ハイブリッドドライブには8GBのフラッシュメモリーで十分? 97
ストーリー by headless
同等 部門より
同等 部門より
Seagateによると、ハードディスクとフラッシュメモリーを組み合わせたSSHDでは、8GBのNANDフラッシュメモリーを搭載すればSSDと同等のパフォーマンスが得られるそうだ(TechWeekEuropeの記事、
本家/.)。
仕事で使われるコンピューターが読み込むデータの総量は1日平均19.48GBだが、約10GB分は重複したものだという。そのため、ユニークなデータは9.59GBのみで、フラッシュメモリーは8GBあれば十分だそうだ。また、2.11GBのフラッシュメモリーがあれば、SSHDのパフォーマンスはSSDの95%に達するとのこと。もちろん、大量の新しいデータにアクセスする必要がある場合にはSSDの方が有利だが、平均的なユーザーは違いを体感できないそうだ。Seagateでは、将来的にすべてのハードディスクがフラッシュメモリーを搭載することになると予測しているとのことだ。
仕事で使われるコンピューターが読み込むデータの総量は1日平均19.48GBだが、約10GB分は重複したものだという。そのため、ユニークなデータは9.59GBのみで、フラッシュメモリーは8GBあれば十分だそうだ。また、2.11GBのフラッシュメモリーがあれば、SSHDのパフォーマンスはSSDの95%に達するとのこと。もちろん、大量の新しいデータにアクセスする必要がある場合にはSSDの方が有利だが、平均的なユーザーは違いを体感できないそうだ。Seagateでは、将来的にすべてのハードディスクがフラッシュメモリーを搭載することになると予測しているとのことだ。
単にそれ以上載せられなくなった言い訳でしょ (スコア:4, 興味深い)
現行のSeagate SSHD ST1000LM014は確かに8GBのフラッシュが乗ってるんだけど、
当初発表では、上位機種として32GB フラッシュ搭載版が予告されていた。
その後、メモリ市場の急激な復調で調達コストがはね上がって、32GB版がコスト的に
全く見合わなくなったから、都合の良いデータ引っ張り出して言い訳してるんですよ。
フラッシュを外部調達に頼っているSeagateにとって、調達コストが跳ね上がったのは
相当なダメージ。ハイブリッドドライブのライバルである東芝はフラッシュを内製している
SSDメーカーそのものでもあるので、コスト的には全く勝負にならなくなってしまった。
Re:単にそれ以上載せられなくなった言い訳でしょ (スコア:2)
8Kのビデオレコーダーには32GBでカツカツじゃないの?
Re:単にそれ以上載せられなくなった言い訳でしょ (スコア:1)
>仕事で使われるコンピューターが読み込むデータの総量は1日平均19.48GBだが、約10GB分は重複したものだという。
翻訳: 仕事で動画を見るな
現状だと (スコア:3, 参考になる)
Re:現状だと (スコア:1)
OSをSSDにすれば、起動やシャットダウン、サスペンドがは速くなると思うんですが、OS起動後はメモリにOSが乗るのであまりSSDの恩恵はなさそうな気がする・・・
ファイルを頻繁に更新するような作業をする場合はOSよりも作業領域をSSDにした方が快適な気がする
Re:現状だと (スコア:1)
WindowsNTだとカーネルコードもページアウトするよ
Re:現状だと (スコア:1)
そうさせないためのレジストリ設定がありますよ
Re:現状だと (スコア:1)
それに加えて, 各アプリケーションプログラムが使用する細かいワークファイルやローカルキャッシュファイルをRAMディスクに置いて, 適当なタイミングでバッチ的に退避・同期させるのがいいんじゃないかと.
細かい書き込みを頻繁に行うのはSSDが比較的苦手とする処理で寿命にも影響するし, それに主記憶が8GBほどあれば1〜2GB程度RAMディスクにまわしても大丈夫でしょうし.
# メモリをそれほど消費しない用途のクライアントPCの話ね
Re: (スコア:0)
RAMディスクで効率が良くなるようだったら、それは、仮想メモリのチューニングで同じ事が出来るわけで・・・。
Re: (スコア:0)
仮想メモリとディスクキャッシュを混同してません?
