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Intel

Intel、2021年にメインストリーム向けCPUとしてAlder Lakeの存在を発表 59

ストーリー by nagazou
ほとんど情報なし 部門より
Intelが8月13日、オンラインイベント上で次世代CPUであるコードネーム「Alder Lake」の存在を発表した。Alder Lakeはメインストリーム向けとして投入される製品になるようだ(Tom's HardwarePC WatchITmediaマイナビ)。

現状で発表されているのは、パフォーマンスと省電力効率のバランスを取った製品であり、第10世代Coreプロセッサー(Ice Lake)と同様に、従来のコアi系の発展型である「Golden Cove」とAtom系プロセッサの発展型である「Gracemont」という複数の異なるコアを採用するということくらいであるようだ。

多くの記事で、すでに発表済みのモバイル向けの低消費電力向け製品であるLakefieldと同じく、チップの底面積を少なく抑えられる3Dパッケージング技術を活用した製品となるだろうと予想されている。Lakefieldではエネルギー効率を重視しているが、Alder Lakeではこれをパフォーマンス重視に手直したものなる模様。またTom's Hardwareによると、GracemontではAVXサポート(AVX2の可能性が高い)が行われ、Golden CoveコアはAVX-512に対応するなどの命令セットの拡張が行われると推測している。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2020年08月17日 16時10分 (#3871576)

    Alder LakeはIntelの10nm製品としては初めてコンシューマー向けデスクトップモデルも存在し
    最上位モデルはパフォーマンスコアが8コア+省電力コアが8コアという構成になるそうですが
    デスクトップで省電力コアって意味あるんでしょうか?
    デスクトップなら電力や冷却能力の制約は少ないんですから、省電力コアを載せるよりも
    その分パフォーマンスコアの数を増やした方がいいのでは?

    • by Anonymous Coward on 2020年08月17日 20時39分 (#3871757)

      デスクトップで省電力コアって意味あるんでしょうか?

      Prescott「ああ、デスクトップで消費電力を気にする奴は馬鹿だ」

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      省電力コアを載せるよりも
      その分パフォーマンスコアの数を増やした方がいいのでは?

      おい!なんてこと言うんだ!
      マシマシにした上でRysenに完敗しちゃったらどうすんですか!

      # 前門のAMD、後門のARM、そして斜め上を行くIntel

    • by Anonymous Coward

      デスクトップだろうが消費電力を気にする人はいるしそっちのほうが多い。
      冷却能力が頭打ちになったにも関わらず発熱が増大し続けてる。
      SMT無効のコアと有効のコアを組み合わせるみたいな話も出てるらしい。

      • 軽負荷な作業をしてるコアは電力効率が良い方に追い出して、ヒートシンク代わりにしたいのでしょうね。
        # TB Max 3.0といい、乾いた雑巾を絞ってる感

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          低消費電力コアのサイズがパフォーマンスコアの半分だとして
          ヒートシンク代りにするんならパフォーマンスコアの倍以上低消費電力コア配置しないと無理なんじゃないか?

          それより滅多にフルパフォーマンス出すことのないGPUにトランジスタ使った方が良いと思う。

          • by Anonymous Coward

            ヒートシンクになるのはハイパフォーマンスコアの方

            • by Anonymous Coward

              となるとはおパフォーマンスコアは実質アクセラレーター的に使う物になるのか。

      • by Anonymous Coward

        > デスクトップだろうが消費電力を気にする人はいるしそっちのほうが多い。

        だとすると Intel は絶対性能よりも消費電力が低い方向を目指して設計すると思うんですが、
        Comet Lakeの以下の結果を見ると、今のところは消費電力は度外視して絶対性能をギリギリまで絞り出す方向なんですよね。
        https://weekly.ascii.jp/elem/000/004/014/4014213/9/ [ascii.jp]

        14nmのComet Lakeだと消費電力で売るわけにもいかないので絶対性能をできるだけ頑張るけど、
        Alder Lake以降、7nmが量産できるまでの間は Ryzen に絶対性能で負けるのは覚悟の上で
        絶対性能よりも電力性能重視に転換するってことなんでしょうか?

