ソニー、最大1.5TBの記憶容量を持つ「オプティカルディスク・アーカイブ」を発表 53
ストーリー by hylom
ただし放送局向け 部門より
ただし放送局向け 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
ソニーは全米放送機器展「2012 NABショー」に映像アーカイブ・ストレージシステム「オプティカルディスク・アーカイブ」を技術参考展示した(プレスリリース、本家/.)。
オプティカルディスク・アーカイブは、1インチサイズのカートリッジに12枚の光ディスクを内蔵、300GBから1.5TBの記憶容量を持つ大容量ストレージとして利用できる。保存時の温度・湿度の変化の影響を受けにくく、防塵性及び耐水性が高いことが売り。またメディア世代間の互換保証で、コンテンツの長期間保存に適しているとのこと。2012年秋にはUSB3.0対応のドライブユニット「ODS-D55U」も同時に発売する予定。
EXTREME TECHの記事によれば、記憶容量の面で5TBのデータを保存できるデーブドライブ、転送速度など点ではHDDが優れているが、オプティカルディスク・アーカイブは長距離移動時の耐久性などの面から、この二つの隙間を埋めるニッチな市場を目指すことになるだろうとしている。
1インチサイズ? (スコア:3)
直径1インチのディクスではなく、カートリッジの厚みが1インチなのですね。
Re: (スコア:0)
騙された orz
写真を見る限りでは直径は8インチぐらいか・・・
Re:1インチサイズ? (スコア:1)
Re:1インチサイズ? (スコア:2, すばらしい洞察)
中身はBD-R(E)じゃないですか?
12枚で300GB(@25GB)~1.5TB(@128GB:BD-R QL [blu-raydisc.com])って話なので、帳尻は合うかと…。
Re:1インチサイズ? (スコア:2)
QLはBD-RのみでREは無いんで、全体としては追記のみで書き換え不可能なんですかね。
アーカイブなんだから書き換え不要という考えはわからなくも無いですが。
なんだろう、このズレた感覚…。 (スコア:1)
Re:なんだろう、このズレた感覚…。 (スコア:5, 参考になる)
2年くらい前は自分もそう思ってたと思う
転職して番組制作的な現場にかかわるようになったら、日々増え続ける膨大なデータ(映像収録データ)をどう保存するかってのは意外と頭の痛い問題だということを肌で感じ理解できた。
放送業界向け製品だし、言うほど違和感は無い。
Re:なんだろう、このズレた感覚…。 (スコア:2)
その手の職種に関わってない限り理解不可能な機器かと。
絶妙な容量ですよね。大体,1.5TBを常用するわけでないし。
現状デカイデータは商品毎にHDD保存(+テープ保存)なのですが,
HDDは機械だしテープはデータの取り出しに時間がかかる。
これだとちょうど良いね。
Re:なんだろう、このズレた感覚…。 (スコア:1)
SSD:信頼性に疑問符(歴史が浅い)、容量少
HDD:壊れるとデータ道連れ、容量中
テープ:保存が面倒(意外と知られていないが、定期的に巻きなおしが必要) [www.sony.jp]、容量大
BD-R(E):保存性にそこそこ実績(CD-R(W)~)、容量少
で、カートリッジに突っ込んでまとめることで容量不足を補い、自動メディア交換システムとセットでアーカイブ目的に売り込むつもりでしょう。
(保存データを定期的にベリファイするシステムも組み込むつもりじゃないかな)
放送局レベルのアーカイブ量だと、人手じゃ面倒見切れんから、「なんとかせい!」と注文付けられたって話なのかもしれませんがw
#EXTREME TECHの記事じゃなくて、EXTREME TECHに寄せられたコメントだよね?
