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交通

日産と三菱、軽規格の新型EV「SAKURA」と「ekクロスEV」を発表 125

ストーリー by nagazou
本体のお買い得感はあるけど 部門より
日産自動車と三菱自動車は20日、昨年開発意向を示していた軽自動車規格のEVとなる新型車を発表した。新型車は日産と三菱が2011年に共同で設立したNMKVとともに、3社で共同開発がおこなわれたものだという(EVsmartブログITmedia)。

日産自動車の新ブランド製品である「日産サクラ」では3グレードが設定され、クリーンエネルギー自動車導入促進補助金を活用した場合の実質購入価格は約178万円からとなる。高速道路単一車線での自動運転技術「プロパイロット」の他、駐車時の自動制御「プロパイロット パーキング」を軽自動車として初搭載した。カタログ値のバッテリー総電力量は20kWhで 最高出力/トルクは47kW/195Nm、航続距離は180kmとしている(日産リリースCar Watch)。

三菱自動車のモデルは「ekクロスEV」となっている。こちらは2グレードが設定され、補助金を用いた実質購入価格は約178万円からになる点は同じ。日産サクラが新ブランド扱いなのに対して、ekクロスEVは同社のガソリン車である「eKクロス」シリーズにEVモデルが追加したものだという。フレーム構造はいずれも日産デイズをベースにしており、バッテリー総電力量などの走行部の基本スペックはほぼ同一となっている三菱自動車リリースCar Watch)。

なお東京都の場合、クリーンエネルギー自動車導入促進補助金の約55万円に加えて、別途都独自の補助金約45万円が利用できるとのこと。この場合、最安の条件では140万円程度で買えるとしている(Car Watch)。

あるAnonymous Coward 曰く、

軽自動車のサイズに落とし込めたものの、BEVの自動車税は軽自動車税よりまだ高い(軽自動車税が安すぎるというのもあるが)
ワンオーナーで13年乗ってランニングコストを含めた総額で従来のエンジン車よりどれだけ安くなるかが気になるところだ。

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  • by NOBAX (21937) on 2022年05月23日 13時09分 (#4254249)
    日産と三菱が軽EV車を手掛けるのは地方でガソリンスタンドが
    激減している [sankei.com]という状況も影響しているみたいです
    EVなら家庭でも充電できますし、地方では下駄代わりに使うので
    50㎞も走れれば十分 [autocar.jp]なようです
    •  確かにガソリンスタンドが減ってますね。
       国道や幹線道路からちょっと外れると、軒並み閉店してる感じ。
       山とか海とか観光地に行くときは満タンにして行った方がいいです。で、メーターが半分を下回っていたら、念のため補給しておくくらいは用心したほうがいいかも。

      >地方では下駄代わりに使うので50㎞も走れれば十分 [autocar.jp]なようです

       確かに、車通勤なら片道20kmくらいまでを考えれば大抵の人はカバーできそうですね。
       こちらの方だと片道50km以上とかも結構いるけど、鉄道やバスと組み合わせることも考えるべきでしょうね。
       このモデルの場合、生活四駆が欲しいな。
       年々、除雪の頻度は少なくなるし、適当になっていくしで、冬季の道路状況は悪化してるので。

      //家に給電できるのはいいよね。停電対策にもなるし。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      確かに99%の使用では十分だな
      そして車は複数台あるので一台が電気自動車になっても困らないか
      安けりゃどんどん普及するかも

    • by Anonymous Coward

      夏でも冬でも、10年乗っても50km走れる必要がありますが、今回の航続距離180kmはそれを加味しても十分ですね
      田舎なら複数台持つのが当たり前なので、長距離用には1台ガソリン車、他はこれって感じで

  • by Anonymous Coward on 2022年05月23日 16時59分 (#4254515)

    オートマの軽トラは、エンジン音がうるさい。農村でガソリンスタンドが減ってる。
    EV軽トラなら、これらの問題を解決できそうだが。
    発信時にトルクがデカいのも軽トラに向いてそう。

  • by Anonymous Coward on 2022年05月23日 12時12分 (#4254195)

    真冬でヒーターガンガンに使うとか、数年たってバッテリがヘタったら130kmがいいとこ。って事は片道50kmのドライブしか使えない。
    日常のアシにはいいんだろうけど、お出かけには怖くて使えませんね。

    あと、一軒家ならともかく集合住宅だと日常の充電もままならない。この辺が解消されない限り私には使えません。ほんとに東京都でガソリン車全廃するなら、充電インフラどうするのよ?

