平和利用のための3Dプリンターコンテスト 78
ストーリー by headless
平和 部門より
平和 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
3Dプリント銃ばかりが注目を集め、メディアから糾弾されることもある3Dプリント技術だが、ミシガン工科大学のOpen Sustainability Technology研究室(MOST)では、3Dプリント技術を使用した人々の生活向上に役立てることのできるデザインを募集するコンテスト、「3D Printers for Peace(平和利用のための3Dプリンター)」を実施している( 3D Printers for Peace、 Boing Boingの記事、 本家/. )。
デザインのテーマは自由だが、マザー・テレサやマーティン・ルーサー・キング、ガンジーが3Dプリント技術を使用したらどのようなものを作るだろうかといったことを想像してアイディアを練るといいだろうとのこと。例として下記のようなアイディアが挙げられている。
- 低価格な医療機器
- 貧困からの脱出を助ける道具
- 人種間の対立を低減するデザイン
- エネルギー効率を高めたり、再生可能エネルギー源となるなど、石油をめぐる戦争を減らすことのできるもの
- 軍事対立を減らし、人々をより安全に保つための道具
- 持続的な経済発展を推進するもの
募集締め切りは9月1日で、9月4日に受賞者が発表される。 1等賞は3DプリンターType A Machines Series 1とのこと。残念ながらエントリは米国とカナダからのみとなっているが、/.Jerならどんな活用法を思いつくだろうか。