ハリー・ポッターの呪文は本物、米テネシー州ナッシュビルのカトリックスクールが図書館への収蔵をやめる
タレコミ by headless
headless 曰く、
米国・テネシー州ナッシュビルのセントエドワードカトリックスクールで、「ハリー・ポッター」シリーズの書籍には本当の呪いと呪文が含まれるなどとして学校図書館への収蔵をやめたそうだ(Tennesseanの記事、 Mashableの記事、 The Washington Postの記事、 The Guardianの記事)。
小教区の主任司祭が教師などにあてたとされる電子メールでは、書籍が魔法に善良・邪悪の両面があるかのように扱っているがそれは嘘だと述べている。また、書籍で使われている呪いや呪文は実際の呪いや呪文であり、読者の前に悪魔が呼び出される危険があるという。これについて主任司祭は米国とローマの複数の悪魔祓い専門家に相談しており、これらの書籍を閲覧させないことを推奨されたとのこと。このほか、書籍では善良な登場人物を含めて目標を達成する方法がモラルに反する点、占いや降霊術、魔法をかけることなど信仰に反する行為を美化している点を挙げている。
ナッシュビルカトリック教区の教育長は主任司祭が電子メールを送ったことを認めたうえで、カトリック教会ではハリー・ポッターの書籍に対する公式見解は出しておらず、この場合は学校を担当する主任司祭に権限があると説明したという。また、新年度に開館した新しい図書館での所蔵中止は保護者からの問い合わせを受けたものであり、教区では所属書籍を年齢に適したものにする以上の検閲を行うつもりはないとのことだ。
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