AMD、CPUとGPUが同じメモリ空間を共有可能になる新技術「hUMA」を発表 85
ストーリー by hylom
CPUとGPUの統合が近づく 部門より
CPUとGPUの統合が近づく 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
4月30日、AMDは同社が提唱するGPUコンピューティングフレームワーク「HSA」(Heterogeneous System Architecture)のキーテクノロジーといえる「hUMA」(heterogeneous Uniform Memory Access」を発表した(4Gamer、PC Watch)。
HSAは次世代APU「Kaveri」のフレームワークで「CPUとGPUのコードを別々に記述する煩雑さや複雑さ」をなくそうことを考えているらしい。主題の「hUMA」は複数のプロセッサが論理的に単一のメモリ空間を共有する「Uniform Memory Access」と「heterogeneous」を掛け合わせた造語で、hUMAは詰まるところCPUとGPUがソフトウェア的にメモリ空間を共有する技術だという。
4gamer記事によれば、次世代APUで実現されるhUMAでは、CPUとGPUがアクセスするメモリ内のデータの一貫性が保たれるようになる、GPUがページフォルトを扱えるようになる、GPUがメモリ空間の全域にアクセスできるようといったことができるようだ。