電気旅客機の実現は時間の問題である
タレコミ by maia
maia 曰く、
9月27日、英国の LCC EasyJet は、電気旅客機の開発を進めている米国のスタートアップ企業 Wright Electric のパートナー(ただし資金提供ではなくアドバイザー)になったと発表した(CNBC、FINANCIAL TIMES)。実は他に複数のエアラインもパートナーになっているが、匿名になっている。機材の具体的な数字は、2時間以内の飛行、飛行距離は 335 miles あるいは 300 nm(536km~555km)、120席、20年以内の実用化というところである。
航空機の電動化はトレンドとしてある。EVと同じく低騒音、低振動、ゼロエミッションで、少なくとも「燃費や整備費を大幅に低減でき」(JAXA)、電源構成によっては環境負荷も下げられる。実現はバッテリーのエネルギー密度の向上に依存するとしても、短距離便から電気旅客機の実用化は進んでいくのだろう。