中部電力など、電気自動車のバッテリを電力網に接続して給電する実験を実施へ 43
ストーリー by hylom
バッテリーのクラスタ化 部門より
バッテリーのクラスタ化 部門より
豊田通商と中部電力が、電気自動車のバッテリを電力系統に接続し、電気自動車から電力を電力系統に給電する実験を行う(プレスリリース)。
昨今では太陽光発電や風力発電などによる発電量が増加しているが、こういった発電施設から供給される電力量は状況によって大きく変動することが問題となっている。電力供給の不足時に電気自動車のバッテリから給電し、逆に需要が少ない場合はバッテリの充電を行うことで、急な需給変動に対し柔軟に対応できる可能性があるという。
プレーヤーが多すぎて判ら無い (スコア:3)
中部電力とAEON [aeon.info]の話は中部電力の送電網で買取制度が終了するお家の太陽光発電をワオンと交換します。
豊田通商と中部電力の話はグリッドで、関西電力はオフグリッドで、自動車から電気を戻すのだが、話がこんがらがって判ら無い。
Re:プレーヤーが多すぎて判ら無い (スコア:1)
関西電力圏内なうちの近所のイオンは、充電ステーションがWAON認証なら無料で充電可能なんだけど、EV持ち込んで充電・売電を繰り返せば無限にWAONを入手できるのかな…
なんらかのチェックはするだろうけど、WAONのIDでチェックする程度なら、WAONを2枚で回避できそう。
#バッテリが劣化する分まで考えると、見合うかどうかは不明ですが
Re: (スコア:0)
日経新聞 [nikkei.com]の関西電力とAEONの話は、「電気自動車で乗り付けて呉れれば電池の電気を吸い取ってワオンと交換します」
中部電力とAEON [aeon.info]の話は中部電力の送電網で買取制度が終了するお家の太陽光発電をワオンと交換します。
豊田通商と中部電力の話はグリッドで、関西電力はオフグリッドで、自動車から電気を戻すのだが、話がこんがらがって判ら無い。
> 話がこんがらがって判ら無い
イオン
V2H/V2G (スコア:2)
V2H:Vehicle to Home
V2G:Vehicle to Grid
BEVやPHEVが全面的に普及したら、その電力量は全発電所の発電量に匹敵する。だから、利用しない手はないという話は昔からあり、EV普及の肝かもしれない、と言われている。このシナリオが本当かどうかは、20年後には分かるかもしれない。十分な台数が接続すれば、先般の北海道のような長期停電時にはありがたいだろう。一方、カーシェアが進んで台数が減っちゃう未来もありうる。
Re:V2H/V2G (スコア:1)
うーむ、もし発電所が落ちて、じぶんちの車からどんどん電気が吸い取られるとなったら、車使えなくなるのも困るので、すぐ車はオフラインにしちゃうかも。
Re: (スコア:0)
この手の技術を仮想発電所と言うんですが、既に確立されつつある技術です。日本でもいろいろな所で実証実験がおこなわれたりしてました。
そこには、利用者の行動パターンや、天気予報、それに伴う電力需給を把握・予想して、そうならないように利用をコントロールする技術も当然含まれてます。
発想が昔のままで固まってますよ。
Re: (スコア:0)
それは日常レベルの変動の話で、先日の地震による発電所の故障のような長時間に渡って大電力が不足する事件が発生したら普段とは違う顧客行動が生じるのは当然だろ。
まぁそこまで行くとEVの電力全部吸い上げても補填が間に合うか微妙なところもあるし、
そういうときにはさっさとシャットダウンしてしまえばそこまで心配する必要は無いんだが。
が、必要最低限の範囲を停電させて残りの系は平常運転させるって制御が出来なかったのが先日の事例と考えると色々とビミョーだねぇ・・・
Re:V2H/V2G (スコア:1)
電気が止まった地方にボランティアとしてガソリンを満タンにしたPHEVで乗り付けて電力供給すると言うのはありだと思います。
Re:V2H/V2G (スコア:1)
発想が昔のままで固まってしまってますよ。
通勤や買い物など、車が日中駐車場に停まったままということは多数あります。
太陽光発電は日中に余剰電力が生じるので、日中にEVに電気をためてもらって
夕方から夜間にその分を使ってもらうことが効率的な利用方法となります。
Re: (スコア:0)
ショッピングモールをオフグリッド運用して、太陽光パネルの発電量とモールが保有する少なめのバッテリーで売電、
その余りを電気自動車に供給してバッファしてもらう形ならどうだろうか
専用のバッテリー設備 (スコア:1)
これじゃいかんのか?
