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ビジネス

2018年第1四半期のPC出荷台数、Gartnerは1.4%減、IDCは横ばいと推計 7

ストーリー by headless
減少 部門より
GartnerとIDCは11日、2018年第1四半期の推計PC出荷台数をそれぞれ発表した。Gartnerは88万3千台減(1.4%減)の6,168万6千台、IDCは1万4千台減(0.0%減)の6,038万3千台と推計。GartnerによればPC出荷台数は24四半期連続で減少しているが、IDCの推計値は増減を繰り返している(GartnerのプレスリリースIDCのプレスリリース)。

両社は推計対象が異なり、GartnerはデスクトップPCとノートPCに加え、Microsoft Surfaceのようなプレミアムウルトラモバイルを含むが、ChromebookとiPadは除外されている。IDCの推計対象はデスクトップPCとノートPC、ワークステーションとなっており、タブレットとx86サーバーは除外されている。

上位3ベンダーはGartner・IDCともに同順位で、HP(Gartner: 1,286万台/IDC: 1,368万台、以下同)、Lenovo(1,235万台/1,231万台)、Dell(988万台/1.019万台)の順になっている。Lenovoは前年同四半期比でほぼ横ばいとなっているものの、3ベンダーとも出荷台数を増加させている。特にDellの伸び(6.5%増/6.4%増)が大きい。

Apple(426万台/400万台)はGartnerで4位、IDCでは5位となっており、Acer(383万台/409万台)がIDCで4位となっている。Gartnerの5位はAsus(390万台)で、Acerは6位。Acerは前年同四半期から大きく減少(8.6%減/7.7%減)した。一方、AppleはGartnerで1.5%増、IDCで4.8%減となっている。HP、Dell、AcerはIDCの推計値がGartnerの推計値を大きく上回っており、Chromebookが推計に含まれるかどうかの違いにもみえる。ただし、LenovoとAppleの推計値はGartnerの方が多く、総数でもGartnerの方が多い。

GartnerによるとPC出荷台数の減少が続く中、PCの平均販売価格は上昇を続けているという。コンポーネントメーカーが生産能力拡大に慎重なことでコンポーネント不足は慢性化しており、DRAM価格の影響もあって材料費は増加している。少ない販売台数で最高の利益を上げるため、PCベンダーは価格帯を引き上げ、経験価値や認知的価値の向上に注力しているとのことだ。
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  • by Anonymous Coward on 2018年04月15日 17時27分 (#3393812)

    >AppleはGartnerで1.5%増、IDCで4.8%減となっている。

    全然違うやん・・・

    • by Anonymous Coward

      人間の知的能力の多様性に感動した

    • by Anonymous Coward

      要は、独自の統計とか計測とか角度とかを吟味した予想屋でしょ?
      それをもとに上がるか下がるか判断するのはギャンブラーの仕事では?

  • by Anonymous Coward on 2018年04月15日 22時49分 (#3393888)

    すごい勢いで減っていたPC出荷台数もようやく下げ止まった感じですかね。

  • by Anonymous Coward on 2018年04月16日 16時30分 (#3394088)

    今ってワークステーションあるんですか?
    どんなマシンなんだろう... ってハイエンドPCのことかな?
     
    おっさんは反射的にSunのマシンを思い出しちゃうもので...

    • by Anonymous Coward

      最近はSGIのワークステーションとかですかね。

    • by Anonymous Coward

      一応大手はPCとワークステーションを分けていますね。
      大きな違いは信頼性と価格、かな…。

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