また、RAMディスクはディスクに書き込まないデータを明示的に決定しますが
ライトバックなディスクキャッシュでの書き込みは、すべてのデータがディスクに書き込まれる保証はありません。
>細かい書き込みを頻繁に行うのはSSDが比較的苦手とする処理で寿命にも影響するし
HDDに比べればSSDの方が得意でSSDを使う理由の一つでもあるけどな。
Re:現状だと (スコア:2)
いえ, 現在のSSDの主流であるFlashメモリでは, 内部的な書き込みの単位はハードディスクなどの512バイトや4096バイトといったレベルではなく, 数10kB(おそらくは64kB以上)から1MB単位のブロックで行われます. また, Flashメモリでの書き込み処理は, 既存のデータを保持した状態から別のデータを書き込むのではなく, 一旦ブロック全体を消去して, そこに新しいデータを書き込むという手順になります. この時, ブロックを消去するのにかかる時間はブロックに書き込む時間よりもはるかに長いため, 多くのSSDではあらかじめ消去しておいたブロックに変更後のデータを書き込むことにより, 見かけ上の書き込み速度を上げています.
そのため, SSDで小さなデータを多く書き込む処理を行った場合, インターフェイス側から見るデータ量よりもはるかに多くのデータ量に対応するブロックを書き換えなければならないことになり, 事前に消去しておいたブロックの底がついた場合にはプチフリというような形で急激な速度低下が発生することになります.
# このあたりの挙動はコントローラやファームの出来で大きく変わりますが
一般的なSSDという話で, バッテリーバックアップRAMディスク(エンタープライズ向けデータベースサーバなんかで使われるやつ)を考えるのなら, 確かにその通り.
Re:現状だと (スコア:2)
そのため, SSDで小さなデータを多く書き込む処理を行った場合, インターフェイス側から見るデータ量よりもはるかに多くのデータ量に対応するブロックを書き換えなければならないことになり, 事前に消去しておいたブロックの底がついた場合にはプチフリというような形で急激な速度低下が発生することになります.
動作はその通りだと思うのですが、4000MB分の4KB Random Write (CrystalDiskMark)だとSSDがHDDより圧倒的に速いようです。
SSDの例として、PCWatchにの記事にあるIntel Solid-State Drive 520/320でのCrystalDiskMark 4000MBの結果を見ると
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hirasawa/20120207_510153.html [impress.co.jp]
Intel Solid-State Drive 520 [intel.com]のランダムライト4KBは81.70MB/sなので
81.70*1024/4=20915IOPS
Intel Solid-State Drive 320 [intel.co.jp]のランダムライト4KBは39.01MB/sなので
39.01*1024/4=9987IOPS
これに対して7200rpmのハードディスクだと
MARSHAL MAL2500SA-T72のランダムライト4KBは0.973MB/s [thinkpad-t.net]なので
0.968*1024/4=248IOPS
条件にもよりますが、上記の例ではSSDがそれぞれ、40倍、84倍速い様です。
ところで、FlashメモリのBlock Eraseは単位が大きいので、スループットとしてはPage Writeとそれほど変わらなかった筈ですよ。
Re: (スコア:0)
OSの仮想メモリが過去のアクセスパターンからキャッシュの取捨選択を判断せざるを得ないのに対して、RAMディスクではこれからの使い方を考えながらユーザが内容を取捨選択できるので、仮想メモリでは不可能なチューニングも可能。無意味ではないと思うよ。
たとえば、高頻度で使用していたデータを以後使わなくなる場合とか、1回限りのデータ使用をOSのレイヤーで判断するのは困難なので、ユーザがRAMディスクに入れるデータをきちんと管理できればより高いパフォーマンスを期待できる。
自分の例だけど、先日複数のISOファイルを使用してVMにOSを入れるという作業を何回か行ったんだけど、もう使わないISOファイルもOSはキャッシュし続けてしまう。
そのISOファイルをもう使わないというユーザ側の事情をOSは判断できないから当然なのだけど、ユーザ自身はもう使わないことを知っているから、RAMディスクであれば必要な期間だけISOファイルを入れておくということができる。
まぁ、割と極端なケースだとは思うけどRAMディスクのほうが有利なケースもあるということで。
Re:現状だと (スコア:2)
メモリを潤沢に積んで動画編集の一時保存先なんてどうでしょう?>RAMディスク
(停電したらチーンw)
Re:現状だと (スコア:2)
64bitOSはRAMディスク使えないのか。
#インメモリDBってのもあったね。一般用とちゃうけどw
Re:現状だと (スコア:1)
OSの起動モジュール部をSSDにして、それ以外をHDDに…ってするのが一番良さそう何ですよね。
現状 Windows は難しいのかなぁ。
Linux は頑張ればなんとかなりそうなのかな。
iOS (OS X)はどうなんだろう?