Re:専用のバッテリー設備 (スコア:1)
車の稼働状況も採りたいじゃんよ
Re:専用のバッテリー設備 (スコア:1)
この実証試験では2台だけみたいだし期間も3日×2回と短いので、試験中に自動車として使用するのかどうか微妙な感じがする
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
専用のバッテリー設備だと、それがまるまるコストになるけど、
電気自動車のバッテリーだと、コストは電気自動車の購入費の方にほぼ隠れてしまうってのがメリットです。
バッテリーのコストは急速に低下中ですが、それでもまだまだ高価なので。
日本だけではなく、諸外国でも同様な構想を聞いたことがあります。
Re: (スコア:0)
バッテリー寿命に響くからいやーん
というユーザーもいるかもしれない
通常電気代>バッテリーコスト
にならないと無理筋なのでは
と思う
Re: (スコア:0)
バッテリーの再生がキモになるだろうね
バッテリー内の分子が予定外の位置に移動してしまう事によって寿命が来るので、材料が気化したりして無くなってしまうという訳ではないから効率の良い再生プラントができればコストは下がると思う。
Re: (スコア:0)
というか、いざ使おうとしたときにバッテリーがフル充電じゃなくなってるっていやん。
Re: (スコア:0)
見返りに充電コストを一部肩代わりしてくれるなら、利用形態によってメリットあるのでは?
ガソリン自動車の利用でも毎日給油して満タンにしている人なんて多くはないですよね?
Re: (スコア:0)
入れたら入れただけ燃費の下がるし給油自体が面倒なガソリンと
毎日充電しても燃費に関わらないし充電が比較的簡単なバッテリーを比べても意味ないような
Re: (スコア:0)
給油量にかかわらず時間があまり変わらなくて短いガソリンの給油と
充電量に比例して長くなる充電・・・という違いもありますね
Re: (スコア:0)
今の電気自動車は容量が小さいから駐車場を出る時に満タン(80%)未満だと航続距離が足りないんだよ
Re: (スコア:0)
EVのバッテリーを電力会社が貸し出す形とか検討してたような
Re: (スコア:0)
>コストは電気自動車の購入費の方にほぼ隠れてしまう
受電設備が必要だし、
バッテリーを充電放電し続けるというのは、当然寿命に大きく影響するからワオンポイントあげます、じゃ済まないよね?
Re: (スコア:0)
太陽光パネルのあるお宅をターゲットとし、買い取り価格ブーストが終わった後を見越して、電気自動車に貯める→そこから(既設の太陽光システム流用で)送電網に流す場合そこそこ高価買い取り、ってやれば、以外とホイホイ乗る人居るんじゃない?
