米与野党議員、Googleにファーウェイとの提携見直しを要請

あるAnonymous Coward 曰く、

Googleは従業員の抗議を受けて、AIがドローン兵器に利用される可能性のある米国防総省の軍事プロジェクト「Project Maven」の契約を更新しない方針だと報じられている。そんな中、米与野党の一部議員は20日、Googleに中国の華為技術（ファーウェイ）との提携関係は安全保障への脅威であると主張し、見直しを求める書簡を送付した。

この書簡では、同社が「Project Maven」の契約を更新しない方針であることに言及。「Googleが、米軍とハイテク企業による協力という長年の実り多い伝統を継続しない方針であることは遺憾だ。これよりさらに残念なのは、Googleが明らかに、米軍よりも中国共産党の支援に前向きだということだ」と批判したという。

Googleの広報担当は電子メールで、「多くの米企業と同様に、われわれはファーウェイを含む、世界中の数多くのOEMメーカーと契約を結んでいる。これら契約は、Googleの利用者データへのアクセスを特別に認めるものではなく、利用者データのプライバシーとセキュリティーの保護が含まれる」と回答している（Reuters、Slashdot）。