        • by Anonymous Coward

          発熱と消費電力を度外視して性能を上げてるのは14nmで消費電力と性能のどちらかを諦めるしかないからでしょう。
          10nmに移行するから消費電力と発熱のバランスを戻しに来たんでしょう。
          低発熱と性能を両立できるコアではなく低発熱と高性能の組み合わせを選んだのはムーアの法則が死んだからでしょう。
          高負荷時と低負荷時のそれぞれにコアを用意すればそれぞれの用途にあった設計ができるため絶対性能と消費電力の両方でAMDに勝てる可能性があります。
          またこの手法自体はスマートフォン向けのプロセッサですでに採用されており実績もあります。

        • by Anonymous Coward
          DT用の微細化はTSMCへ依頼すれば済む話で、主力のノートやデータサーバーみたいなのの、半ばプロトタイプじゃないですかね。OS側のサポートはものがあった方がいいでしょうからね。 王者だから目先の競争はしてないですね。
      • by Anonymous Coward

        そういう人向けには、デスクトップにモバイル向けのCPUを使っても良いのですよ?
        住み分けの出来ている物を混ぜて、無駄なコスト増を招くだけに見えるなぁ。

    • by Anonymous Coward

      Atom系の方で実行するバイナリはどうやって準備するんだろうね
      Androidから持ってくる?

      • by Anonymous Coward

        なに言ってんのこの人。
        ビッグ側とリトル側でコア数が違ったら面倒とかビッグ側とリトル側の行き来のときにキャッシュのリセットないし同期が入って却って消費電力が上がりそうとかならわかるけど。
        なに言ってんのこの人。AtomとAMD64が別のISA使ってるとでも思ってんの?(厳密には違うがだいたい同じである)

        • by Anonymous Coward

          AtomがArmに見えたんだろ。

          • by Anonymous Coward

            たしかにボケていました。
            おはずかしい。

          • by Anonymous Coward

            AtomをArmに見間違えたうえ、ArmをAtomと書き間違えたのか
            ストロングゼロでも飲んでたのかな

        • by Anonymous Coward

          ビッグ側とリトル側の行き来のときにキャッシュのリセットないし

          しっ!
          脆弱性承知でパフォーマンス出すためにスルーでリリースして
          売れた後でmicrocodeで早急に修正しましたって流れにしたいのが
          バレちゃうじゃないですかぁ!

          # 修正リリース後にBSOD多発までがテンプレ

          • by Anonymous Coward

            > 脆弱性承知でパフォーマンス出すためにスルーでリリースして

            「キャッシュのリセットないし同期」を実装してないと、そもそもCPUとして動作しませんよ

            このコメントもそうですが、CPUの基本動作が理解できてない人、多いですね

            あとIntelの作るソフトのレベルが低いと言ってる人も
            たとえばLinuxカーネルにIntelのエンジニアがどれだけ貢献しているかとか
            全く知らないんだろうなぁ

            • by Anonymous Coward

              このコメントもそうですが、CPUの基本動作が理解できてない人、多いですね

              あとIntelの作るソフトのレベルが低いと言ってる人も
              たとえばLinuxカーネルにIntelのエンジニアがどれだけ貢献しているかとか
              全く知らないんだろうなぁ

              この手の指摘はソース込みでしないと
              +モデ付かず改善が見込めない愚痴でしかなくなっちゃいますよ

            • by Anonymous Coward

              Linuxのカーネルに貢献してる人とその他のIntelのソフトを作ってる人が同じなんだろうか

              • by Anonymous Coward

                品質の問題だったら、Linuxの品質管理と自社プロダクトの品質管理は必ずしも関係しないしね。

                # オフトピなのでAC

            • by Anonymous Coward

              そりゃお祭り騒ぎに便乗してインテルを攻撃できればいいだけなんだから理解なんてしてないしする気もないでしょう。
              同じバカなら踊らにゃ損てやつです。
              AMD64が別のISA使ってるてのはCore iが〜あたりに読み替えてください。
              太陽のエネルギーを吸収しすぎました。熱中症です。