電気に限らず自家用車は止まってる時間の方が長いわけなので、舌先三寸で丸め込めば、お得! って思ってくれる人はかなり居るかと。
Re: (スコア:0)
太陽光パネルの電気を売りに走るのか!欲張って売りすぎて帰れなくなったりしてw
Re: (スコア:0)
特に都会の人で週末しか乗らない層には最適かもね。
Re: (スコア:0)
都会の人は車持たないんだよね。
趣味的に持ってる人がほとんどだしマンション多いから受電設備がない。
#つまり絵に描いた餅だった、と。
Re: (スコア:0)
つまり、田舎だが人口は集積しててみんな車を持っている名古屋は最適だということか。
Re: (スコア:0)
マンション、規模にもよるけど受電設備は普通あるじゃん。
たぶん一軒家より現実的。
さらに最近は停電時にマンションのエレベータをEV/PHVのバッテリー繋いで動かしてみるというような実験も行われたりしている。
そこで、非常時に電源として支援するので敷地の貸出料や駐車場無料でお願いします、と言う事でカーシェア業者がマンションを狙ってるという話をどっかで読んだ。
もしかしたらこの辺りが普段もマンションの安定化電源として機能する時代が来るかも知れない。
Re: (スコア:0)
(バッテリの充放電で寿命が大きく縮まるけど)ワオンポイントあげます で済むんじゃないかな
Re: (スコア:0)
そういえば日産リーフはV2Gに加えて廃棄バッテリーを発電に回すってコンセプトで、だからバッテリーはオーバーヒートで寿命が縮んでもどんどん交換すればいいって話だったのに、原発事故以来とんと聞かなくなったな
Re: (スコア:0)
そんな需要はどこにもなかった、というオチ。
#コンセプトは悪くないけどいかんせん容量の割にはデカすぎる。
Re: (スコア:0)
バッテリー交換の絶対数が足りなかったんじゃないか
普通に考えて三年ごとにシティカーに数十万円の修理費用をかけるくらいならガソリン車買うし
それで後発電気自動車はきちんと冷却能力や予備容量を確保するようになったし
Re: (スコア:0)
それしかできないバッテリーだと需要と効率が悪くて採算に合わないからな。
EVなら運輸・移動にも使えるし、使わない時には電力供給もできるとなれば費用対効果は採算に合うかもしれないね。
バッテリーの技術が向上して、安くて大容量、長寿命になれば専用バッテリーも良いだろう。
可能性、ね。 (スコア:0)
電気自動車の普及台数と、それが電力系統に繋がれる割合による容量と、
需給変動の緩衝に必要な容量が釣り合わないと無意味だが
現状ではとても無理なのは明白だから、もちろん将来的な普及を見越してなのだろうが
それらの予測とか興味深いからどこかで関連する数字判らないかな
はあ?? (スコア:0)
需給バランスを取るのを難しくする要因は
変動の激しい自然エネルギーだけじゃないよね?
いわゆるベース電力
一定の発電量で調整の聞かない電源も同罪だろ?
蒸気タービンなんて太平洋戦争当時の技術
大和級戦艦の動力として使われていた
急激な出力変動があると破損のおそれがある
今時のイージス艦はガスタービン
ガスタービンなら軽くふかせばすむ話
コスパがいいから経営的にも有利
Re:はあ?? (スコア:1)
石炭ガス化コンバインドサイクルとかやって熱効率上げてるじゃん。
ベース原発、変動を火力、余った電気を揚水に回して水力
火力はコントロール出来るけど、自然エネルギーはコントロール効かないじゃん。
だからバッファー(=バッテリー)噛ましてコントロールしようぜ!ってのが今回の実証実験じゃないのかな。
Re: (スコア:0)
何を勘違いしているのか知らないが、ガスタービン発電のコスパがいいのはコンバインドサイクルを組んだ場合の話(ガスタービン+排熱回収ボイラ+蒸気タービンの組み合わせ)。
ガスタービン単体では「蒸気タービンを回せるほどのエネルギー」をガンガン捨てることになる。
軽くふかすとコスパが悪いんだよ。
Re: (スコア:0)
コスパ=コストパフォーマンスとは、発電電力あたりに要するコスト。
実用的にケロシン系か可燃ガス燃料しか使えないガスタービンのカロリー(ジュール)単価は決して安くない。
それを起動・再加熱にボイラー+蒸気タービン並みに時間が掛かるコンバインドサイクル化しようとも。
Re: (スコア:0)
今どきの石炭火力は、極限までエネルギーを搾り取るよ…。
WW2で情報止まってるんじゃないの?
超々臨界圧発電とか戦艦大和にはないでしょ。
献血ステーションみたいなもんかな (スコア:0)
電力を必要としている方々の尊い生命を救うため、中部電力では、電気自動車の健康なバッテリーによる給電のご協力をお願いしています。
給電は、毎日稼働している常設の電力ステーションで受け付けています。
Re:献血ステーションみたいなもんかな (スコア:2)
PHV・EVによる医療機器への電源供給 : 災害時における非常用電源としての実用性の検証 [nii.ac.jp]