米国で若者の資本主義離れが進む

あるAnonymous Coward 曰く、

ギャラップによる最新の世論調査によると、資本主義の本拠地であるアメリカで若者の資本主義離れが進んでいる。18歳から29歳の若者の資本主義への肯定的な見方が12ポイント低下し、半分以下である45％にまで低下した。対する社会主義への肯定的な見方は51％にまで増えた。7月の失業率は4％を下回り20年ぶりの低水準となった。強い経済成長にも関わらず、こうなったのは何故か？

中流階級における住居や医療、教育などのコストが30％も高価になっているという。人気都市の住宅価格は4倍に、公立大学の費用は1996年から2016年に倍増している。その一方で給与の上昇率が低く、給料は基本的な必需品をカバーできないことから、生活を維持するために10人中4人が副業をしているとしている（CNBC、CNBCその2、Slashdot）。