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ハードウェアハック

EFF、あらゆるデバイスに対し脱獄合法化を要求 38

ストーリー by hylom
ハッカー梁山泊 部門より
eggy 曰く、

EFFが、スマートフォンやタブレット型端末、家庭用ゲーム機などあらゆる電子デバイスに対してもJailbreak(脱獄)を合法と認めるよう、米著作権局に要請していたとのこと(本家/.gizmo記事)。

2010年7月、米著作権局はデジタル・ミレニアム著作権法(DMCA)を見直し、iPhoneのJailbreakについては適用を免除するとの決定を下した。これによりiPhoneのJailbreakは合法と認められることとなった。EFFはこうしたDMCA適用免除を全ブランドに拡大することを目指しているのだという。

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  • あくまでも、脱獄ツールをツールの形で配布する事を禁止ということであれば
    個人の自由はかなり守られているといえるでしょう。

    配布の禁止は言論の自由に反するみたいなこと言い出したら
    自然言語でやりかたを伝えるのはいいけど、コンピュータープログラミング言語で書き示したり、実行バイナリイメージで配布するのは禁止、
    という事にでもしておけば十分個人の自由は守ったことになるでしょう。

    落とし所はそんなところだと思いますよ。

  • by Anonymous Coward on 2011年12月09日 19時03分 (#2064237)

    ファームをhackする側としては、何の文句もない話ぽいが、
    中小開発者視点で、受ける影響ってあるのかな

    • by Anonymous Coward

      ソフト処理してた部分を出来る限りハードウェア化しようということになって、HDL屋さんの仕事が増えてウハウハ

  • by Anonymous Coward on 2011年12月09日 19時03分 (#2064238)
    iPhone の脱獄を合法としたのが正しい判断だとすると、これが特定の会社のデバイスにのみ適用されるべきではないのは公平性の観点からいって自明ですね。わざわざ、これを要請しなければならないというのは、情報化社会として、まだ未成熟ということなのかな。

    たとえば車のエンジン制御とかの他人の財産や生命を直接的に危険に晒すようなもの以外は、自分の持ち物を改造する自由が制限されるべきではない。特に著作権によってというのは無理筋だと思う。
    • 自動車のエンジン制御だって、所有者が自分の車に施す分には自由であるべきだし、今までそれは認められてきたと思いますが。
      もちろん、その改造された自動車が公道を走ることを許可されるかどうかは別の問題ですが。その為の車検制度だと思いますし。

      同様に、JailBreakや改造もまた自由であるのが正しい姿だと思います。
      その上で、電波法に抵触するような改造を施されたものを(電波暗室以外で)使用すると処罰される恐れがある、ぐらいが妥当なのでしょうね。

      と、書いたものの、アメリカに自動車の車検制度は無いんだっけ?

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2011年12月09日 19時29分 (#2064249)

      バッテリーが爆発する危険は他人の生命を危険に晒すのでは?
      制限すべきか否かじゃなくて、自己責任を明確に出来る様にすることが重要だと思う。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      そりゃまぁ情報化社会なんてまだ始まったばかりですしw
      まだまだ黎明期でこれからってとこじゃないですか

    • by Anonymous Coward

      >たとえば車のエンジン制御とかの他人の財産や生命を直接的に危険に晒すようなもの以外は、
      >自分の持ち物を改造する自由が制限されるべきではない。

      それと同じ観点で、電波の有効利用は国防上重要な課題として国家レベルで認識されています。

      電波の有効利用という国策のためにキャリアが対策を採る、というときに
      それを意図的に回避するような行為が含まれうるのであれば、
      そこでは「国家反逆」のレベルまで話が広がりますので
      (たとえば、日本で)「キャリアが設定した制御を超えるためのケータイの改造は違法」
      とかになる可能性は普通にありますよ。

      もちろん、「それでもなんとか対策しろよキャリアのほうが」もありますが、
      だからといって「消費者側はなにやったっていい」ともなりませんからね。

    • by Anonymous Coward

      「iPhoneの脱獄=合法」という事例だけでは、そのどの側面を一般化できるかは「公平性の観点」だけでは何も自明じゃありませんね。

      # 最近やたら「自明」の重みがなくなってきてるので、それだけ指摘。

    • by Anonymous Coward

      車のエンジン制御ソフトの改造は公平性の観点から認められるべきだと思う。
      危険云々というのは型式取得や特別な許可がなければ一般公道を走れないだけで、著作権的には問題ないと思う。

      携帯電話の改造も、ソフトレベルで送受信できる電波の周波数を変えたり、出力をあげられるのならば
      著作権的にOKでも、電波法的にNGってパターンが考えられそう。

  • Jailbreak端末のバッテリーが爆発したら誰が責任持つんでしょうね?

    一度でもJailbreakした端末はどんな事故が起きても、そのすべての責任はJailbreakした人が持つことをしっかり規定すべきかと。

    (最悪、Jailbreak端末は飛行機への持ち込みが禁止されるな)

    • by Anonymous Coward

      Jailbreak端末のバッテリーが爆発したら誰が責任持つんでしょうね?

      もともとバッテリーに欠陥があったならPL法でメーカーの責任じゃないの?