    • 逆に中国で爆売れしてるらしい「原チャリと軽自動車の間ぐらいの町中専用のEV」みたいな規格が有っても良いと思う。
      今の「自動車」の規格が多くのユーザにとってオーバー・スペックな可能性は無いのかな?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      これは車を複数台所有する家庭向けではないですか。
      家族で乗れる普通車と、買い物通勤用の軽を両方使ってる家庭向け。

      • by Anonymous Coward

        都市部だと複数台持つのが難しいし、地方だと意外に距離走るから買い物・通勤でもちょっと不安になるよ。

        #都市部に住む車に乗らない人向けかな。週末ドライブのようなプチ長距離走ることもないし、通勤でも使わない。ごくたまに買い物などで市内走るみたいな。そういう人って割と多い

        • by Anonymous Coward

          地方で日常の足に使う場合に、片道100kmも走ったりしませんよ
          北海道民なら知らん

        • by Anonymous Coward

          都市部ってのがガレージや駐車スペースのある住宅街なら片道最大90kmで十分だし
          機械式駐車場しか無いような本当の都市部は自然放電があるEVは無理でしょ
          ごくたまに引っ張り出して毎度駆動バッテリーが上がってるようじゃどうしようもない

          一番刺さるのは他コメでも言われてるけど「ガソリンスタンドが遠い田舎」だよ
          遠回りしてスタンドに寄る、スタンドを目的地として移動するという手間が無くなる

    • by Anonymous Coward

      都市部は公共交通とかシェアカー/レンタカーを使えばいいんじゃないですかね?
      地方は生活の足として車が必要ですが、充電設備の設置も容易で下駄車の所有も珍しくありません。

      カーボンニュートラルは生活費用なり生活水準なりで痛みを伴うのは仕方がありません。

    • by Anonymous Coward

      今は楽天モバイルみたいにニッチ向け。
      はまる人はあんまりいない。
      将来は充電設備を用意できない人は車の維持が大変になるか、水素自動車の時代なるんじゃね?

    • by Anonymous Coward

      田舎だと1人1台状態だから、夫婦の場合、自分の車は軽で相方の車は乗用車てパターンかなりある。
      軽は通勤のみ、遠出は乗用車。
      そういうパターンならいけるかな。

  • by Anonymous Coward on 2022年05月23日 12時12分 (#4254196)

    車だけは減税や補助金を惜しまないんだよな

  • by Anonymous Coward on 2022年05月23日 12時20分 (#4254202)

    リーフ初代の頃は空冷バッテリーの急速劣化問題、駐車中常時充電無しで運用しようとする無理とか、
    売れないデザインを付けるガソリン車との差別化、性能をガソリンに合わせて削る商品企画、
    自動運転と絡めた牽強付会とか色々あったけど、もうそろそろ安定してきた印象

    航続距離は一日の最大移動距離。自宅充電は必須、加速はバイク並みが標準とか色々常識も広まったし
    後は相変わらずガソリン配送網を置き換えられるほどの原発と送電網がいつまで経っても整わない問題と
    そもそもリチウムイオン電池が高すぎて経済成長が足りてない国では買えない問題だけかな

    • by Anonymous Coward

      近年人気のリチウムイオン電池がますます高騰しているし、電力価格も高騰中。

    • by Anonymous Coward

      今後車種が増えるに連れてEVを選択する人も増えてくると思うけど、充電に必要な電力は十分に賄えるのでしょうかね?
      日中なら太陽光発電を増やせば解決できるかもしれませんが、通勤で使ってたりすると夜間に充電する方が大多数と思います。
      日中は太陽光で電力会社のバッテリーへ充電、夜間はそのバッテリーからEVへみたいになると無駄が多そう。

      • by Anonymous Coward

        日中なら太陽光発電を増やせば解決できるかもしれませんが、通勤で使ってたりすると夜間に充電する方が大多数と思います。
        日中は太陽光で電力会社のバッテリーへ充電、夜間はそのバッテリーからEVへみたいになると無駄が多そう。

        だったら、会社の駐車場に(補助金付けて)充電器付けて、昼間充電(有料)。(ショッピングモールでもいい)
        帰ったら、夜間の家庭用電力はEVから補給V2H (朝の通勤分は残す)

  • by Anonymous Coward on 2022年05月23日 12時20分 (#4254205)

    毎日40kmの通勤を200営業日繰り返すと8000kmです。
    ガソリンモデルの場合はリッター20くらいなので400リットルくらい。ガソリンに補助金がないと200円くらいだから8万円くらいです。

    充電だと東京電力のスマートライフプランで
    1満充電135円くらい。
    3日に1度の充電で事足りるので200営業日なら66.6回充電です。その時の電気代は8000円くらいですかね。
    もともとがリッター20だから燃費が劇的に良くなるわけではないですね。

    • by Anonymous Coward

      電費8km/kWhとして、8000kmは1000kWh。でふつうの従量B電気は30円/kWhに再生エネルギー賦課金がついて35円/kWh。なので、35000円くらいか?

