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ハードウェアハック

液体ヘリウムを使い AMD Phenom II を 6.5 GHz までオーバークロック 54

ストーリー by reo
AMD 自ら出る 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

米ラスベガスで先月開催された CES での XtremeSystems オーバークロックイベントにて、Team Finland と AMD の Pete Hardman 氏と Sami Makinen 氏が AMD Phenom II X4 を 6.5 GHz までオーバークロックすることに成功した (YouTube 動画, 本家 /. 記事より) 。

この実験のため液体窒素と液体ヘリウムがそれぞれ 500L 用意され、まず液体窒素を使って冷やした後、液体ヘリウムに切り替えて -230 ℃ 近くまで CPU を冷却した。実験中も液体ヘリウムを注ぎ続け冷却し 6.5 GHz というクロックスピードを達成。ベンチマークソフト 3DMark05 で 45,474 というスコアをたたき出し、世界記録を更新した。

オーバークロックのチームによると、クアッドコアプロセッサが 6.5 GHz を達成したのも初めてであり、また絶対零度に近い温度での稼動も世界初とのことである。

YouTube の映像を見ると一瞬 -242 の温度表示が現れたり、最後に出てくるテロップで 6301 MHz と出ていたりするあたりの不整合がよく分からないのだが、温度については本家のスレッドでも (ここらへん) 語られている。しかしお恥ずかしながらよく分からないので、誰か詳しい人解説よろしく。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • これがほんとの (スコア:5, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2009年01月28日 2時05分 (#1500456)

    ICEべき馬鹿というべきか

  • by kmra (33703) on 2009年01月28日 2時29分 (#1500461) 日記

    クアッドコアプロセッサが 6.5 GHz を達成したのも初めて

    シングルCPUなら8GHzを越えていて、今は最高記録はPentium4 631の8.18GHz [canardpc.com]の様です。
    65nmで8GHz越えしてしまうPentium4アーキテクチャ恐るべし。

    #Lowest FSBなら世界5位に入れるかも。(世界5位が15.4MHz)

  • 6.3GHzと6.5GHz (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2009年01月28日 1時15分 (#1500440)

    別なテストってだけでは?
    動画を見た限り、「6.3GHzで3DMark→6.5GHzにクロックアップ→窒素からヘリウムに変更→6.3GHzで3DMarkの最高スコアをマーク」という流れで、動画の最後のテロップは3DMarkの最高スコア時のスペックの説明だと思うのですが。

  • 整合性 (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2009年01月28日 1時17分 (#1500441)
    • 最高のクロック周波数は6.5GHzで、そのときは-230度
    • 温度は再低温時で-240度を下回った
    • 3DMark5のスコアでハイスコア45,474を出した。そのときのクロック周波数は概ね6.3GHzぐらい

    という3つの事が達成できましたね、という話をごたまぜにしているだけでは。
    本家記事を見てみたのですが、温度については絶対零度が-273度ぐらいなのをほかの値と間違えて「そんなのありえない」とか言っている人がいるだけです。

  • てことは熱さえ汲み出せればそのくらいで動かす事もできなくはないって事?
    それとも半導体の特性にキャリアの移動が速くなるとかみたいな変化が?
    # 両方必要かもね。

    • by glasstic (32934) on 2009年01月28日 22時45分 (#1501106) 日記

      >てことは熱さえ汲み出せればそのくらいで動かす事もできなくはないって事?
      >それとも半導体の特性にキャリアの移動が速くなるとかみたいな変化が?

      主に、後者ですね。
      温度を下げて移動度を上げてスピードを稼ぐ。
      そのために熱を汲み出して冷却すると。

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      主に熱でしょうね。大抵壊れるときは温度が上がって半導体としての性質を失うとか、過電流の熱で融けるとかですから。
  • なんか10倍とか100倍とかの速度で動くならまだしも
    アーキテクチャ的か半導体の構造上の限界か解らないけど
    なんか、こう、壁をやぶるような速度で

     超音速ズームフライト

    みたいな感じで動くのかと思ってたんだけど、ほんとがっかりだ!!