        • by Anonymous Coward

          >ビッグ側とリトル側でコア数が違ったら

          そもそもIntelが今後Big/Littleの製品をどんどん作っていきますよ。
          とかって状態でなければ、Windowsがまともにサポートしてくれない気が。
          AMDのPiledriver対応みたいに主流にならないと判断したら露骨に手を抜くのがMSだよね。
          (筋の悪い技術に無駄にリソースを費やさない、という意味で個人的には賛成ですが。)
          Intelの作るソフトは、Cコンパイラを除いてはいつもレベル低いから、自分たちでマトモなスケジューラーを提供できると思えないしな。

          • 既に特定コアだけ高クロックになる、インテル® ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー 3.0 [intel.co.jp]とかやってるので、Windowsはサポートするかと。

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              それは、元々ターボブースト系の技術に対して、各CPUメーカーがプロセッサの稼働コア数とクロック制御を入れられる様にWindows側がAPI切っているので特定の製品に対応する制御をおこなうドライバを提供しているだけですね。

              big.LITTLEは、bigとLITTLEのコアの性能(MONTSだと機能も?)が違うので、CPUの物理コア毎にCPUキャッシュの制御やサイズ、割り込み時の退避レジスタ数が動的に変わる場合にはそれを意図した処理がOS側に対処が必要だよね。
              で、大抵それは大多数の非big.LITTLEのCPUにはオーバーヘッドになるけど、カーネルのそんな奥深い所で分岐させると開発/試験がとんでもないことになるか、OSの安定性を損なってしまうのではな

              • by Anonymous Coward

                ARM版ウインドウズへの対抗策。ノートパソコンのバッテリー稼働時間延長。サーバのランニングコスト低減。ARM MAC対策。ZENの弱点である消費電力でAMDと勝負。
                限られてるって?どこが?
                まあインテルが儲かって嬉しいのがインテルの従業員と取引先と株主だけって意味では限られてますね。

        • by Anonymous Coward

          二度も言うなし。ARMと勘違いしたんでしょ。
          ローエンドPCはついこの間までATOM系だった事を知らないなんてことは…

          • by Anonymous Coward

            今でも直接名乗ってないだけでAtom系でしょ。
            CeleronN4xxxとかPentiumSilverとか。

    • by Anonymous Coward

      Ryzenと同じ土俵で戦えないからでは。
      こういう構成なら、
      ・コア数が多いぞ!えっへん!って威張れる
      ・マルチスレッドのベンチマークでRyzenに負けても「構成が違うから・・・」って言える
      ・GoldenCoveのコア数を減らした上で高クロック化することで、「(Gracemontも含めた)コア数をRyzenと揃えたモデルで、(GoldenCoveのみの)シングルスレッドのベンチマークで勝利!」って勝ち誇れる
      と、Intelの営業上はいい事ずくめ。

      • by Anonymous Coward

        AMDも将来的にはインテルのこれと同じような構成目指してますが何を言ってるんですか()

        • by Anonymous Coward

          えっ AMDもデスクトップ向けにこんな構成にするの?詳しく知りたいのでソースをお願い。

    • by Anonymous Coward

      レスポンス重視のコアとスループット重視のコア、ってわけでもなさそうだしな。
      Atom嫌いじゃないけどよくわからん使い方だ。

    • by Anonymous Coward

      > その分パフォーマンスコアの数を増やした方がいいのでは?
       
      これに尽きる。
      こういう斜め上の飛び道具出す暇あったらたのむから本気出せよ!

      • by Anonymous Coward

        増やしたから今のいわゆるバクねつ君でしょ

    • by Anonymous Coward

      ゲーミングノートでも同じ構成のを使うつもりとか。
      発熱が少ないコアはノートに、そうでないコアはデスクトップに回す。
      ゲームをするときはパフォーマンスコアを全コア使って、バッテリー駆動のときはパフォーマンス4コアとかにするとか。

      デスクトップやサーバー用途だって、8コアのものに、Hyper Threading的に使える8コアがおまけについていても悪くはない。

    • by Anonymous Coward

      全コア100%使い切るのはベンチとかエンコとかするときだけで、
      日常使用やゲームでは100%使い切らない軽い処理も多々走る。
      そいつらを低消費電力コアで回せれば、総計算量に対する消費電力≒発熱が減る。
      そうすると随時可変オーバークロックして熱で頭打ちしてる今のCPUでは、
      頭打つのがちょっとマシになって平均速度が上がる可能性がある。

      ざっくりワット数で考えても、給電とクーラーの容量毎に消費可能ワット数が決まるので
      実装可能な回路規模がいくら増えても高性能コアを積める数は自ずと限られてくるが、
      空いたところを遊ばせるよりは限られた容量をよ

  • by Anonymous Coward on 2020年08月17日 16時22分 (#3871583)

    省電力効率のバランスをとれるようにする初の人柱世代ですので
    リフレッシュ版か
    BIOSやmicrocodeアップデートが2回くらい出た後に
    評価可能状態になるのではないかと

  • by Anonymous Coward on 2020年08月17日 17時06分 (#3871610)

    AVX-512やSIMDの知識をインプットした!

