maia 曰く、
福岡市教育委員会は17日、市立小中学校でのエアコン暖房の使用を室温10℃以下で認める方針を決めた(西日本新聞の記事)。
記事にもあるが、文部科学省の基準は暖房が10℃、冷房が30℃だ(つまり室温10~30℃)。ちなみにオフィスの基準は17~28℃(事務所衛生基準規則)。またウォームビズの設定温度は20℃、クールビズの設定温度は28℃となる。多くの事務所では、エアコンの吹き出した風が当たる当たらないで大きな差があるのが実情である。
記事を見る限り、2014年以降に冷房目的で導入したエアコンに暖房機能が付いていたということで、そもそも暖房器具は備えられていなかったようだ。福岡市は比較的温暖という事情もあると思われる。なお、学校環境衛生基準(PDF)では教室等の温度について冬は10℃以上、夏は30℃以下であることが望ましいとしているが、最も学習に望ましい条件としては冬で18~20℃、夏で25~28℃程度となっている。