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3D プリンタによる銃器製造プロジェクトチーム、3Dプリンタの入手に失敗 16
3Dプリンタが銃を作るのではない 部門より
taraiok 曰く、
3D プリンタを使って銃器を自作した記事が先日掲載されていたが (/.J 記事) 、この成功例を受けて米国内ではさまざまな動きがあった。代表的なものが Cody Wilson たち学生が立ち上げた団体「Defense Distributed」が主導する「Wiki Weapon Project」だ。Wiki Weapon Project は実働可能な拳銃の CAD データを作り出し、実射テストを行ったあとに CAD データの配信を行う。いわば銃器設計のオープンソースプロジェクトともいえるもの(CNET News の記事、本家 /. 記事より) 。
Cody Wilson たちはプロジェクトを実現するために、Stratysys 製 3D プリンタリース資金として 2 万ドルの資金調達を目指し、9 月になって資金調達に成功した。ところが実際に Stratysys 製 3D プリンタをリースし、拳銃の製造やデータの検証に乗り出そうとしたとたん、思わぬところから横やりが入った。3D プリンタの製造元の Stratysys 社がリースの取り消し、3D プリンタの差し押さえを行ったのだ (Wired.com の記事、New Scientist の記事) 。
Stratysys 社の広報担当者は取り消しの理由として、銃器の出力が目的であるのであれば、銃器メーカーとしてライセンス登録する意思がなければ貸し出すことはできないと伝えたという。ただし、本家タレコミ人によれば、米国内の法律では銃器の 3D データの配布や個人で 3D プリンタを使って銃器の製造を行うことは違法ではないとしている。現在、Cody Wilson たちは別のメーカー製の 3D プリンタを入手する方向で活動を続けている。
いつしか・・・ (スコア:5, おもしろおかしい)
どこも貸してくれない・・・
そうだ、無いなら自分たちで作ればいいんだっ!!
こうしてプロジェクトは3Dプリンタをオープンソース作るプロジェクトへと変化していった・・・
Re:いつしか・・・ (スコア:1)
FSFの始まりと同じですべてはプリンタのためにですね。
紙詰まりばかりのプリンターのドライバが入手できなかったのでRMSは、フリーソフトウェアを思いついたらしい。
Re:いつしか・・・ (スコア:1)
紙詰まりばっかりのプリンタのソースコードは入手できてたはず。
そのドライバーを改良して紙詰まりが起きた時に警告が出るようにしてた。
その後導入された新しいプリンタは紙詰まりは少なくなったけど、ソースコードは入手出来なくなたから。
人がわざわざ紙詰まりが起こらないかプリンタの前で見張ってないといけなくなった。
コレに納得がいかないRMSが考え付いたのがフリーソフトウェアだったはず。
Re: (スコア:0)
Re:いつしか・・・ (スコア:2)
ダイレクトに行くからいけないんだと気づいた
まず
1.3Dプリンタを借りる
2.3Dプリンタで3Dプリンタの部品を製作
3.その部品で3Dプリンタを製造
4.製造した3Dプリンタで銃を作る
という流れにすればOK
自己複製機械 (スコア:3, 興味深い)
> 2.3Dプリンタで3Dプリンタの部品を製作
> 3.その部品で3Dプリンタを製造
オープンハードの3Dプリンタ、RepRapの設計思想がそんな感じですね。
>RepRap に使われている多くの部品はプラスチックで作られており、RepRap 自身で作成することができます。
>そのため、RepRap は、誰でも時間と資材が与えられれば作成することができる 自己複製機械であると考えることができます。
http://reprap.org/wiki/RepRap/ja [reprap.org]
ついでに3Dプリンタでプリント可能なAR-15弾倉を紹介しておきましょう。
http://www.thingiverse.com/thing:11636 [thingiverse.com]
Re:いつしか・・・ (スコア:1)
自己増殖機械生命体のはじまりである
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
いつしか、銃器と同じく「3Dプリンタメーカー」としての登録も必要になってくるんだな。
Re: (スコア:0)
『「3Dプリンタメーカー」のプリンタメーカー』(以下略)の登録もお忘れなく.
Re:いつしか・・・ (スコア:1)
ブートストラップ的に,最初は単純な部品のみからなる単純な3Dプリンタだったものが,だんだんと複雑な部品が作れるように高機能な3Dプリンタになっていくという過程を妄想しましたが,少しずつ精度が落ちるだろうと思うと難しいですかね.
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
測定・検証はどうすれば。
Re: (スコア:0)
RepRapの場合ですが、公開されているモデルを元にベアリングや素材を溶かすホットエンド、出力用のノズルを細いものにするなどの改良が色々可能です。
また、出力する素材や出力スピード、出力時の環境などで出来上がりが左右されるので、数をこなしてノウハウを蓄積することによって精度は上がると思います。
よし、 (スコア:0)
我が国は彼女を作ろう!!
Re: (スコア:0)
これ [srad.jp]の話ですか?