アナウンス：スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
新聞もテレビも、さかんにニュースを伝えているが、どうも本質が見えてこない。それどころか、いつの間にか主人公が代わってしまったり、議論がズレていったり…。あまりのバッシング報道に、「フェイク（偽）ニュース」との言葉を使った大統領もいたが、日本でもそれは日常だ。
茨城県筑西市のセルフ式ガソリンスタンドで「謎の装置」が発見され話題になっている。
セルフ式のガソリンスタンドは事務所で店員が客の状況を監視し安全な状態であるのを確かめて「許可」ボタンを押さないと給油が開始されないのだが、筑西市のガソリンスタンドでタッチパネルの「許可」ボタンを定期的に叩く謎の装置が見つかり、TBSの取材カメラでその光景が捕らえられた。
取材後しばらく経って再びそのスタンドに行くと装置は小型化して進化していた。
TBS取材班はその映像を消防署に見せたところ法令違反の可能性が強いとして立ち入り調査が行われ同行取材の結果「謎の装置」は取り外されていたがデスク横に置いてあった「装置」について追求されるとスタンド側は省力化のためにやったと自供。消防署は装置の撤去と以後の継続的な立ち入り検査を通告したとのこと。
モーターで作動する棒が画面をノックし続ける第一世代から画面に取り付いてソレノイド式に許可ボタンを連打する第二世代への進化は電子工作好きとしてはなかなかに興味深い。法令違反だけど。
Fedoraが標準でMP3をフルサポートすることを発表した(Fedora Magazineの記事、 BetaNewsの記事、 Phoronixの記事)。
Fedora Workstationでは昨年11月、MP3デコードに関する特許の存続期間が満了したことを受け、mpg123ライブラリとGStreamerでのMP3デコードを有効化していた。さらに4月23日、Fraunhofer IISとTechnicolorがMP3関連特許とソフトウェアのライセンスプログラムを終了したことから、Red Hatの法務部門がFedoraへのMP3エンコーダー追加を認めたとのこと。
これまではライセンスの問題からFedoraのベースディストリビューションにMP3デコード/エンコード機能を含めることは困難だった。そのため、多くのユーザーがサードパーティーのリポジトリを利用してMP3を利用していたが、近いうちにFedora標準でMP3エンコードが可能になる。
GoogleがAndroid Nougatのベータプログラム終了を発表した。次期Android 「O」のベータプログラムは準備が整い次第、Android Beta ProgramのWebページ (要ログイン)で発表するとのこと(Neowinの記事、 Softpediaの記事)。
Android Beta Programでは昨年3月、Android N Developer Previewの提供を開始した。6月には名称が「Nougat」に決まり、8月にはファイナルバージョンのAndroid 7.0 NougatがNexusデバイス向けにロールアウト。ファイナルバージョンはベータプログラム参加端末にも配信されたが、その後もベータプログラムでAndroid 7.1.xのテストが行われていた。最新のAndroid 7.1.2は4月にロールアウトしている。
Android「O」は3月にアルファ版のDeveloper Preview 1が公開されており、今月公開予定のPreview 2がベータ版となる。
承前。75.8kg。
今日（米国時間5/4）*、われわれが愛するある巨大組織は映画にも造詣が深いことを証明した模様だ。カナダ運輸省は 全地形対応装甲車両にリコールを命じた。この四脚装甲車はAll-Terrain Armored Transportの頭文字を取ったAT-ATウォーカーというニックネームでよく知られている。
*スターウォーズの日で儂の誕生日の前日
Amazon、日販への発注を一部中止 出版社と直接取引へ http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1705/02/news097.htmlアマゾンジャパンは、現在の日販からの供給形態について「ベストセラーなど売れ行きの良い書籍に重点が置かれたオフライン小売業者向けの形となっている」と指摘。「顧客の要望に沿った多様な商品を提供するという当社のビジネスモデルと合致していないため、取引形態の変更に至った」と理由を説明する。 業界2位のトーハンとの取引内容は「特に変更はない」としている
旧来からの出版取次システムはどこまで保つか。
QualcommはAppleに予想外の強烈なパンチを見舞うかもしれない。 Bloombergによれば、Qualcommは国際貿易委員会（International Trade Commission） （不公正貿易を排除してアメリカ産業を保護するための独立機関）に対してiPhoneのアメリカへの輸入を差し止めるよう訴えることを検討しているという。これはQualcomm対Appleの法廷闘争に新しい段階をもたらすだろう。
満員電車に悩まされているのは日本人だけではない。通勤電車の乗車率が常時200パーセント近いという英国では、バーのスツールに着想を得た「足を投げ出せない座席」が開発された。
#そうはいっても、座席を完全に取り払うわけにはいかない。プリーストマンは、「撤去した路線もありますが、まるで牛の運搬トラックです。3時間も乗っている人もいるわけですから、座席は必要です」と語る。
#そうか日本人は牛だったのか
DebianがJessieからデフォルトの起動システムにsystemdを採用したことを不服に思ったメンバーがフォークしたプロジェクト「Devuan」が2年あまりの歳月を経てようやく正式版のリリースにこぎつけそうだ。Devuan Projectは5月5日，Devuan 1.0のリリース候補版となる「Devuan Jessie 1.0.0 RC2」のリリースを発表した。
