パスワードを忘れた? アカウント作成
14250116 story
電力

減便で格納期間が長引いたボーイング737、降下開始点以降でエンジン停止の可能性 52

ストーリー by headless
格納 部門より
米連邦航空局(FAA)は23日、ボーイング737を対象とした緊急の耐航空性改善命令(AD)を発行した(緊急AD: PDFSlashGearの記事Ars Technicaの記事Aviation Safety Networkの記事)。

FAAではボーイング737でエンジンの抽気逆止弁第5段が開いたままになり、エンジン1発が停止したとの報告を4件受けているという。この問題は逆止弁内部の部品が錆びることで発生するもので、離陸時の出力で弁が開くとそのまま動かなくなり、降下開始点で出力が下がっても閉じない可能性がある。その結果、エンジンが停止して再始動もできなくなるとのこと。COVID-19パンデミックによる減便で格納期間が長引いたことが原因とみられ、2発ともに錆が発生した場合は不時着の可能性もある。

ADの対象は737クラシック(-300/-400/-500)および737NG(-600/-700/-700C/-800/-900/-900ER)。運航会社は7日以上運航しなかった対象機材を使用する前に抽気逆止弁第5段の検査を行い、問題があれば交換が求められる。
  • by Technobose (6861) on 2020年07月26日 21時44分 (#3858981) 日記

     航空会社にとっての旅客機って、毎日、定期的に使い続けて、メンテも必要な消耗品なんですね。普段なら使えば、それに見合った収入が発生するから問題にならなかったわけだけど。
     高いものだからといって、大切に保管していても金にならず、逆に傷みが進んでしまうこともあるわけですね。
     今回の疫病対策みたいに、長期間、機材を寝かせておくというのは大変な損失になりますね。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      ドライリースやめてウエットリースに切り替えれば良いんじゃないん

  • by Anonymous Coward on 2020年07月26日 18時22分 (#3858887)

    業界関係者じゃないので無知だけど、こういうのは普通ですか?
    他の機種で同様の問題は起きないですか?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2020年07月26日 18時36分 (#3858890)

      使えなくなるかどうかは別として、鉄道のレールも一日走らないと錆びると言われてますよね。
      14時間でサビサビになったという記事 [tetsudo-ch.com]

      • by Anonymous Coward

        台風の後で、塩分が多いからでは?

      • by Anonymous Coward

        鉄なべやフライパンなんかも油断してたらすぐ錆びますね。
        でもレールや鍋みたいな材料はともかく、逆止弁のようなパーツに1週間やそこらで錆びて動かなくなる材料使うのは欠陥なのでは…。

        • by Anonymous Coward

          そもそも原文の表現はcorrosionであっていわゆる錆(rust)も含むけど「腐食」と訳した方が無難ね
          不動態皮膜みたいなのもcorrosionに含むし

          スイングプレート式の逆止弁みたいなので手で動かせる程度の抵抗でも重力に逆らってフラップを持ち上げてしまえるならアウト

      • by Anonymous Coward

        自動車のディスクブレーキなんかも洗車の水がかかってほっとけば数時間でサビが出始めます

    • by Anonymous Coward on 2020年07月26日 19時41分 (#3858911)

      ぶっちゃけ普通じゃないから緊急AD出す羽目になったわけで。
      しかし数千機が40年近く飛んでてこれまで発覚しなかったってのは737がいかに馬車馬のごとくこき使われてきたかを物語ってますな。
      今回の新型コロナによる航空需要減がいかに異常事態かを証明してると思います。
      潜在的には他機種でも類似原因によるトラブルは発生しうるでしょうね。
      # 過去には地上保管中に配管にハチが巣を作って計器が狂って墜落なんて悲惨な事故もありました…

      • by Anonymous Coward

        旅客機ってもの自体が、馬車馬の如く使って初めて利益を出せる物だもので。

    • by Anonymous Coward on 2020年07月26日 19時35分 (#3858907)
      単純に7日以内なら通常停泊でそれを超えると長期停泊に該当して追加の作業が必要になるので、
      そっからの復元作業時に錆びてないかの点検も追加でしろよなっていうのが「7日以上運航しなかった」の趣旨です。

