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テクノロジー

排水を微生物でメタンガスに転換し発電するシステム 14

ストーリー by nagazou
なるほど 部門より
工場から出た排水を処理する装置の開発を行っている松山市にある水処理メーカー『愛研化工機』は、「ネット・ゼロ・エネルギー型排水処理システム」を開発したそうだ。排水の処理には大量の電力が必要だが、このシステムでは、排水の浄化だけでなく、処理過程でエネルギーを生み出し発電することもできるらしい。同社はこの装置で特許を取得、政府が1月に発表した「ものづくり日本大賞」で優秀賞を受賞しているとのこと(NHK)。

この装置では、「グラニュール」という微生物を用いて、排水に含まれる有機化合物をメタンガスに転換、メタンガスを装置の中で燃焼させることで発電する仕組みになっているという。電気は排水処理装置の動力として利用することで、工場の電気の使用量を大幅に削減できるとしている。
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  • 嫌気性処理と同じと思いますけど。まあ処理する微生物が特殊で通常の処理より効率的なのかな?
    エネルギー回収できるためには、かなりの高濃度排水が必要です。
    高濃度排水をエネルギー回収したあとの排水もかなりの高濃度になります。
    よって処理後の排水の排水処理が必要と言った笑えない事実が生まれます。一般的には
    結果として実際に実用化できる条件はかなり絞られるので、まあ、ネタみたいなものと思います。
    特許も処理システム内で発電した電気を利用するという限定で登録されているようですね。
  • by Anonymous Coward on 2023年02月08日 18時47分 (#4407740)

    何気にガス田地帯化する!

    • by Anonymous Coward

      隣県に無尽蔵に湧き出ているうどんのゆで汁を使えばよいのでは。

      • by Anonymous Coward

        うどん茹で汁バイオ発電は昔にニュースなってましたけど
        その後どうなったかは知りません。

    • by Anonymous Coward

      ブロアーの電気を自前で作ってくれるだけでもうれしい。

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