    #お気に入りになりました!!ズームフライト

  • by Anonymous Coward on 2009年01月28日 3時39分 (#1500468)

    動作するって情報には結構価値がある気がしますね。どこまでクロック上げられたかってのは
    どうでも良い事な気がします。

    AMDには頑張って欲しい所ですが、これからのプロセッサのパフォーマンスについては演算性
    能よりIOまわりの能力の方が大事なんじゃないですかね。クロックあたりの性能についてはも
    う先が見えてる段階だと思いますから。Phenom2とCorei7をチップセット込みで評価する場
    合、どっちが良いんですかねぇ…。

    • by eldesh (33332) on 2009年01月28日 8時00分 (#1500504) 日記
      何年も前から同じような議論をしてるような気がします…
      と思ったら

      クロック当たりの性能についてはも う先が見えてる段階


      ここががんばりどころなイメージですが…どうなんでしょうね.

      # がんばれAMD!

      親コメント
    • by phenix (31258) on 2009年01月28日 12時31分 (#1500760)

      別にその温度で動作しているわけではないでしょう。
      コアの中心に温度計設置できるわけでないですから。
      そこまでしかクロックあがらないということは、
      中心部は動作可能ギリギリの高温になってるはずです。
      他の要因で止まったのでなければ・・・

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      コンデンサなんかがその温度でよく機能したなぁ。
  • はぁ… (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2009年01月28日 8時51分 (#1500510)

    別に特殊環境でどんだけ回ろうがどうでもいいんです。
    AMDさんは、常用時に熱くて電気食いまくりなのを何とかしましょうよ。
    PhenomⅡになってもひどい。うちはCore 2 Quadと並べて使ってるから、どれだけ嘘八百並べ立ててもバレバレなのよ。

    • x64 では互換プロセッサなんだから、それ位のバリューは無いとね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20090127/1011741/ [nikkeibp.co.jp]

      しかも、Core 2 Quadにはさらに省電力化モデル投入される
      Intelはモッサリだとかいろいろ不可思議なネガキャンしてもこれではね

    • by Anonymous Coward
      ぜひ Opteron と Xeon でメモリ 16GB ぐらいのっけて比較してみてください(><)
    • by Anonymous Coward

      >どれだけ嘘八百並べ立てても
      はて?
      「チップセット込みなら悪くない」というのは聞きますが、本当にCPU単体で低発熱だと言っていますか?
      さすがにそれは認識が古いんじゃないかと。
      http://okwave.jp/qa4584672.html [okwave.jp]

      • by Anonymous Coward

        元ACです。
        むしろ同世代のCPUを使ったPCを並べて使ってるぐらいですから、むしろ素人のこんな環境でCPU単体の電力など測れる訳がありません。
        CPUとマザー以外同じ構成で切り替えて比べる方法も取ってみた上でなのですが、何かこの方法で問題がありますでしょうか。

        同じクロックの速度の比較でも実に微妙なんですけど。

        • 例えば省電力制御の設定とか負荷の状態とか示されてない前提条件が多くて「AMDは嘘吐き」と言える程の比較にはなってないよ。
          # IPCが違うのは当然なのでクロック基準でパフォーマンス比べるのもナンセンスだしなー。

          親コメント
          • 省電力の設定って、どこまでやればいいんでしょうね。
            Phenom系の場合、BIOSやコマンドラインで使うソフトからコアごとに停止まで可能ですが、
            通常これはマニアックで難しい話です。

            だとするととりあえず誰でも可能で誰でもやる設定って「最小の電源管理」ぐらいだと思うんですが、
            これだけだと、正直言ってPhenomの能力って全然引き出せないんですよね。

            低負荷時に駆動できるかできないかギリギリまで電圧落として(だいたい0.7Vぐらいですかね)
            コア2個止めるぐらいでないと、どうにも対抗できなくてだめです。

            Core 2はその点かなり楽でというか、実はマザボメーカーのソフトで自動化する程度以外は、
            あまり何もできなくて効果も数ワット程度なんですよね。

