Facebook、問題投稿の削除要員の悲惨さについての報道に「あれは珍しい例外」と回答
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
The Vergeの記事によると、モデレータと呼ばれるFacebook上の問題のあるコンテンツの削除を判断する担当者は年間28,800ドルを稼いでいるという。しかし、得られた収入はストレスに対処するため、セックスやドラッグに使っている。この記事はThe Vergeの記者が3カ月かけてアリゾナ州フェニックスのオフィスで複数のモデレーターにインタビューしてそれをまとめたものだという。
この報告によれば、従業員は精神的に深刻な苦痛を経験しており、オフィスでセックスを始めたり、雑草を吸ったりしている。また仕事をしている打ちに陰謀説を信じ始めた人もいるそうだ。Facebookにはそうしたモデレーターのメンタルをケアするカウンセリングサービスなどはいっさいなく、週に2、3回失敗しただけでも解雇されるので常におびえていると語ったモデレーターもいるとしている。
一方でFacebookのジャスティン・オソフスキ副社長はこの報道に対し、「報じられた懸念は珍しい例外であり、決して一般的なことではないことを確認できるメカニズムを既に確立している」と反論している(GIZMODO、ITmedia、Slashdot)。