    • by Anonymous Coward

      そう言えばガソリン代って半分近く税金みたいな話もあるけど、EVが普及してきたらその辺どうするつもりなんだろう?
      国が税負担軽くする事なんか絶対しないだろうから、EV充電は別系統のメータ設置義務付けてそれで課税とかするのかな?

      • by Anonymous Coward

        なーに、ガソリンにもっと課税するだけですよ

        • by Anonymous Coward

          ガソリンスタンドの廃業も加速させないといけないから、嫌がらせはしてきそうですね。

      • by Anonymous Coward

        車検時にキロ数に応じて課税する方式になるんじゃないんでしょうか?
        もしくは自動車用リチウムイオンバッテリーの価格にガッツリ税金を掛けるか。

        • by Anonymous Coward

          実際、距離に応じた税金は検討されつつあります。 [tv-asahi.co.jp]
          ただこの場合、低燃費や大排気量など環境への影響が無視されかねない、移動の多い地方いじめ、流通業いじめといった問題に繋がるので、慎重な議論は必要ですね。

        • by Anonymous Coward

          EV推しなのに自動車関連の税収が減ることについては危機感を持っているみたいで車検ごとの走行距離に応じた
          課税方式も検討中だと何かのニュースで見ました。

      • by Anonymous Coward

        本格的にEVが普及するとガソリンスタンドが廃業するか水素ステーションに業転してるだろうから
        自家用車からガソリン車という選択肢がほぼ失われる訳で(水素はこれまでの燃料課税と同じスキームが使える)そうなれば EV限定の自動車税の増税とかやりたい放題じゃないかな。

        普及率が10%超えたあたりから、充電ステーション整備の名目でEVに特別課税する可能性もあるよね。

      • by Anonymous Coward

        最終的にはエネルギー源への課税は炭素税などのみで
        道路財源はロードプライシングで回収するのが筋だろうとは思う。

        具体的な方法が走行距離メーターから行うのか、監視カメラ+AIで行うのか
        GPS義務付けとかになるのかとかは、その時の社会的な都合によって決まるのだろう

    • by Anonymous Coward

      1/10という驚きの回答ではあるが詐欺師みたいな回答でもある。
      なぜなら充電設備の費用が含まれていない。
      毎回ショッピングセンターや職場で常に充電できる保証もないので自宅で充電できる設備を置かないといけない。
      そしてそれの維持管理コストも見積もらないと詐欺師みたいな回答になっちゃうので総額で考えないと言えないのはそういう理由。

      • by Anonymous Coward

        1/10という驚きの回答ではあるが詐欺師みたいな回答でもある。
        なぜなら充電設備の費用が含まれていない。
        毎回ショッピングセンターや職場で常に充電できる保証もないので自宅で充電できる設備を置かないといけない。
        そしてそれの維持管理コストも見積もらないと詐欺師みたいな回答になっちゃうので総額で考えないと言えないのはそういう理由。

        この試算はかなり甘い試算です。
        本来180km走れるなら40kmを4.5回走れます。
        また電灯Bでは駄目でエコキュートをつけなければなりません。
        しかし燃料費の差額でエコキュートをつけてもまだ安いと思います。また通勤費はガソリン代で受領するので余剰になるはずです

        • by Anonymous Coward

          > 本来180km走れるなら40kmを4.5回走れます。

          EVは充電器から外してる間は常にアイドリング中みたいなもんだから
          「40kmを4回」なんて計算には意味がなくて自宅充電設備必須よ
          「80kmを往復」が正解

  • by Anonymous Coward on 2022年05月23日 12時32分 (#4254214)

    新車購入価格とその後のランニングコストで比較すると、ガソリン車よりもEVの方がトータルコストが安くなることもある。
    でも、乗った後に売ることを考えたら、EVは買取価格が大幅に下がるので損。
    特に、ガソリンの軽自動車は買取価格が高めなので、5年乗って売るとかを考えれば、EVを選ぶ意味はほとんど無くなってしまう。

    • by Anonymous Coward

      今すぐ全員が乗り換えたくなるような制度設計にしたらインフラが追い付かないから、普及をコントロールしているんでしょ。

    • by Anonymous Coward

      そこまで考慮するのは愚か者の考えですよ。
      いかに安く運用するかなので途中で買い替えたら却って高つくので無意味。
      税金上がる13年で乗り換えるか多少ペナルティ払ってでもそれ以上乗る可能性もある。

      そのうち環境負荷のため7年未満の買い替えは禁止とか出てくるんじゃないの。

    • by Anonymous Coward

      なぜか売る前提で話す人いますけど
      使えるものを売るのが一番損です。
      売る時点で経済性を放棄してると考えましょう

  • by Anonymous Coward on 2022年05月23日 13時10分 (#4254252)

    やはり、サクラがコメントしてくるんだろうか。

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