仮想通貨技術応用で管理者なしに近所同士で電力を直接売買できる「ブルックリン・マイクログリッド」
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
ご近所同士で電力を直接売買できるマイクログリッドが登場したそうだ。「ブルックリン・マイクログリッド(BMG)」といい、仮想通貨に使用されているブロックチェーンを利用した「Ethereum」というプラットフォームを採用している。これにより、家屋やビルの屋根に設置されたソーラーパネルで発電した電力を地域住民の間で直接売買できるのだという(Techable、greenz)。
中央管理者を必要としせず、コミュニティ内の発電量や取引を全て管理でき、参加する地域住民全員がアクセス可能。不正なデータ書き換えの心配もなく、人件費コストもカットできる。また、遠方から送られる電気に比べ、地域内での送電は電気ロスの発生が格段に抑えられるため、費用的な効率も良いとしている。 一般市民が電力会社などを介さず電力を売買できる世界初のシステムは、エネルギーの経済を考える上で、一種の革命ともいえそうだとしている。
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