#Windows はいい加減ユーザフォルダを別バーティションに入れる仕組みを用意して欲しい。
Re:現状だと (スコア:2)
プロファイル領域全体でも、各ユーザーごとの個人領域を個別にでも変更できますが > Windowsのユーザープロファイル
プロファイル全体ならばインストールまたはアップデート時に最初から指定しておく事も出来ますし、また個人のプロファイル領域全体ではなくドキュメント領域だけでよければ各ユーザーが自分の物を個別に変更する事も出来ます。
Re:現状だと (スコア:1)
Linuxはできるみたいですね。やったことないですけど。
マウントポイントの移動 [google.com]
Ubuntuのインストーラでもそういう項目があったような気がします。
640GBはすべての人にとって未来永劫充分なメモリだ。
Re:現状だと (スコア:1)
そのケースだと (スコア:2)
HDDからSSDに換装すればOKだね。
Re: (スコア:0)
しかし最低64GBぐらいは必要だろうし、それだとまだSSDの方が高い。
Re: (スコア:0)
これは良く使うからSSDに入れて
これはたまにしか使わないからHDDにいれて
って人が判断しなくてもそこそこのパフォーマンスと大容量が得られるってところがミソなんじゃないか?
Re:そのケースだと (スコア:2)
典型的な仕事に使う場合なので、書込みと設置量は少なく、分けなくてもいいかなと。
それと、仕事用ならば、こなれたデバイスの方が良いだろうということで。
750GB HDD+SSDのハイブリッド「Seagate Momentus XT」の実力を試す (スコア:2)
会社のパソコンだと (スコア:1)
会社のパソコンだと、サーバーで共有しているファイルをアクセスすることが多いかな?
OSとよく使うプログラムが、SSDに入っていればいい。
ローカルドライブには、それ程データをおかないから、容量は、それ程必要ない。
Re:会社のパソコンだと (スコア:1)
突き詰めるとシンクライアントですね。
サーバはNASと同じラックに入れて、NASとサーバの間に高速な高速なネットワークで繋いでおけば、シンクライアントの方が体感速度がローカルPCからNASにアクセスするよりも快適に使えるって言うやつ。
最近3D CADのシステムをこの手の奴に置き換える例があって、パフォーマンス落ちるだろう正気かと思ったのだが、実際には大きなデータを扱う場合、この方がよいらしいとか。
3年後ぐらいには中小企業にも導入する所が増えてくると思う。
ただこの時はハイブリッドドライブではなくて、HDD+SSD でZFSのようなより効率の良いファイルシステムで構築することになる。
ウィルススキャンがあるので (スコア:1)
# ディスクアクセス時のリアルタイムスキャンはSSHDで早くなるのかな。
# yes, fly. no, fry.
Re:ウィルススキャンがあるので (スコア:2, 参考になる)
私は定期スキャンのタイミングに定例会議を当ててます。
あとは、滅多に使わないファイルをまとめてパスワードZIPにしておいてスキャンを回避。
Re:ウィルススキャンがあるので (スコア:1)
もうスキャンされて安全とわかったやつは回避。
定例は残念ながら重なってないですね。変更も難しいです(他チームがやってるから)。
最近 (IDEの) jarファイルが増えてきて検索時間が長くなって大変です…。
# yes, fly. no, fry.
Re:ウィルススキャンがあるので (スコア:1)
# そもそもそんなにほいほい外部(インターネット)からは手に入れられないので。
# yes, fly. no, fry.
Re: (スコア:0)
ちなみに8だとメンテナンスの時間が設定できて、スリープにしておけば寝ている間にデフラグやウィルススキャンとかしてくれる。
Re:ウィルススキャンがあるので (スコア:1)