NTTぷららがMVNOとして提供しているモバイル通信サービス「ぷららモバイルLTE」が11月30日を持って終了する（）。すでに新規申込み受付は終了となっており、既存ユーザーにはNTTコミュニケーションズが提供する「OCNモバイルONE」への移行を案内しているようだ。
現在さまざまな企業がMVNOによる廉価な携帯通信サービスを提供しているが、価格だけでなく品質面についても重視する消費者が増え、競争が厳しくなっているような感じではある。今後このようにサービスを終了する事業者は増えるのだろうか。
http://www.shinoby.net/2017/05/10046/
ステマのつもりはないが、ステマと取られても仕方がない、稀代の奇書。
1分間聞かせるだけで声をコピーできるアルゴリズムが開発されたそうだ。カナダ・モントリオールのスタートアップ「Lyrebird」が開発したもので、同社のサイトでは、サンプルとしてアメリカのトランプ大統領、オバマ前大統領、ヒラリー・クリントン氏のコピー音声による議論を公開している。若干ぎこちないものの、各氏の声の特徴をよく捉えているらしい（Techable、Lyrebird）。
ただ声の模倣は声を生体認証として使うサービスも開発されているだけに、倫理的な危うさをはらんでいる。この点について、Lyrebirdは「この技術を一般公開し、誰でも使えるようにすることで、声はコピーできるものととらえてもらう」としている。
移民問題な右派ルペン氏の登場で注目度の高かったフランス大統領選挙は、マクロン氏の勝利に終わった。しかし、この選挙でも米大統領選同様にハッキング事件があったことが明らかになった。マクロン陣営は選挙活動最終日の5日夜、「大規模で組織的なハッキングの被害を受けた」と発表した。実際にメールやビジネス関連の文書など約14.5GBのファイルが何者かによって公開された（CNN、slashdot）。
流出した文書はTwitter上でbotを使用して拡散されていたという。New York TimesのサイバーセキュリティリポーターであるNicole Perlroth氏によれば、ハッシュタグ#MacronGateを使用したつぶやきの約40％がbotによるものだった。特定のアカウントは24時間で1668ツイートしていたそうだ。同氏はTwitterは批判があるにもかかわらず、Bot攻撃の対策をまったく取っていない。今回の事件はTwitterが終了する原因になるのではないかと指摘している（recode、Nicole Perlrothその1、Nicole Perlrothその2）。
PowerVRのImaginationが2012年に1億ドルで買収したとされるMIPSを売却する。
ImaginationのPowerVRといえば、iPhoneのGPUに採用されていることで有名で、先日、AppleがGPUを自社開発するというニュースで株価が暴落したことは記憶に新しい。
やはりMIPSではARMには対抗できなかったのか、Appleに買収してもらうために余分なものを切り離す作戦なのか、それとも縮小するGPU IP市場であえて攻勢に出るための資金とするのか。
FBIは2015年、Torを利用した世界最大の児童ポルノサイト「Playpen」を作成したとして「Steven W. Chase（58歳）」を逮捕した。Chaseは、最大25万人の会員を抱えるPlaypenの元最高責任者だった。彼ただ逮捕時のFBIの手法について疑問視する向きも多い。FBIは、Playpenのwebサイトのコントロールを奪取し、訪問者に分からないようにマルウェアを配布した。マルウェアを利用して訪問者のPアドレスを特定することにより、米国内だけでも350人、海外では548人が拘束されたとされている。
裁判資料によれば、FBIはマルウェアを使い120カ国1000台以上のコンピュータをハッキングしたとされる。捜査手法としては過去にない規模のものだったという。FBIは今回配布したマルウェアは「世界の児童虐待者を起訴するため国際協力の道を開いたもの」と評価している。一方で電子フロンティア財団などはこれは単一の令状の権限を拡大解釈し、何千ものコンピュータにマルウェアを配布したと批判した。さらに訪問者逮捕のためにFBIがサイトをただちに閉鎖しなかったことも問題があるとしている（GIZMODO、MOTHERBOARD、GIZMODO、GIZMODO、Slashdot）。
バクテリアを利用して津波の規模を小さくできないかという研究が海洋研究開発機構高知コア研究所（高知県南国市）で行われているそうだ（毎日新聞、Yahoo!転載）。プレートの境界が大きく動くと津波が大きくなるので、プレートの境界面に仕掛けをしたら動きを抑制出来るのではないかという発想。そこで炭酸イオンを分泌するバクテリアを注入すると、海水中のカルシウムと反応して炭酸カルシウムを境界で作り、セメントと同じ効果が得られるというプラン。摩擦試験器での実験では、このバクテリアにより摩擦力が約10％増加した。こうした技術で境界が一気に動くのを抑制できる感触はあるとの判断らしい。
アスペリティ（固着域）の急激な動きとスロースリップなら後者の方がいい気はするけど、地震や津波のメカニズムに人為的介入というアイデアにびびる。
スマートフォンのアンロックでパスワードやPIN番号の代わりに絵文字を入力して比較をする研究が行われている（GIGAZINE）。
ベルリン工科大学、ウルム大学、ミシガン大学、カーネギー・メロン大学の研究者チームの実験によると、4〜6桁のPINコードの替わりに絵文字を使って入力してもってアンロックしてもらう実験をしたところ、絵文字を使ったほうが1週間後も入力する内容を覚えている確度が高く、絵文字のため楽しみながら行えたという結果が発表された。別の実験では絵文字を使用したほうが「盗み見」による流出リスクが低くなるとのこと。
ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家