Re:なんだろう、このズレた感覚…。 (スコア:2)
HDDは一台4TBのものがあるのに、今回のは300GB~1.5TBとか。LTO-5も1.5TB。
「テープ容量大、HDD容量中」は実感と合わないなぁ。
Re: (スコア:0)
ハードディスクをいっぱい用意する方式をとらないのは文化てきなモンなんですかね。
カートリッジ方式である以上、用意したドライブの台数分しかいっぺんに読み書きできないのは面倒。
ベリファイするときとかメディアを乗り換えコピーするときにそれが響いてきませんかね。
Re:なんだろう、このズレた感覚…。 (スコア:1)
ハードディスクをいっぱい用意する方式をとらないのは文化てきなモンなんですかね。
ハードディスクは電子機器ですし、そもそも長期保存にはまったく適してないからでしょう。
静的な保存だったら、いざ動かそうとしたら、軸が固着してディスクが回転しなかったり、
動的な保存だったら、年間数パーセントという故障率と戦う必要があります。
Re: (スコア:0)
ハードディスクをいっぱい用意する方式をとらないのは文化てきなモンなんですかね。
ハードディスクの場合、落ちた/落とした瞬間データ消失ってリスクがありますから。
(引越しとか地震とか考えるとハードディスクは怖すぎる)
そういう意味でも適度に密度が高くて、密度が低い必要性があるのかも知れません。
#あくまで個人の感想ですw
Re: (スコア:0)
可動部品の少なさ、耐衝撃性、磁気への耐性etcを考えれば、「保存用」としては光学メディアの方が優れてると思うのだけど。
カートリッジに収めた事で光などによる劣化も多少改善してるだろうから、信頼性はHDDより遥かに高いはず。
Re: (スコア:0)
PC用と言うより、放送、映画機材向けといった感じ。
一般用にも売れて、製造コストが下がるに越したことはないってとこかな?
磁気テープに置き換わるメディアとするなら良さげな気がする。
だけどPanasonicあたりを巻き込んで業界の主流にしなければ開発コストも回収できないだろうね。
Re: (スコア:0)
既視感はあるがズレた感覚はぜんぜんない
大昔からある磁気メディアを使ったカートリッジ式の大規模なストレージ・システムを見慣れてれば珍しくもない
たしかにデータの詰まったハードディスクを頻繁に運搬するのはちょっと.........
ニッチな商品だけど、中の円盤を入れ替えれば次世代規格にも対応可能というわけなのね
#ナカミチのCDチェンジャのことも思い出した
Re: (スコア:0)
放送映像系のアーカイブはLTOが一気に立ち上がってきました。
光学メディアはランダムアクセスが高速ですが、書き込みが非常に遅いと言う問題があり、アーカイブには実用的に苦しい所があります。
LTOはライトで120MB/s位出るので、BDの25倍速相当以上ですね
特に去年のHDCAMのテープ不足で全世界から総スカンを喰らい、苦し紛れ感が有ったり、無かったり…
typo (スコア:1)
デーブと言う名の中の人が頑張って読み書きするドライブか
Re:typo (スコア:2)
スペクターか?
#データはすべてダジャレになりました -3点
Re:typo (スコア:1)
年がら年中ダジャレばっかり言いそうなドライブだな・・
Re:typo (スコア:1)
#人力ともいう
Re: (スコア:0)
HALの意識をバックアップするデバイスとか
Re:typo (スコア:2)
ボーマンが走っているBGMは、とっとこハム太郎。
で、いついくらで発売なんですか? (スコア:1)
#みんなもそうでしょ?
Re: (スコア:0)
Sonyで映像保存用の時点でコンシューマー向けではないわけで食傷というか
一般ユーザーが食す時代は来ないのではないかと
それにしても1.5TBが既に大容量に見えないですな・・・恐ろしい時代
Re: (スコア:0)
上の方のコメントでも指摘されているように、中身はBD-R QL辺りなんでしょう。
(そもそも本家の元記事はSony’s Optical Disc Archive: 30 Blu-ray discs in a 1.5TB MiniDisc-like cassette [extremetech.com]です。枚数が違ってるような気がしますがw)
ホログラムディスクなんかとは違って、新規に記録メディアを作る必要もなさそうです。
新しい技術要素って、ディスクの隙間に入るだろうヘッドぐらいじゃないですかね?
# 実はカートリッジから一枚だけ取り出して記録/再生するんだったら笑う。
Re:で、いついくらで発売なんですか? (スコア:2)
その通りだと思いますが,何か?