            #GigabyteのDESは結構気に入ってる

            --
            =-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
            親コメント
      • by Anonymous Coward
        頼むから、そういう思慮の浅い知ったかぶりが回答するトンデモなサイトを、引き合いに出すのは勘弁してくださいよ。
  • 液体窒素で「~Ghzまで達成!」なんて言われても、実際に
    それができるエンドユーザーは少ないわけで。空冷による安全ラインを
    メーカーがやれば保証外といえどもOCに挑戦する人は増えると思うけどね。
    • by Anonymous Coward on 2009年01月28日 9時19分 (#1500529)
      でも逆に言えば、熱の問題を何とかすればそこまでクロックアップできることが実証されたわけです。
      それに、陸上競技や水泳で「新記録!○秒の壁を破った!」というニュースに「実際にそれができる選手は少ないわけで」とツッコミ入れたりしませんよね?
      何かの限界を超えるというのは無意味だとは思いません。
      それがそのまま他の人の役に立つかどうかはまた別問題。
      親コメント
      • 別にけなしているわけではないんですよ。
        ただ単純に記録突破というよりは実用性を求めた方が
        エンドユーザーには受けがいいんでは、と思った程度です。

        #野暮だったかなorz
        親コメント
        • 平凡な環境で行ったテスト結果を公式?な発表として出してしまうと、
          O.C.してその能力が出せるっていうのを当たり前だと思って、
          「俺のはoo.oGHzまででねぇ! 不良品だ!!」
          見たいなトンデモさんが増えるような気がしてなりません。

          O.C.を楽しむ人は、見えない何かにチャレンジするのが楽しいのだと思うし、
          わかってO.C.をする人のための情報であれば、その筋で有名なWebサイトが既にあると思います。

          親コメント
    • 液体窒素冷却パッケージを売り出せば誰でも使えるようになると思うが、ランニングコストが問題だ。
      (と思ったけど、液体窒素はビールくらいの値段だと聞いたから、毎晩ビール飲んでるくらいなら・・)

      --
      the.ACount
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      最近は GIGABYTE の Easy Tune の QuickBoost 機能みたいにお手軽
      クロックアップできるものを付けてたりしていますね…

      http://ascii.jp/elem/000/000/184/184818/index-4.html [ascii.jp]

      CPU毎の設定値テーブルとか持っているらしく安全圏でそこそこ
      クロックアップしてくれるぽいです.

  • http://blog.amd.jp/the_products/phenom_ii_extreme_oc_party.html [blog.amd.jp]を読んでみると4コア中1コアで良いという話もあるんだけど、「本当に4コアで動いたのか?」が気になります。

    • by Anonymous Coward on 2009年01月28日 12時27分 (#1500755)
      Youtube動画を見る限り、CPU-Zの表示が映っているのはCore0だけ。全コアが6.5GHzで動いてると確認できる場面はみあたらない。

      一方3Dmark05実行時のクロックに関しては、5:50付近でにAMD OverDriveのTarget Speed(設定値)とCurrentSpeed(計測値)が映っていて、Core0/1のTargetSpeedが6322MHz(22.5倍)Core2/3が6041MHz(21.5倍)と明らかに別の倍率を設定してる。

      それなのに6:42付近のNew World Record 3DMark05 Scoreテロップでは[all core、22.5x280MHz]と表記されてるあたり、6.5GHzについても4コアの記録なのかはちょっとアヤシイ。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        世界最高スコアをマークしたと言う事は同ベンチがマルチコア対応で コア数が多いほどスコアが伸びる仕様である以上はそれなりに高クロック で回っているとは考えられませんかね?
  • by Anonymous Coward on 2009年01月28日 10時25分 (#1500594)
    4Kまでは冷えてないものの液体ヘリウムってかなり注意して使わないと、冷えないと思っていたんだけど。どの部分をどのように冷やしているのか動画ではよく分かりませんでしたが、結構簡単そうに見えます。意外と簡単に取り扱えるものでしょうか。
    液体窒素500l+液体ヘリウム500lのコストは100万円ぐらい?
    • >液体ヘリウムってかなり注意して使わないと、冷えないと思っていたんだけど。

      4.2Kとかまで冷やそうとすると断熱をちゃんとやらないと駄目
      ですけど,2-30Kぐらいならトランスファーチューブから結構
      適当に吹き付けるだけでも冷えますよ.

