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噴火した本白根山でドローンを使った調査が行われる 38
ストーリー by hylom
どんなドローンを使ったのかは気になる 部門より
どんなドローンを使ったのかは気になる 部門より
先日群馬県の本白根山が噴火したが、国土交通省が噴火口などの撮影目的でドローン(UAV)を飛ばしたという。しかし、ドローンが噴火口近くまで移動できなかったり、帰還できないといったトラブルが発生していたという(産経新聞)。
産経新聞によると、1回目の調査ではドローンの高度制限で噴火口に近づけず、より標高の高い場所で行った2、3回目の調査でも噴火口を目視できる位置までは到達できなかったそうだ。さらに3回目のフライトからドローンが帰還せず、調査中止となったという。
ただ、撮影自体は成功しており、付近の噴石飛散状況や範囲などを撮影できたという。撮影された動画は国土交通省関東地方整備局のWebサイトなどで公開されている(国土交通省関東地方整備局の発表、NHK、毎日新聞)。
本白根だけに (スコア:2)
Re:本白根だけに (スコア:1)
また寒波がきたようだ
lost (スコア:1)
UAVがたどり着けない&帰還出来なかった理由ってなんだろう。
気流が激変していて姿勢を制御しきれずに墜落とか、カメラによる有視界確保ができなくて現在地を見失ってどっか行っちゃったとか?
この手の無人機で、何かあってもとにかく帰巣できるのがあればいいな。
#戦争で不発弾抱いたまま帰巣・・・
Re:lost (スコア:2, 興味深い)
写真だとPhantomだったので、山だし強風とかで墜落したんじゃ。10m/sぐらいまでならいけるそうだが。
何かあってもと言っても難しい。
強風ならPhantom4なら検知してて警告が出るけど、勝手に帰ってこられても困る。
墜落してからでは手遅れだし、GPSなどのセンサーやコントロール系だと2重化が必要。
プロペラ1個壊れたぐらいなら、なんとか飛べるのだろうか。
ちなみに視認による位置のロストぐらいなら、帰還ボタン1発でGPS使って離陸位置に自力で戻ってくる。
Re:lost (スコア:1)
おー、ドローン関係に詳しいコメントありがたい。
ということはドローンの能力/性能的に火山周辺の調査をするのが難しかったってことなんでしょうね。
極限(までいかないとしてもそれなりの)状況下で運用可能な無人機の開発が期待される。
今回防災ヘリも飛ばしているんだけどwww (スコア:1)
高度制限にひっかかるPhantomみたいな撮影専用ドローンで調査する必要は皆無。
# 3回目の飛行でロストしたとか話題作りとしか思えん
本白根山の噴火口調査においては、東大地震研が読売新聞社ヘリの協力で山頂写真を撮りまくって、鏡池火砕丘に新たな火口列 [ameblo.jp]を見つけている。噴火していない日の晴天に写真や動画を撮ってくるだけなら、ドローンである必要はない。むしろ専門家が目視で観察して撮影できるほうが火山観測においてはよっぽど重要。
一方極限でドローンが活躍する場といったら、人が立ち入れない・ヘリも近寄れない場所に計測機器を入れるとか、そういう用途じゃなくて?箱根山噴火の時すでに神奈川県が開発していた火山活動調査飛行ロボット [ameblo.jp]を思い出す。
# 噴火から1週間以上も経っていまだに本白根山のどこから噴火したのか全貌がつかめていない気象庁が歯がゆいのでID
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:今回防災ヘリも飛ばしているんだけどwww (スコア:1)
地質学方面なのか地震や火山の調査研究って、本当に人材も資金も無いんだろうなぁ。
一発でかいのを食らうと被害甚大なんだけど、いつ来るかわからないのもあって喉元過ぎれば状態になると、弔い以外は気にしなくなってそう。
もし災害が起きるのがわかっても、逃げること以外でそれ自体の予防や回避ができないのもあるし。
Re:今回防災ヘリも飛ばしているんだけどwww (スコア:2)
何書いているのかちょっと分からない、ここはお役所が飛ばしたドローンの話をする場ではないのか。
>一発でかいのを食らうと被害甚大
今回の噴火は死傷者が出たから大きく感じるかもしれないが、噴火の規模としては非常に小さい。ただしスキー場の中で突然噴火したというのが被害を大きくしたのであって、その状況は紅葉シーズンのお昼に噴火した御嶽山とよく似ている。
