ロイヤリティフリーをアピールしていたAV1に対し、特許管理団体が利用に必要という特許リストを公開
タレコミ by hylom
hylom 曰く、
2015年に発足した「Alliance for Open Media」(AOMediaまたはAOM)が発表した動画コーデック「AV1」では、オープンかつロイヤリティフリーであることを1つのアピールポイントとしていた(過去記事)。しかし、ここで使われている技術は特許で保護されており、利用にはライセンス契約が必要であると特許管理団体Sisvelが主張、関連するという1050件の特許のリストを公開した(CNET Japan、Sisvelの動画コーデックライセンスページ)。
Sisvelは昨年にAV1に対する特許管理を行うと主張していたが、初めて具体的な関連特許のリストが公開された。また、プレスリリースによると、特許プールにはすでにNTTやJVCケンウッドなどが参加しており、新たにNTTドコモなども参加することになったようだ。これに対しAOM側はAV1についてロイヤリティフリーであるという立場を崩していない(AOMの声明文)。
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