# yes, fly. no, fry.
本当に従来のHDDを置き換えられるのか? (スコア:1)
従来だったら、書き込み回数の問題があるので、ReadOnlyなファイルをSSDに、そうでないデータをHDDにという住み分けがされていたと思われます。
HDDにSSDキャッシュを積むとなるとHDDがSSDなみの書き込み回数を持つことになり、HDDの書き込み回数が制限され、利点が無くなってしまいます。キャッシュなのでなおさらです。
結局、SSDの代用的な使い方しかできません。
したがって、「将来的にすべてのハードディスクがフラッシュメモリーを搭載する」というのはさすがにないような気がします。
頻繁に書き込むファイルはキャッシュ対象から外すといった、キャッシュアルゴリズムが必要になるのでしょうか。
Re:本当に従来のHDDを置き換えられるのか? (スコア:3, 参考になる)
SSHDの場合、フラッシュメモリーが壊れても、問題なく動作するよ
遅くはなるけど…
Re:本当に従来のHDDを置き換えられるのか? (スコア:1)
そこら辺に関係しそうな話は、SATA Revision 3.2 [sata-io.org] で追加されてますね。
規格書を見たわけではないので、詳細は分かりませんが。
どの世代のSSDと比較して? (スコア:1)
SSDって、内部で複数のチップに並列アクセスして速度上げる仕組みだと思うんですけど、
SSHDの場合、8GBで同世代のSSDに対抗できるほど並列度上げれるもんなんでしょうか?
容量の小さいチップ沢山使えば並列度上げれるんでしょうけど、
それだとSSDとコストが変わらなくなりそうだし。
Re:どの世代のSSDと比較して? (スコア:1)
ハードディスクベンダーの詭弁 (スコア:1)
-- 風は東京に吹いているか
電源断で何が起きるの? (スコア:1)
SSHDではそういったバッテリは搭載していないと思うんだけど、書き込み中に電源障害が発生すると何が起きるんでしょう?
SSHDのフラッシュメモリが不揮発性なら、次に電源が投入された時にHDDへ書き込めばいいんだろうけど、どうなんだろう?
一般のPC用とはいえ、8GBのwriteキャッシュがフラッシュされずに電源落ちたら災害だよね…
Re:電源断で何が起きるの? (スコア:1)
バッテリーは書き込みしないけど、次に電源が回復する時までキャッシュの内容を保持するんですね。
ふーん…、すると多分電源が回復してHDDが読み書き可能な状態になったらキャッシュされていた内容が書き込まれるわけですね。勉強になりました。
Re:電源断で何が起きるの? (スコア:1)
大丈夫だね。
結構安心だね
パフォーマンス… (スコア:0)
パフォーマンスという点では確かにそうなのかもしれない
が、ガシガシ持ち歩いて使いたいモバイル用途では耐久性(耐衝撃?)でSSDの安心感がほしい
最近ノートPCのラインナップを見てるとSSHDばっかりでなんだかなーという気分になる
少し前だったらSSDを積んでたカテゴリでも今だとSSHDになってるのが多いし
# いや実際のところSSDだから手放しに安心というわけでもないだろうし
# HDDだってそれなりの努力はしてるのだろうとは思いますが
Re:パフォーマンス… (スコア:1)
明確に衝撃でHDDが壊れたって経験、ないんだけどなぁ。
私の周りでも聞いたことがない。
尤も「耐久性」とおっしゃるよう、疲労が蓄積した結果の故障はあるのかも知れないけど。
Re:パフォーマンス… (スコア:2)
慎重に扱うから、当然。
読書き中に机の上から床面に落とすような不慮の事故に対しては、どうなのかな、っと。
Re:パフォーマンス… (スコア:2)
ノートPCとして、閉じていれば全体的に割と無事、外装パーツは多少壊れることがあるかな。開いていればLCDが壊れるよ。
机の上から落ちるぐらいのことに対して、HDDの回転止めて備える仕組みがだいぶ前からくっついています。あれ、効いてるんでしょうね。
Re:パフォーマンス… (スコア:2)
落下直前から回転を止めだしたとしても間に合わない。
テキトーに調べてみたところ、
Shock Sensor Utility [fmworld.net]
というモノを見つけた。
PC内蔵の3D加速度センサで落下を検知して、HDDのヘッドを退避するソフトウェアだとか。
こういうモノを添付しているところから、大抵のHDDでは落下対策を行っていない雰囲気。
Re:パフォーマンス… (スコア:1)
一般的なノートPCに加速度センサーってついているんですか?
640GBはすべての人にとって未来永劫充分なメモリだ。
Re:パフォーマンス… (スコア:1)
誤解を招く書き方でごめん。
HDD自体で止めてるんじゃなくて、ノートPC全体(PC内センサとOS上のソフト)で対策されてるんですよ。
最初に始めたのはIBMじゃなかったかな。その後、今では一般的な感じ。
Re:パフォーマンス… (スコア:1)
3.5インチHDDは駄目だけど、2.5インチHDDは衝撃じゃぜんぜん壊れない感じはしますね。
# でも、熱には弱い気がする
去年新調 (スコア:0)
ST750LX003マジ快適