今回の調査に話を戻すと、誰もヘリで十分だと思ってやらなかったドローンによる撮影に、国土交通省が無謀にもチャレンジして失敗しただけの話だよ。
ちなみに見通しを考慮して本白根山上空にドローンを飛ばすことについてはいくつか考察がある(早川センセのツイート [twitter.com]、カシミール3D開発者DAN杉本氏のツイート [twitter.com])。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
次回調査時には是非彼に陣頭指揮をしていただきましょう
Re: (スコア:0)
「お役所をたたく俺様カッケー」
Re: (スコア:0)
>ドローンによる調査は初めて。
>約5時間半かけて、立ち入りが規制されている火口付近の鏡池の2キロ圏内で噴石の飛散状況や範囲などを撮影した。
だから目的達成では?ヘリも使用したし
安価に長時間調査できる手段は今後も活用すべきでしょ
Re:今回防災ヘリも飛ばしているんだけどwww (スコア:1)
低コストかつ時間をかければいいってもんじゃない。
しかも防災ヘリで撮った写真や調査内容は公開していないのだから、ドローンは単に納税者へのアピールのために使っただけなのが分からないのか。
Youtube にアップロードされている後半部の動画 [youtube.com]で、西側火口や火口列がちょろっと映っているけど、噴火後5日も経っているからその後に降った雪ですっかり噴出物は覆い隠されてしまっている。
状況把握だけなら全山をカバーする防災ヘリで十分事足りている。今回ドローンだけで成し遂げたわけでもないのに「安価」という言葉を使う必要はどこにあるのか。
# ドローン初とか付ければすごいって思うのはやめなよw
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:今回防災ヘリも飛ばしているんだけどwww (スコア:2)
>低コストかつ時間をかければいいってもんじゃない。
じゃないのは判るけど。低コストで長時間調査ができるのは一つの手段としては有効では?
ヘリコプター5時間飛ばすだけでも相当なコストがかかる。
それに国交省がドローンを使うのには、もっと先のことを考えてドローンの活用ができないか考えているようです。
ヘリコプター飛ばすのにパイロットや整備士などのバックボーンも含めるとすごい人数とコストがかかっている。
ドローンなら、ヘリのパイロットほどの訓練を受けなくても扱えるので、
高価な高度な成果の手段と、安価でほどほどの成果の手段と使い分けられる可能性がある。
今後の調査手段としてもヘリより絶対数の確保が容易なので、調査手段を複数確保しておくのは大事なこと。
Re: (スコア:0)
いつ噴火するかわからん火山の観測に有人機飛ばすなんてそもそも正気とは思えんのだが。
本来なら無人機の独壇場でしょうに。
Re:lost (スコア:1)
疑問なのは、なぜマルチコプターを選択したのかって点かなぁ。
静止して観測しなければならないわけじゃなし、むしろ限られた時間で広範囲の状況を収集するのだから固定翼機型(要するに飛行機型)ドローンで行くべきだったんじゃないかと思うんだよなぁ。
っていうか、他のレスにあるけど火山観測で実績ある手法で行きゃいいのに。
と思った。
Re:lost (スコア:1)
2000m級の山がいくつもある上信越国立公園っすからねぇ。ドローンはよく知らないけど、よほど気象が安定してる日じゃないと飛ばせなそう。
冬のこの時期なんてすぐ天気変わるし、晴れてても強風吹いてたりするだろうし。
まぁ映像だけ取りに行くなら何機かロストするの前提でやればいいと思うけど、国立公園だからゴミ散らけるわけにもいかないよなぁ。
Re:lost (スコア:2)
西之島でいくつかのドローン撮影が試みられてて、そのうち1つは、噴石が当たったのか一部破損して還ってきたのでそういう理由かもしれません。
マルチコプターではなく、単葉機の長距離飛行可能なタイプ。
Re:lost (スコア:1)
>西之島でいくつかのドローン撮影が試みられてて、そのうち1つは、噴石が当たったのか一部破損して還ってきたのでそういう理由かもしれません。
逆にその状況下で帰ってきたのが凄い。
センサー満載して接近する脅威や気流の急変に対応できるようなものも考えられてそうだけど、荷重増加やら制御が鈍重になりそうとか色々設計が難しそう or 楽しそう。
Re: (スコア:0)
