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2016年1月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2016年1月17日のハードウェアタレコミ一覧(全5件)
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アメリカ合衆国

航空機の自動化でマニュアル操縦技術が低下?米運輸省監察総監室が訓練基準を設けるようFAAに勧告

タレコミ by headless
headless 曰く、
航空機の自動化は運行の安全に大きく寄与する一方で、操縦士による状況監視およびマニュアル操縦に関する訓練基準や能力判定基準が確立していないとして、米運輸省の監察総監室が連邦航空局(FAA)に勧告している(Office of Inspector General Audit Report: PDFThe Vergeの記事The Registerの記事)。

報告書では冒頭で2013年に発生したアシアナ航空214便の事故を例に挙げ、自動操縦に慣れた操縦士は想定外の状況になった場合やマニュアル操縦への切り替えが必要になった際にミスをすることがあると指摘。これにより、操縦士に対するマニュアル操縦の訓練が十分に行われているかどうかという点について、業界の専門家の間で懸念が高まっているという。

FAAは自動化されたフライトデッキの使用についてさまざまな基準を設けており、操縦士に対しては運航するすべての航空機について訓練を義務付けている。ただし、自動化フライトデッキの操作・監視方法に関する訓練が適切に行われる一方で、マニュアル操縦の技術が維持できているかどうかといった点をFAAが確認するための手順は用意されていない。

たとえば、調査が行われた19のフライトシミュレーターによる訓練プランのうち、自動化フライトデッキの監視に言及しているものは5プランのみだったという。また、FAAでは航空会社に対し、マニュアル操縦の機会を増やすことを2013年に要請しているが、実際にどの程度の時間マニュアル操縦が行われたのかは把握していないとのこと。

そのため監察総監室では、航空会社が操縦士の訓練と評価に使用可能な状況監視能力の判断基準や、マニュアル操縦に関する十分な訓練の機会が与えられているかどうかを判断するための標準を設けるよう、FAAに勧告している。
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Windows

Windows 7/8.1がSkylake搭載デバイスをサポートするのは2017年7月まで

タレコミ by headless
headless 曰く、
Microsoftは15日、Intelの第6世代Intel Coreプロセッサー(コードネーム: Skylake)搭載デバイスに対するWindows 7/8.1のサポートを2017年7月17日で終了することを明らかにした(Windows Experience Blogの記事PCWorldの記事VentureBeatの記事Ars Technicaの記事)。

Windows 7は10年近く前に設計されたOSであり、最新チップを搭載したデバイスで実行する場合、デバイスドライバーやファームウェアがWindows 7の想定する動作をエミュレートする必要があるという。Skylakeデバイスの中にはWindows 7が正常に動作しないものが出てくる可能性もあるため、MicrosoftではWindows 7/8.1でサポートするSkylakeデバイスのリストを近く公表する。なお、PCWorldの記事には、リストの一部としてMicrosoftが提供した機種の一覧が掲載されている。

Windows 7の延長サポート期間は2020年1月14日まで、Windows 8.1は2023年1月10日までとなっているが、Skylake搭載デバイスでサポートを受けるには2017年7月17日までにWindows 10にアップグレードする必要がある。以降も重要性の高いセキュリティー更新プログラムは該当デバイスに対応するが、その他のWindows 7/8.1デバイスの信頼性や互換性に影響を与えない場合にのみリリースされるとのこと。

さらに、今後リリースされる新しい世代のチップについては、リリース時点で最新のWindowsのみがサポートすることになるという。たとえば、Intelの「Kaby Lake」、Qualcommの「8996」、AMDの「Bristol Ridge」などのチップをサポートするのはWindows 10のみになるとのことだ。
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ワーム

ハイアットがマルウェア感染の影響を受けたホテル250軒のリストを公開、国内のホテルは4軒

タレコミ by headless
headless 曰く、
昨年はスターウッドヒルトンハイアットといった大手ホテルチェーンの支払いシステムでカード情報を窃取するマルウェアの感染が相次いだ。この件についてハイアットは調査を完了し、影響を受けたハイアットホテルの所在地やリスク対象日のリストを公開した(お支払いカードに関するハイアットによる調査の完了についてニュースリリースConsumeristの記事The Registerの記事)。

マルウェア感染の影響を受けたのは世界52の国や地域で、合計250軒のホテル。ハイアットは世界に627の施設を展開しており、影響を受けたホテルは全体の約40%にあたる。主にレストランで使われたカードのデータに不正アクセスの兆候が確認されたとのこと。国別では米国が99軒と最も多く、中国(22軒、香港・マカオを含めると26軒)、インド(20軒)が続く。日本でも4軒のホテルがリストアップされている。

マルウェア感染の影響を受けた国内のホテルは以下の通り。
  • ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ
  • ハイアット リージェンシー 京都
  • パーク ハイアット 東京
  • アンダーズ 東京
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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