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中国

中国高速鉄道は「世界最長」なのに! なぜ毎年「赤字」なのか ←案の定ですな

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
『中国は高速鉄道事業を国策として進めており、乗客数が見込めない路線も整備していると紹介。それゆえ一部の路線は通常、乗車券の完売が見込めない状況で運行されていると紹介し、こうした路線が赤字を拡大させている。
中国高速鉄道は公共交通機関として、乗車券の価格を低く抑えている。中国高速鉄道は地方都市の発展や企業の生産性向上と大きな関わりがあり、さらには地域間の発展格差や人びとの収入格差を解消するうえでも有益な存在であることから、金銭的な利益だけを追求できない側面もある。
中国高速鉄道は発展格差を解消するための重要なツールであり、同時に中国の国力を世界に示すためのツールであることから、闇雲に黒字化を追求しないだけなのだ。』

国鉄分割民営化前を知っている日本人なら、聞いた事の多いであろう説明である。
当然その結末も想像できよう。
但し中国では日本と違って、中央銀行=中国人民銀行にケツを拭かせる当てがあると思われる(現代貨幣理論)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E7%90%86%E8%AB%96

『中国高速鉄道はまず「建設コストが高額であるためだ」と指摘し、路線を建設するには山を切り開いたり、橋をかけたりする必要があり、1キロメートルあたりの建設費は1億元から2億元もかかると指摘、莫大な初期投資と建設コストを賄うために調達した資金に対する金利負担が赤字につながっている。』

日本でも東海道新幹線開業期から、同線建設費の金利負担もあって、国鉄は赤字に転落した。
新幹線原理主義者が触れたがらない史実である。

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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