人為的ミスの可能性。
航続距離の見積もりミスで墜落したり到達出来なかったり、
噴火後の環境想定が甘くて噴石の雪崩や火砕流に巻き込まれたとか、
熱い噴煙に突入しちゃったとか。
Re: (スコア:0)
西之島あたりの調査では八面六臂の活躍だったはず。
デキる業者とデキない業者の格差が大きい。
Re:lost (スコア:1)
>デキる業者とデキない業者の格差が大きい。
まだまだ未成熟そうな業種ですもんね。
そのうち管理組合的な団体ができて、資格やランクなどが整備されるのかな。
関係省庁とかからの出向者も受け入れておけば仕事手配はスムースになりそう。
Re: (スコア:0)
冬山で悪天候とか、映像見ても銀世界で位置を把握しにくいとかあるんじゃないですかね。
高度計も超音波センサーだったら雪で怪しそうだし。
災害時の調査の場合は使い捨ても必要なのでは (スコア:1)
単純に航続距離の話だけで考えても、行きっ放しと戻ってくる前提では捜索可能な距離に倍の差がある。
もともと噴煙や噴石による故障の可能性も高いし、必要があれば使い捨て前提でいけるところまで突っ込ませるという選択肢も検討すべきなのでは。
#人が乗っているならともかく、無人機なら費用対効果で判断するのが正しいと思う。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:災害時の調査の場合は使い捨ても必要なのでは (スコア:1)
壊れたらうちが弁償します。
あと300m。
とオペレータに向かってかっこよく言い切れる人が必要だな。
Re: (スコア:0)
安全宣言が出された後に人が行ってみたら、ドローンの山ができてるんですね
わかります
Re: (スコア:0)
F1がそんな感じかな
Re: (スコア:0)
たっぷりため込むんでしょうね
これからも
ドローンがドローンしちまった (スコア:0)
>さらに3回目のフライトからドローンが帰還せず
Re: (スコア:0)
地獄谷よりドロ〜ン閻魔くんが
Re: (スコア:0)
シラネーヨザウルスに襲われたんだろ
国交省がやってるのに高度制限は守らないといけないのか (スコア:0)
高度制限はDJIのアプリで簡単に変更できるのになんでしなかったんだろう。
国交省がやっててもやはり離陸地点から150mまでの高度制限はひっかかるのか。
省内で高度制限解除の申請が通らなかったのかな。
今の河口付近の状況は分からないけど、プロペラ一個駄目になっただけでドローンは墜落するし、
今の時期は寒いからバッテリー警告がいきなりでて、その場に着陸するモードになったとかかもしれない。
Re:国交省がやってるのに高度制限は守らないといけないのか (スコア:2)
調査を行うのは旧建設省関連の部署。
規制を掛けるのは旧運輸省の部署。
とか邪推してみる。
Re: (スコア:0)
さすがにそこまでド素人じゃないでしょう。
そっちの高度制限じゃなくて、500mのほうなんじゃね。標高2000m級の山だし。
予算 (スコア:0)
数台で編隊飛行させれば何かあっても何台かは帰還できるし
故障の原因もわかっただろうに
そんなに高額なものでもないんだから…
Re:予算 (スコア:2)
国交省はドローンを含めた新技術が仕事に使えるかどうかいろいろ検証中です。
http://www.kenken.go.jp/japanese/research/lecture/h28/pdf/T2.pdf [kenken.go.jp]
とか
安定して使えるのが大事ですが、おためしで、「一台ぐらいだめになってもいいや」みたいな使い方は日本のお役所なんでできないんでしょう。
たまに撃つ、弾が無いのが、玉に瑕。 (スコア:0)
ここは、自衛隊にまともな無人偵察機が無いのを、嘲うべきところではないのか?
# まあ自衛隊にまともな無人偵察機があっても、海上保安庁を擁し米軍・国連軍・自衛隊の交通法規に対する横車を苦々しく思っている国交省は、自衛隊に応援を要請しない可能性も僅かながらもあるが。(それなら自治体からの災害派遣要請にも横槍を刺すだろうが)
Re: (スコア:0)
陸自にFOSSというのが以前からありますよ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E9%9A%94%E6%93%8D%E7%B8%A6%E8%... [wikipedia.org]
あなたが想像している無人偵察機というのはプレデターとかリーパー、グローバルホークなんでしょうけど