      >液体窒素500l+液体ヘリウム500lのコストは100万円ぐらい?

      大口での購入だと,液体窒素がリッター100-200円ぐらい,Heが
      その10倍ぐらい.とすると確かにそんなもんですかね.
      Heは自分のところの設備で液化している大学なんかだと,学内での
      利用料でリッター100-200円ぐらいになりますが.
      #He3だとリッター1-2000万円ぐらいでしたっけ?買ったこと無いけど.

      親コメント
      • そうですね。
        液体ヘリウムを溜める=常圧で4.2Kを作り出すには、輻射熱も含めて断熱をした上で取り扱わないといけませんが、ヘリウム自身は熱容量が大変大きいですから、十分冷えた気体ヘリウムには大きな冷却能がありますね。
        通常はトランスファーチューブを使って、その冷えた気体ヘリウムを十分活用して、液体窒素で予備冷却した容器を冷やすことで、デュワー内にヘリウムを液化させますから。

        4Heは液化が自前の設備でも\1,000/Lしたと記憶しています。
        1L飛ばしたら、1Lウィスキー持って来いと液化室から言われていましたから。
        東大では4He飛ばしてしまうと、\1,693/Lまで上がるようです。
        http://www.crc.u-tokyo.ac.jp/gyomu/affairs/charge.html [u-tokyo.ac.jp]

        液体窒素は買っているところが、殆どでしょう。
        上の東大と同じようなものでしょう、\100/L以下

        3Heは通常液化して保管はしていないので、液化してある値段は?です。
        3He冷却や希釈冷凍機の場合では、4Heを減圧して1.2Kを作ることで、外部から気体導入した3Heや3He/4He混合体を減圧化で液化しているかと思います。
        ゆえに、3Heガスの値段、
        http://stableisotope.tn-sanso.co.jp/sihome/index.html [tn-sanso.co.jp]
        時価?
        希釈冷凍機用で\50,000/Lくらいかと思います。
        親コメント
        • >4Heは液化が自前の設備でも\1,000/Lしたと記憶しています。

          いや,回収して再液化してるところだとだいたい百数十円ぐらいですよ.
          先週汲み出すときに見た感じだと180円前後だったかな?(回収率90%ぐらい)
          東大でも同じぐらいの回収率/回収時の純度はあるはずで,実際去年あたりに
          東大化の知人に聞いた時にも200円は行かないと言っていましたので.

          貴重な天然資源ですから学生を指導するときは飛ばさんよう結構厳しく
          言いますが,回収さえきちんと出来るところならまあそんな値段です.

          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年01月28日 10時36分 (#1500611)

    今回、AMDってLVCCの外に垂れ宣伝いっぱいあるのに展示ブースなしだったんですよねぇ。
    オーバークロックイベントは知ってたけど、液体ヘリウムまで使っていたとは。

  • by Anonymous Coward on 2009年01月28日 11時00分 (#1500647)

    そんなに低温だと半導体としての物性が無くなる気がするんですが・・・

    # まあ、パフォーマンスとして楽しむ部分なんでしょうね

    • by Anonymous Coward
      半導体の部分は、自己の発熱で、それなりの温度になっていると思いますよ。
      冷却してから電源ONするのではなく、クロックアップしながら冷却するのは、そのためでしょう。

      個人的には、CPUの消費電力に見合うだけの電源供給が気になります。
  • AKIRAのデュワー瓶の様な形状を予想してたらちょっと違った。
  • by Anonymous Coward on 2009年01月28日 12時04分 (#1500734)
    自分の手が届かないのが寂しい・・・
  • by Anonymous Coward on 2009年01月28日 20時05分 (#1501021)
    6.5GHzは特定の1コアでsuper piが完走したクロック、
    6.3GHzは3D Mark完走で世界記録を出したクロック(もちろん4コア)のことじゃないかな?
    -242度はヒートスプレッダ表面温度(いわゆるTcase)なのかな?
    ちなみにCPUは冷やしすぎても動作しなくなってしまうようで、
    それがLHeの超低温でも動いたっていう点が、
    エクストリームオーバークロッカーたちの注目の的になってるってことだと思います。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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