      >他の機種で同様の問題は起きないですか?
      部品の設計や機構、材質で変わるので起きるものあるし起きないものもあるとしか言いようがない
      あと、今回の問題で当局が焦点を当ててるのは単純にサビが発生する事ではなく「飛行中に両エンジンで発生する可能性があり、再始動が困難である」という所なので

      #B737はよく知らんのでAC
    • by Anonymous Coward

      動作することによって潤滑油が供給される構造とか?
      潤滑油(防錆も兼ねる)が切れて錆びるとかね

      • by Anonymous Coward

        モスボールしてある戦闘機 [wikipedia.org]とか、動態復元するのはどれだけ手間がかかるんだろうなあ。

        どこかの新幹線みたいに作り直した方が早くないのか。

        • by Anonymous Coward on 2020年07月26日 20時23分 (#3858932)

          態々モハビ砂漠みたいな所に保管するのは、それを防ぐ目的でしょう。

          • by Anonymous Coward

            日本だとどうしてるんだろ。
            いくつかモスボールしてるはずなんだが。

            • by Anonymous Coward

              飛行機と関係なくなるけど、カメラなんかは、除湿する保管庫とか売ってたような。
              https://www.amazon.co.jp/dp/B074WN8K44/ [amazon.co.jp]

              日本でもそういう場所だと常時エアコンで除湿するか、さもなくば毎回オーバーホールなのかな?

            • by Anonymous Coward
              過去に例はありますが、現在の自衛隊では装備品のモスボール保管は法制上許されていません。
              • by Anonymous Coward

                そうなんだ。F4って今もモスボールされているとばかり・・・
                いや、考えてみればF4なんて今更モスボールしても再び使う機会ないわな。
                でもBI用のT4としてモスボール機を改修とかも最近じゃなかっけ。
                しかし今はやれなくなったのか・・・でもなんでまたそんなことに。

            • by Anonymous Coward
              どうでもいいが、モスボールという字を見ると moss ball と脳内変換したくなり、
              すごく錆びそうな絵面が浮かぶ。
              (正しくは mothball
        • by Anonymous Coward

          10年前に309th AMARGに行った事ありますが、あれってエンジンは外してあるでしょ?
          ※少なくてもヘリのローターは外してあったよ

      • by Anonymous Coward

        件のバルブの場合、普通にエンジンを使っていればバルブが前後して錆なんか擦れて勝手に落ちるものだったようだ

    • by Anonymous Coward

      普通じゃないですよ
      737の多数の逆止弁の中の特定の一つが問題になってるわけですから

    • by Anonymous Coward

      昔はな、頑固な整備班長のジジイがマニュアル無視の勘と経験で部品交換してたもんだが。
      最近そのジジイが引退して、やっとマニュアル通りに仕事が出来ると思ったら・・・・・。
      今度はマニュアルの不備かよ。
      (俺のせいじゃないと言いたい一整備員のボヤキ)

  • by Anonymous Coward on 2020年07月26日 20時06分 (#3858927)

    現代的な旅客機なら、離陸前の機体自己診断プログラムで、
    弁の動作を確認するようにすればリスクは大幅に減るはず

    アナログ部分が多い737に、機体自己診断プログラムのようなものが存在するかどうかは知らん

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2020年07月26日 23時25分 (#3859023)

      逆止弁は名前のとおり自動的に逆流を止めるための弁で、外部からの信号によって能動的制御をおこなうものでは無いので弁そのものの動作確認は出来ないでしょう(特別に動作状態確認機能を持つものを作れば別だが)

    • by Anonymous Coward

      >離陸前の機体自己診断プログラムで、弁の動作を確認するように

      具体的にどうやって逆止弁を機体自己診断プログラムでチェックするつもりなのか、お聞かせ願いたい。
      基本的に、この手のバルブはその構造の単純さで信頼性を担保している。
      機体から取り外しての単体チェックなら兎も角、機上で故障を自動検出可能且つ
      バルブ本体と同等以上に信頼性の高い診断機構がどのようなものか、是非知りたい。

