だ」
とか詳細を読む前に断じてるような人も居たりしたので。
個人的には「うーん、機能次第ではあってもおかしくないよな」とか思えてるんですが、自信はなくて。
(あるいは「仮にホラだったとしても別に夢があるほどのスペックでもないしなぁ」という気持ちもあって)
Re: (スコア:0)
仮に1命令1float演算だとしても高々GTX 1080の3倍程度の電力性能比なので特定用途向けなら特に怪しくはない
Re: (スコア:0)
日経テクノロジーonline では
Engadget Japanese では
とどちらも数字的にちょっと考えられない記事を載せてた所為では?
Re: (スコア:0)
> Engadget Japanese では
>> 各コアは最大1.78MHz程度で駆動
> 各コアは最大1.78GHz程度で駆動、
GHzって書いてあるけど。
Re: (スコア:0)
訂正後でしょ。コメントにも
http://japanese.engadget.com/2016/06/20/1-1150-1000-3-1/ [engadget.com]
> MHzでなくGHzですよね。
> いいね! · 返信 · 2016年6月20日 2:53
とあるよ。
Re: (スコア:0)
「各コアは最大1.78MHz程度で駆動」でぐぐって [google.co.jp]み?
Re: (スコア:0)
どうでもいいところに突っ込んで恐縮ですが、
「怪しくなさ」だと思います。
「~そうだ」「~げ」に「無い」「良い」が接続する場合、「無さそうだ」「良さそうだ」「無さげ」「良さげ」になったりしますが、「~さ」の場合は、単に「無さ」「良さ」でしょう。
# cf. 「興味深い」「興味深そうだ (×興味深さそうだ)」「興味深げ (×興味深さげ)」
# 「胡散くさい」「胡散くさそうだ (×胡散くささそうだ)」「胡散くさげ (×胡散くささげ)」
Re: (スコア:0)
VLSIシンポジウムでの発表だから荒唐無稽ではないでしょう
#たまにホントにできてるのか?ってのはあるけど……
コア間でデータのやり取りが可能 (スコア:0)
> また、メモリを経由せず、コア間で直接データをやり取りできるのも特徴だそうだ。
個人的にはここが興味深いところでした。
いままでシングルコア(シングルスレッド)でしか実行できないアプリケーション(シミュレータプログラムなど)に一石を投じることにならないでしょうかね。
EDAの常識(?)として、シミュレータはマルチスレッドにするとスレッド間でのデータのやり取りがネックになって期待するパフォーマンスが得られず、未だにシングルスレッドで動作しています。(配置配線ツールなどはマルチスレッドで動作するのが大半ですが)
Re:コア間でデータのやり取りが可能 (スコア:3)
GRAPE(グレープ) [wikipedia.org]がそのようなアーキテクチャですね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
トランスピュータみたい
Re: (スコア:0)
それはどちらかというとソフト側の問題なんでは。
マルチスレッドのソフトウェアをきちんと開発・デバッグできる人材を育成しないとね。
Re: (スコア:0)
> 各CPUコアはそれぞれ異なるクロック周波数で動作できる
> メモリを経由せず、コア間で直接データをやり取りできる
これを合わせると、CPU 群(レジスタとか)をメモリとして扱う事ができそう。
1 CPU が処理を実行して、他は低クロックでメモリや FileSystem になる。
Re: (スコア:0)
たぶんこんなの
コヒーレントキャッシュはないと思うが
https://en.wikipedia.org/wiki/TILE64 [wikipedia.org]
上のはデータフローグラフをPEのネットワークにマップして実行する
pid増えて良かったなあ… (スコア:0)
他のストーリーのSunway TaihuLightといいこれといい、ノード辺りのコア数が4桁になる想定が普通(or珍しくない)な訳か…
最低限、PIDが32kから拡大されててホントに良かったな…メモリの32bitなんてとっくにお話にならない。
さて、研究としては何処まで大きくなる想定が良いんだろうね? 生物の細胞数みたいに、10兆の桁を想定した方が良いのかしら?
ご明察 (スコア:1)
有機化 射程
謝々々々 台湾宮廷料理海味館 名●屋市熊の前二丁目 ( MiniStop 対面 )
非同期式? (スコア:0)
>各CPUコアがそれぞれ独自のクロック周波数で動作し
これは、もしかして非同期式プロセッサ?
http://vcl.ece.ucdavis.edu/ [ucdavis.edu]
ここを見ると、その研究が多いみたい。
Re: (スコア:0)
プロセッサは同期式でばらばらに動いてるパフ
https://en.wikipedia.org/wiki/Asynchronous_array_of_simple_processors [wikipedia.org]
まあそのあとプロセッサも非同期にしてないとはいえないが