ARMがSMT対応CPUを発表 29
ストーリー by hylom
脆弱性は大丈夫? 部門より
脆弱性は大丈夫? 部門より
ARMが同時マルチスレッディング(Simultaneous Multithreading、SMT)対応のCPU「Cortex-A65AE」を発表した(PC Watch、ARMの発表)。自動運転車での利用などが想定されているようだ。
Cortex-A65AEのSMTはIntelの「Hyper-Threading」に似た機能で、アウトオブオーダー実行パイプラインを使って、1サイクルで2つのスレッドを同時実行できる。ARMプロセッサがSMTに対応するのはこれが初めてだという。
さらに、各コアに割り当てる処理をコントロールする「Split-Lock」という機能も備えるとのこと。各コアに対しそれぞれ異なる処理を実行させることで性能を向上させたり、同じ処理を複数のコアで同時に実行させることでミッションクリティカルなアプリケーションにおける冗長性を高める、といったことができるという。
ARMが設計したプロセッサでは初めて (スコア:1)
Cavium ThunderX2なら1コアあたり4スレッドまでSMTをサポート
Re: (スコア:0)
>各コアに対しそれぞれ異なる処理を実行させることで性能を向上させたり、同じ処理を複数のコアで同時に実行させる
実はここがみそ。
Re: (スコア:0)
Lockモードで複数のコアに同じ処理をさせて冗長性をもたせるとあるが
奇数コアでの多数決なのか、一致しなかったらやり直しなのか。
やり直したところでデジタル回路的には結果もそうそう変わらんだろうから
多数決なのかな・・・?
Re: (スコア:0)
奇数コアでの多数決なら、3コアでMAGIシステムと名付ける人がわらわらと発生することでしょう。
Re: (スコア:0)
味噌と言いつつ肝心なところをスルーするという謎の親コメント
ソースに書いてあることを何故か聞いている子コメント
回路の故障発見用ならエラーになった処理をやり直しても結果は同じでしょうけど宇宙船とか温度の影響で発生するエラーの検出用ならやり直してみるのもいいかも
タイミングが悪い (スコア:1)
絶対Spectre系の脆弱性が出てくる
Re: (スコア:0)
どうせ悪用例ないからなぁ…
Re: (スコア:0)
モバイルOSの方が対応すれば問題になること少ないかと
バイナリ落として実行するような使い方しないだろうから
Re: (スコア:0)
有ったところで有効な攻撃が出来ないというのは
この1年の情報を見ていれば大体わかる話だろ
対策が複雑でやり辛かったので深刻度の評価が高かっただけで
元々成功条件が厳しいし
積極的に利用する、出来るような攻撃手法では無かった割に
騒ぎすぎて無駄に恐怖してた印象
Re: (スコア:0)
ハードウェアに正体不明のポートが付いて居るのは致命的なセキュリティ問題だってこの前聞いたけど。
結局DIP (スコア:1, おもしろおかしい)
最近は単機能なチップでもSMTばかりだけど、扱うのは結局それをDIP化したモジュールばかり。
ピン間が広いのならはんだ付けできるけど今のは狭すぎてもうねぇ。
Re:結局DIP (スコア:1)
それはSurface-mount technology (SMT)。
このストーリーで紹介されてるのはSimultaneous multithreading (SMT)。
Re: (スコア:0)
そうそう、増してやBGAなんて来た日にはもう、っておい!
Re: (スコア:0)
足なんて飾りです!エラい人には(ry
Re: (スコア:0)
ボケなのか本気で言ってるのか判断に苦しむw
Re:結局DIP (スコア:1)
Cortex-AシリーズでDIPってのはちょっと見てみたい気はする
Re: (スコア:0)
Cortex-Aだと一番小さいQFPでも176pin。
68000の2.7倍にもなるぞ :)
Re: (スコア:0)
そこで68000比なのが古き良きアレゲって感じ
Re:結局DIP (スコア:1)
メジャーなCPU(MPU)のDIPでPinが多いのって、68000/68010辺りだからじゃね?
Re: (スコア:0)
そこでQFNですよ。サーマルパッドはどうしようもないけど、足がない分裏ブリッジせずに良か不良かすぐにわかる。でも0.5mmピッチ以外はかんべんな。
かなり嘘
CPU Affinity (スコア:1)
CPU Affinityってそんなに有効なのかねえ。IRQ Affinityで特定の割り込みを実行するスレッドを固定化するとか、I/Oバスの接続関係で入出力処理のスレッドを固定するとかならわかりやすいがなあ。
Re:CPU Affinity (スコア:3)
割り込み信号に対して、コンテキストスイッチなし、スタックへの保存・復帰無し、で反応できるなら、遅延が極めて少ない処理が可能になります。昨今のプロセッサはキャッシュやパイプラインの再構築でかなり時間がかかるので、私はCPUの固定化はかなり魅力あると思っています。
なので、それこそ組み込み向けにメニーコアって有効だと思うのですよね。ただしバスの奪い合いが少なくなるような工夫が必要ですが。
ほえほえ
SMTよりも (スコア:0)
更なるマルチコアとかマルチプロセッサに進んでほしいものだ。
ARMでもPC用途ならいいのかもだけど、RTOSとか組み込みで、SMTって嬉しいの?
ThunderX2じゃダメ? (スコア:0)
> 更なるマルチコアとかマルチプロセッサに進んでほしい
別コメにあるCaviumのThunderX2 [marvell.com](PDF)なら、SMT(最高4スレッド)とメニーコア(32/ソケット)の両立ができているような。
Re: (スコア:0)
元コメはリアルタイム性能が要求される場面でSMTにメリットはあるのか?と聞いていて、答えはNoなのだが、
このチップはリアルタイム性能よりスループットが要求される場面向け
Re: (スコア:0)
んなことはない。リアルタイム性も所詮程度問題だから。
車載リアルタイム制御でも、少なくともボディー系ではSMTは使われてるよ。
Re: (スコア:0)
>更なるマルチコア
モバイル向けだと大体big.LITTLE構成で異種混合コアじゃないですかね
組み込み向けでもARM+DSPとかARM+FPGAとか異種混合構成ありますし。
Re: (スコア:0)
> 自動運転車での利用などが想定されているようだ。
ってんだから、パワーも冷却も充分に余裕がある環境での用途向けだよ。