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電力

北海道と本州を結ぶ送電設備、90万kWから120万kWへ増強へ 29

ストーリー by hylom
そううまく行けば良いのですが 部門より

今年3月28日より北海道と本州をつなぐ送電線設備「新北海道本州間連系設備(新北本連系設備)」の運転が開始されたが(過去記事)、今後北海道と本州をつなぐ送電設備のさらなる増強が行われる模様(NHK北海道新聞)。

報道によると、新北本連系設備の稼動によって北海道と本州間との送電容量は90万kWに増強されたが、さらに30万kWの増強が決定されたという。この増強については、北海道で発電された再生可能エネルギーを「本州側に行き渡らせる」という目的もあるようだ(電気新聞)。

計画では、青函トンネル内を経由する新北本連系設備をさらに強化する方針。今後5年間で約430億円が投資されるが、この費用は全国の家庭や企業の電気料金に上乗せする形だという。

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  • by Anonymous Coward on 2019年05月21日 6時17分 (#3618169)

    用語として正しくはありませんが、まあ一電気消費者としての嘆きですな。

    • 多少のお布施は許容できると思っています。

      農業・畜産等と相性が良さそうで、安定供給が見込めそうなバイオマス発電は、普及してしかるべきだと思います。
      ちょっと甘いと言われそうですが、もし北海道の畜産等に対する支援になるなら、食料自給率という点でも良さそうです。

      風力は・・・ロマンがあるじゃないですか。
      さらに海上風力ときたら、なにかたまらない感じがあったりしませんか。
      # 日本風力開発(株)の株を買って、少々損しという朧げな記憶があるな。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2019年05月21日 9時08分 (#3618236)

      今回は再生可能エネルギーは関係なく、電力の安定化のための増強ですから用語どころか認識から間違ってますね。
      安定化のために作る送電網、普段は使われず利益を生まないところに再エネを通せばそれで利益が出るという点で認識が逆とも言えます。

      どこでそんな間違った認識を植え込まれたのか知りませんが、きちんと実情を理解しましょうね。

      親コメント
      • 経済産業省の審議会が、我々に「間違った認識を埋め込んだ」ので、きちんと実情を理解しない経産省が悪いのでしょう。
        リンク先の電気新聞の記事「北本再増強、薄れるレジリエンス視点/「再エネ拡大」が前面に」を読んでいただければ事情は理解いただけると思います。
        親コメント
    • by Anonymous Coward

      再エネ賦課金ってパンドラの箱を開けた感があるなぁ。
      日本には「電力税」なんて存在しなかったのに、大震災のドサクサで特段の議論もなく
      事実上の電力税を導入することに成功させてしまった。

      一旦導入されてしまえば、あとは権益拡大に躍起になるのがお役所の仕事。

    • by Anonymous Coward

      一方中国は
      交流110万ボルトの超高圧送電網を整備中
      僻地の自然エネルギーを沿海部に送電している
      だいぶ西部まで伸びたので
      昨年抑制していた太陽光も再び急成長することが確定的

      技術としては日本の東京電力が福島原発や柏崎原発の電力を東京に送るために開発したものなんだよな…

  • by Anonymous Coward on 2019年05月21日 9時37分 (#3618251)

    30万kWの電線ってのはどれくらいの太さなんだろう。
    Wikipedia [wikipedia.org]によると電圧250kV・電流1200Aで、太さは電流の方で決まるらしい。
    3相200Vでは直径1.6mmで2.2kW(11A)流せるらしい [anest-iwata.co.jp]から電流だけなら直径2cm以下…ホントかよ。
    電圧の桁からして違うし実際は全然違う気がする。

    • Re:太さ (スコア:3, 参考になる)

      by Spinnaker (48489) on 2019年05月21日 10時25分 (#3618283) 日記
      こんな 敷設イメージ [sei.co.jp]かな。
      ケーブルはこの手の奴 [sei.co.jp]なんでしょうね。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        Author大杉。縦読みかと思った。

        • 違和感は、それか。
          でも、こいつについては書き方が悪いだけかと。

          Authorが大杉というのは、
          ”Combined Measurement of the Higgs Boson Mass in pp Collisions at √s = 7 and 8 TeV with the ATLAS and CMS Experiments”
          のようなものを言うのでしょう。
          著者数なんと5,154人
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            > 著者数なんと5,154人
             
            なんですかそれ? ペリー・ローダンじゃあるまいし...

            • by Anonymous Coward
              全41ページのうち、Authorが書かれたページが30ページ。
    • by Anonymous Coward

      発熱のほうは断面積∝電流で抑えられるが、
      放熱のほうは直径∝発熱量になるため、
      単芯であるならより太くする必要がある。

      http://www.tl.cc.uec.ac.jp/~takata/Power/DataBook.html [uec.ac.jp]

      を見ても、電流より断面積の増加率のほうが大きい。

      • by Anonymous Coward

        そーいや、水力発電な発電所に見学に行ったときに電線というかもしかするとパイプ構造な電力線を見たことがあります。
        手で触ると暖かくてもしかするとジュール熱なのかなと思った記憶が……
        直径 300mm くらいあったような……
        水力発電って、電力需要に合わせてすぐに発電開始できるところがメリットだと説明されて、それしか覚えてません X-)

    • by Anonymous Coward

      この手の線は普通作業用の側道とかにあるから、太いのは入らない。

  • by Anonymous Coward on 2019年05月21日 11時32分 (#3618326)

    九州にも恩恵あるのかな

    • by Anonymous Coward

      静岡あたりで事実上分断状態だからほぼ取られ損でしょう。
      検索してみると、九州ー本州間送電は270万KW。増強(倍増)はコスパ悪いから見送りというニュースが昨年有りました。
      原発稼働して電気代下げるしか。

      • by Anonymous Coward

         現在、120万kW→210万kWに増強中ですよ。
        さらに、300万kWへの増強も計画中。
        ちなみに、300万kWというのは、沖縄電力のピーク時の2倍です。

        • by Anonymous Coward

          ちなみに、300万kWというのは、四国電力の全発電能力(長期計画停止中、定期点検中の号機を含む)の半分以下です。

      • by Anonymous Coward

        東日本大震災以降は長野県での直流送電も入って東西融通は210万kwの能力を持ってるので取られ損ってこともない。

        というか九電は発電量不足で融通を受けることが多かった地域。
        逆に最近は太陽光のせいで他電力に買ってもらわないと困る事態も発生するので融通での恩恵は一番受ける。

  • by Anonymous Coward on 2019年05月24日 0時29分 (#3620185)

    90 万kW = 900 MW = 0.9 GW
    120 万kW = 1200 M W = 1.2 GW

    #ギガ難民にはこっちのほーがわかりやすいんとちゃいますか

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