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交通

BEV充電代高騰で薄れるお得感。急速充電多用ならガソリン代超えも 191

ストーリー by nagazou
メリットがどんどん低下 部門より
日経新聞の記事によると、電気自動車(EV)の充電代が上昇し、その結果、EVの割安感が低下していることが指摘されている。自宅での充電を前提とした場合はまだお得感は残っているものの、街中の急速充電器を頻繁に利用すると、充電代がガソリン車の給油代を上回る場合が多くなっているという(日経新聞)。

例えば、日産自動車のEVであるアリアB6で試算すると、自宅充電ができるなら電気料金の目安単価は1キロワット時あたり31円。アリアを充電残量10%から80%へ回復させる充電代は1430円ほどですむ。70%分と同じ走行距離329キロメートルに必要なガソリンを給油すると2.3倍の3240円になるため、自宅充電ができるならEVがお得ということらしい。

しかし、マンション住まいなどで自宅充電が難しい場合は、日産アリアを普通充電すると約720分かかるなど利便性の問題が生じる。急速充電は時間は約45分に短縮されるが、充電プランの廃止などが増加し、料金も上昇傾向にあるとしており、一部のプランではガソリン代を上回ることもあるとしている。
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  • by Anonymous Coward on 2023年11月27日 18時30分 (#4570308)

    ・電気代高騰により割安感なし。(しかも補助金はいってるにも関わらず)
    ・バッテリーに絶対的な寿命があるので買い替えなくてはならずさらに割高。
    ・改善しているが航続距離は短い。
    ・部品点数は減ってるのに実は重い。
    ・寒さに弱い、大雪で立ち往生した場合生死にかかわる。
    ・消火方法が確立されていない。(確実な消火方法は車全体を水につけるのみ)
    ・そのため船舶でのEV輸送を断る流れが出てきている。(今年あった船舶火災の影響)

    • by Anonymous Coward on 2023年11月27日 20時41分 (#4570407)

      EVは現状車両事故が起こったときにリチウムイオン電池火災が突然発生する可能性があるので単純にレッカー出来ないという問題がある。

      ドイツやポーランドだと事故対象車両がEVだった場合には防火内張を行った箱を積んだ積載車を別途用意してそれに積んで移動する模様。
      https://youtu.be/oKcvLeMWp3c?t=750 [youtu.be]
      単純にレッカー移動に必要な車両が増えることになる。
      レッカー対応するスタッフも防護服を着用する。
      https://youtu.be/oKcvLeMWp3c?t=101 [youtu.be]
      この防護服搭載車両も出場する必要がある。
      電圧の低いバッテリーを搭載したコミューター車両であっても、上記の防火内張箱積載車が出場している。
      https://youtu.be/8j4GaF-XIxk?t=381 [youtu.be]
      今後リン酸鉄リチウムイオンバッテリーや全固体電池がEVの電池として主流になってきた場合にはまた変わってくるかもしれない。

      過疎地や離島で長距離走れなくても良く日常の近距離コミューターが欲しい場合で、燃料補給網を整備しなくてもよい・電気だけ持っていけばよいというのは
      大きなメリットではあるので、長所短所あるのは事実だろう。

      親コメント
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