H3ロケットの初打ち上げが2021年度に延期に、燃焼試験でタービンにひびが見つかる
タレコミ by AC0x01
AC0x01 曰く、
JAXAと三菱重工業が開発中で今年度の初打ち上げが予定されていた次期基幹ロケット「H3ロケット」だが、JAXAは11日、H3用に新たに開発中のLE-9エンジンについて、技術的課題が確認されたため、1号機の打ち上げを2021年度に、2号機の打ち上げを2022年度に延期することを発表した(プレスリリース)。
プレスリリースには詳細は記述されていないが、読売新聞の記事によると、燃焼試験でタービンにひびが見つかったことが理由とされている。LE-9エンジンについては、2018年の燃焼試験で共振による破損が起きていたが、1号機については共振を起こさない範囲での運用に留め、2号機以降で改修する方針を示していた(2019年の開発状況)。
H3が延期という事は、H3で打ち上げ予定だったHTV-Xも後ろにずれるのだろうか?ISSへの影響なども心配である。
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