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ロサンゼルスは気候変動と闘うために石炭を捨てた。代わりに天然ガスを導入した

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
ロサンゼルスは、気候変動との闘いで世界をリードしようとしている。しかし、同市の最大の電力供給源は石炭発電だ。500マイル(約800km)離れたユタ州にあるインターマウンテン石炭発電所は過去30年間にわたりロサンゼルス最大のとなっており、市内の電力の5分の1から3分の1の電力を供給しているという。

石炭を燃やし710フィート(約216m)の煙突からもくもくと煙を出すことで電力を供給している。その石炭発電所も2025年に閉鎖される予定となっている。閉鎖後は同じ場所に天然ガス発電所を建設する予定だ。ガス発電石炭よりも大気への影響は少ないものの、多くの熱を発生させる。また天然ガスパイプラインからの漏出による環境汚染や約800kmの区間を電送するさいのエネルギーロスなども起きる可能性がある。

ロサンゼルスは同時に、ユタ州から太陽光と風力による発電エネルギーの提供も望んでいるという。一方でロサンゼルスのEric Garcetti市長は、気候変動と闘うための「Green New Deal」政策の一環として、都市部付近にある天然ガス発電所の閉鎖を決めており、単に気候変動との闘いを他州に押しつけているだけではないかという指摘もあるようだ(Los Angeles Times Slashdot)。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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