      • by Anonymous Coward on 2020年07月26日 21時11分 (#3858959)

        アクチュエータで能動動作する(動作テストができる)弁と勘違いしてるんじゃないかな?
        ドキュメントを読む限り、エンジンのコンプレッサ圧力が上がると開いて下がると閉じる受動動作の弁のようなので
        テストするなら離陸前にある程度の時間離床推力を出して弁動作を確認する必要があるけど現実的じゃないよね。

        • by Anonymous Coward on 2020年07月26日 23時42分 (#3859032)

          第五って事は他にも似た流路の弁がありそうだし、
          テストで離床推力出したあと出力だいぶ落とさないとわかんないだろうなぁ……
          しかもたまたま引っ掛からなかった可能性が除外できない。

          素直にバラすべき。

          • by Anonymous Coward

            メーデーで抽気弁を閉めなかった為エンジン再起動出来ずに墜落ってのが有った様な。
            そんな状況を防ぐために推力が一定以下になると自動で抽気を止める様に付けた奴かな?
            となると前後にはマニュアルで動かす弁が有ると思う。

            • by Anonymous Coward

              マニュアルで閉鎖できるなら「再起動もできない」とはならんでしょ。
              閉鎖して起動して通常に戻す手順にすれば済む。

              • by Anonymous Coward

                マニュアル操作で閉め忘れると落ちるんで自動化したら…って所か。

    • by Anonymous Coward

      まあできないことはないでしょうけど。
      //欠陥があるのに検査員も検査用ソフトもオールグリーン出して墜落するのがありがちな展開(そうでもなければそもそも飛ばないからありがちになるんだけど)

      • by Anonymous Coward

        センサー入れて動作のインジケーター付ける事は出来るだろうけど、それ見たときは手遅れの可能性も有るからなあ。

        抽気すると出力落ちて負荷になるから負圧弁として一定圧だと抽気を止める様な奴だよな。
        昔のバイクでエンジン掛かった時にキャブからの負圧で開く燃料コックに構造的には似たものだな。

        よく錆がダイヤフラム内に入ってコックが締まりきらなくなったものだわ。
        そしてキャブのフロートがちゃんと動けばキャブのドレンからガソンリンが漏れ、
        フロートがちゃんと動かないとキャブからインテーク内に。
        挙句2ストだったりするとクランクケースにガソリンが溜ってキックすると排気管から爆炎が上がったりする訳だ。

  • by Anonymous Coward on 2020年07月26日 23時12分 (#3859015)

    減便対策した飛行機で異臭騒ぎ

    かと思ってしまった

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      それはさらに解釈すれば
      便所を減らした飛行機で(みんなトイレ我慢したが耐えられずもらして)異臭騒ぎ
      ということでよろしいか?

  • by Anonymous Coward on 2020年07月27日 2時18分 (#3859062)

    今こそ4発復権の時。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2020年07月27日 10時35分 (#3859143)

    航空は軽い故障で大惨事が発生するから、その安全性にかける知恵・努力・その他コストは本当にものすごい。
    もちろん鉄道、とりわけ新幹線のような高速鉄道だって、間違いが起これば大惨事は発生するし
    安全性に最大限の努力は払われている。
    しかし、やはりこのタレコミのような話を聞くたびに、航空関係者の知恵と努力の計り知れなさを感じる。
    まったくもって頭が下がる。
    一生懸命、どうにかして航空の安全性を保てないものかと頑張っているのだ。

    ワイは新幹線でいいや。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      新幹線だって、毎晩徹夜で保線作業を行ってるから安全に高速運行できるんだぞ。
      日夜不断の努力を続けている保線作業員に頭を下げなさい。

  • by Anonymous Coward on 2020年07月27日 20時00分 (#3859647)

    問題のある機種はすべてCFMインターナショナル CFM56 [wikipedia.org]を使っているので、エアバス A320シリーズも問題あり?
    ※EASAがなんか発表してたっけ?

    ここに返信
typodupeerror

長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

読み込み中...