機構は原始的な方がよいのです。壊れないし,修理できるし。
ぼかあ,ソニーの変態機構の機器を業務用として買うのは嫌だなあw
あそこ,業務用ではそーゆーポカはやらかさないけどさ,
コンシューマのソレは著しく耐久性に劣るからなあ。
Re: (スコア:0)
うんうん。それでいいと思う。
新技術云々とは違う方向だよなぁ。
個人では絶対に要らないシステムだけど、
本気で何十年も上位互換保ってやっていくつもりなら、
デジタルアーカイブの世界標準になってもいいんじゃないかな。
デジタルデータのメリットとして、それが物理的にどこにあるかをユーザが意識せずに運用できる、
というのはあると思うんだけど、物理的に保存したり移動したりして管理したいニーズは
俺の知らないどこかにきっとあるんだと思う。
Re: (スコア:0)
#2138655です。
「笑う」というのは、他の方も指摘されている通り「ハードウェア的にはカートリッジ式BDチェンジャーそのもの」だからです。
別に枯れた技術を使うこと自体に異論はありませんが、SONYの発表には、
とありますよね。
メディアはカートリッジ内でファイルシステムが完結しているものと思われますから、これてって「BDチェンジャーカートリッジのチェンジャー」という、愉快なものになるんじゃないかと。
Re:で、いついくらで発売なんですか? (スコア:2)
やっぱり,精密機器の部分だけでなく,
機械的な機構を残しておくっていうのは結構重要だと思うのよ。
修理が利くからね。
あと,あのメディア,トラックが踏んでも壊れないらしいですよ。
つーことは,火はダメでも,水害ぐらいだったら救出できる可能性もありますね。
災害に強いメディアはよいですね。
まあ,BDベースと言うことで,無機膜ですし,メディアも品質コントロールされていると仮定するなら,
額面通り,50年は大丈夫なんでしょう。
詳しくは毎年おなじみの小寺信良さんのNABレポート参照のこと。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20120419_527386.html
笑えばいいと思うよ (スコア:0)
> # 実はカートリッジから一枚だけ取り出して記録/再生するんだったら笑う。
どうみてもBDチェンジャーにしか見えませんが、違うんでしょうか。
むかしのカーオーディオみたいな。
Re: (スコア:0)
# 実はカートリッジから一枚だけ取り出して記録/再生するんだったら笑う。
むしろ、コンシューマ向けにも販売して欲しいくらいだ。
#Blu-rayプレイヤーのオプションでもいい
シリーズものビデオの一気見が実現できるw
Re: (スコア:0)
つ BDP-CX7000ES
販売は終了していますが、探せば売っているところはあります。
禁断の方法 (スコア:1)
発想を540度転換してネットに放流するのが一番!!
しかも維持費が掛からない!
MO並の耐久性があれば (スコア:0)
メディアは強いけどドライブが弱くてみんな泣くのか
Re: (スコア:0)
少なくともメディアの耐久性と同じぐらいの期間、互換ドライブの製造を続けてくれるならいいが、
5年後に販売が続いているかすら怪しいように思えるのは俺だけだろうか?
Re:MO並の耐久性があれば (スコア:2)
Re:MO並の耐久性があれば (スコア:2)
カートリッジから取り出し、12枚の光ディスクを一般的なBlu-rayドライブで順番に読んだら何とかなる?
Re: (スコア:0)
過去の例からして、規格そのものの耐久性が一番不安だ。
Re: (スコア:0)
ヒント: AITテープ
馬から落馬 (スコア:0)
AITのTは何の略?
Re: (スコア:0)
おや、あなたもHiMDユーザーでしたか
Re: (スコア:0)
いえ、NTユーザーです
Re: (スコア:0)
SONYの業務機でそんな信頼無くすようなことはあり得ないよ。
その分売値も維持費も高いんだから。
AIT-4のテープなんていつの間にかアメリカ製で「工場出荷未定」 (スコア:2)
AIT-4のテープなんていつの間にかアメリカ製で「工場出荷未定」だぜ。
製造中止なわけではなく,そのうち手に入るからまあいいんだけど,
やっぱりそこそこ業界標準規格として欲しいところ。
業界標準になればそこそこ古くても入手性はよいからね。
Re: (スコア:0)
MOはメディアも弱いですね。何枚か壊れて読めないものが出てきたのを経験済み(10年ほど前)
NABでの発表だよ (スコア:0)
製品は放送業界向けでコンシューマは関係ない
最低でも10年はコミットせざるを得ない世界
無間地獄 (スコア:0)
BD が出た頃に最低でもこれくらいは用意しろやと思った水準にようやく達したが
今となってはそれでも少ないですなぁ
HVD とかあっちの方はどうなんでしょうねぇ
「メディア世代間の互換保証」って何? (スコア:0)
みんなこの表現は何を意味しているか理解してスルーしてるの?
もしかすると放送業界独特の表現なのかもしれないけど、
文字通り読めば「SONYの互換保証なんて実質的には何も保証してないよね」と言う感想。
独自メディアの呪縛 (スコア:0)
まだ独自メディアの呪縛から逃れられないみたいですね。
かつて味わった美味しい汁の味が忘れられないのかな。