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北朝鮮に所属するハッカーグループ、インドのATMをターゲットにしたマルウェア開発

タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
Kaspersky Labsの研究者であるKonstantin Zykov氏によると、北朝鮮政府の下で働いていると目されるハッカー「Lazarus Group」が、インドのATMをターゲットにしたマルウェアを開発したと発表した。このマルウェアは、ATMに挿入されたクレジットカードに含まれている個人情報を読み取って保存できる(ArstechnicaCISO MAGslashdot)。

Lazarus Groupは、2014年のSony Pictures Entertainmentへのサイバー攻撃や2017年のWannaCryランサムウェア攻撃などの容疑者とされている。Lazarus Groupは、昨年の夏ごろからインドのATMをターゲットにして広まっており、「ATMDtrack」という名称で呼ばれているという。ATMDtrackは、金融機関や研究センターをターゲットに広まっている、リモートアクセスを可能にする「Dtrack」と呼ばれるトロイの木馬の一種とされる。Dtrackは慎重に暗号化されているため、研究者によるマルウェアは困難だった。そこで感染したデバイスのメモリを分析してみたところ、ATMDtrackとDtrackに共通したコードがあることが判明した。

そのコードは2013年に韓国の銀行などの攻撃に使用されたコードの断片と同じだったとされる。こうした分析から最終的に、北朝鮮政府の主要なハッキング部門であるLazarus Groupの犯行だと結び付けられたとしている。
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