  • by Anonymous Coward on 2020年08月17日 21時35分 (#3871779)

    全体的に技術的な話よりも感情的な話が多い。あとはインテルがやることなんてだめに決まってるだろうといった話も多い。
    特に思うことはない。

    • by Anonymous Coward

      いつまで経っても10nmは出ない、脆弱性も直らない
      あたりが先入観としてあるからなあ・・・そして事実でもある期間が長い(長かった?)

      • by Anonymous Coward

        脆弱性はアーキテクチャから見直さないと根本的には治らないから時間かかるのも仕方ないと思うけど、

        10nmの話はそうだし、あとcore iシリーズで長い間競争相手いないからって舐めプしてきた(第2世代sandyから明らかに進歩が遅い)うえにボッタクリで売ってたからね。

        嫌われても仕方ないところはあるんじゃないかなと。

        それに今は純粋にスペック、コスパ、電力効率どれ見てもIntel買う意味は薄いし、強い方に味方したい人はなおさらIntelバッシングしそう。

        個人的に言っておきたいこととしては、
        脆弱性は個人で使う場合ほぼ確実に気にしないでいいことだけど、文句言ってるうちの何割が実際に企業でサーバーメンテしてて気にしないといけない人たちなのかと、
        今でもノートとGPU内蔵CPUが欲しい場合は、コスパ的にIntelのがいいよねってことくらいかな?

        • by Anonymous Coward

          ノートPCについては、たいていのメーカーにおいてAMD製CPUを搭載した機種の方がコスパ良くなったと思うよ。去年までは高スペック側はIntelの方が良かったけど、Ryzen4000系の登場でそこもAMDのほうがコスパ良くなった(というかコスト据え置きで性能が上がった)。
          #全メーカーのPCをチェックしたわけではないのでAC

        • by Anonymous Coward

          Sandyと第7辺りの性能比べてから言ってください()

    • by Anonymous Coward

      >特に思うことはない。

      いやいや、思うこと「しか」ない独り言はチラシの裏へどうぞ。

      • by Anonymous Coward

        じゃあこのストーリーのコメントも九割くらいチラシの裏行きですね。
        そもそもこのサイトがチラシの裏みたいなものですが。
        それでも便所の壁よりはマシさ。

  • by Anonymous Coward on 2020年08月17日 22時55分 (#3871802)

    big.LITTLE的構成に目が向きがちだけど、Intelがこれで実現したいことは3Dパッケージングのほうだと思われる。
    平面ではなく立体にすることで微細化の技術限界によるパッケージ肥大化を打破しようとしているのでは?
    ただ、積層化すればするほど熱源は増える+滞留しやすいので、
    メーカーからの熱設計とパフォーマンス要請を考えると、big.LITTLE的構成に今のところ行きついたということだと思う。

    • by Anonymous Coward

      現状だとbig.LITTLEはワンチップで実装してるっぽいよ

      • by Anonymous Coward

        いや、LakeFieldでもそうだけど、RyzenでいうところのIOダイ下に乗せるところからでしょ。
        で、その面積分をCPU/GPUなどに振り分けることで、同じ面積で現時点で効率の良い実装がAlderLakeなんだと思われる。
        そのうちCPUやGPU随時平面から積層実装に変えていくことで底面積比のトランジスタ数を上げて、結果処理能力あげていく感じではないかなと。

        ただ問題は積層すればするだけ熱関係の問題が出やすくなるので、ひたすら高性能コア側はひたすらにIPC追っかけるのと、
        その高性能コアをできるだけ使わせないように低発熱の低負荷用コア側をマシマシにしていく感じに向かうかと。

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