      #じゃなかったらメーカー製ノートPCのメモリ交換もできないよ

      • by Anonymous Coward

        リチウムイオン系二次電池はコントロールが必要だって知らないのか?

        • by Anonymous Coward

          >リチウムイオン系二次電池はコントロールが必要だって知らないのか?

          厳密なものかどうかは知りませんが、
          普通リチウムイオンバッテリーは「繊細すぎる」ことから
          「本体が変わったときとか、情報が引き継がれてないまま充電すると危険」なので
          バッテリー側に専用のコントロール機構が入ってるのが普通です
          (もちろん、本体側にも入ってることが多いですが、最終防衛はバッテリー側のほうです)。

          ただ、以前Macで
          「(mac本体ではなく)バッテリーのファームを破壊してバッテリーを発熱させて壊す」
          というのは実際ありましたけど、
          この場合には「本体をJB」ではなく「バッテリーをクラック」のほうの話になりますね。

        • by Anonymous Coward
          過温度保護と過電流保護は充電制御ICで行っていて、ソフトウエアは介在出来ないように設計するのが普通です。
          これらはリチウムイオン電池保護の最後の砦なわけです。
          だからソフトウエアでどんなひどい事をされても最終的には安全に保たれるようになってますよ。
          普通の端末メーカなら、このようにしておかないと量産認定は通りません。
        • by Anonymous Coward

          半可通の#2064481 哀れwww

  • by Anonymous Coward on 2011年12月09日 18時54分 (#2064233)

    日本は逆行中?

    • by Anonymous Coward

      結果平等主義者から見れば脱獄ありえないって感じですよ。

  • by Anonymous Coward on 2011年12月10日 0時59分 (#2064411)

    刑務所のデバイスの全部脱獄しておいて。

  • by Anonymous Coward on 2011年12月10日 6時00分 (#2064447)

    監獄にすることでデバイスが安価に買えるようになってるのに。

    何で俺がギークのオモチャ代を肩代わりしてあげなきゃいけないのさ。

    • by Anonymous Coward

      コントロールされたシステム一式に魅力を付加しているのがAppleの戦略だと思う。
      JailBreakは否定はしないけど(やりたきゃ勝手にやれ)、強制するなんて寒すぎ。
      そうまでして弄り倒したいなら、Apple製品でやらなきゃいいじゃん?
      てか、それだけ魅力があって、かつ脱獄フリーな製品を自分で生み出せよ。
      ガキの駄々こねか>EFF

      • by Anonymous Coward

        >JailBreakは否定はしないけど(やりたきゃ勝手にやれ)、強制するなんて寒すぎ。

        なにか勘違いしてませんか?

        「JBを強制する」なんて人はどこにもいません。
        いるのは
        「JBしたとしても、それ自体が違法行為だとしてJBした人が検挙されるようなことがないようにしろ」
        という人だけです。
        実際にJBするかどうかはあくまでも利用者自身の自由です。
        ユリカゴの中にいたいならそれでいいですし、それも利用者の自由です。

        あなたはなぜか「Appleとは反対側が敵だと認識する」思考をお持ちのようですが、
        まずその思考自体を見直すことをおすすめします。
        でないと日本語での意思疎通が成立しません。

        • by Anonymous Coward

          > EFFが、スマートフォンやタブレット型端末、家庭用ゲーム機などあらゆる電子デバイスに対してもJailbreak(脱獄)を合法と認めるよう、米著作権局に要請

          する必要なんか無いって事(JBの自由は)当たり前。それをわざわざ確認し、法的なお墨付きが得られた次は、メーカーに「JBが当たり前」を強制することにならないかと言うこと。

          • by Anonymous Coward

            >次は、メーカーに「JBが当たり前」を強制することにならないかと言うこと。

            あなたにだけ都合のいい悲観論は不要です。意味ないですよね。
            あなた一人が暴走してるのを周囲は生温かく見てることに早く気づいてください。

            その暴走の原因が、極度のApple信仰ではないことを祈ります。

      • by Anonymous Coward

        んー、的外れなスレッドがついてるけど、EFFは別に魅力的な製品を自分達でいじり倒したい人の集団じゃないと思いますよ。(それをやりたいのはBSDハッカーに多いし、奴等はダメと言われてもヤル :-p / また、BSDとGPLの微妙な関係についてはご存知の通り)。

        EFF(あるいはStallman)は、ソフトウェアというものが、人々の自己決定権の一部だと考えてるようなフシがあって、これを管理者に委ねることを強制されるべきではない、と言っています。この考え方はお上オカミと何でも政府の責任にしたがる傾向が強い日本人には通じにくいかもしれません(アメリカでも誤解され

  • by Anonymous Coward on 2011年12月10日 11時53分 (#2064486)

    現役コンソールゲーマーの立場から言わせてもらうと
    脱獄の合法化ってのは割れやチートを蔓延させることにはならないのかな?
    ゲームって言うのはルールがあるから成立する娯楽なんであって
    チートを認められちゃうとトロフィーや実績、オンラインマルチプレイヤーとか崩壊しそうなんだけど。

    • PCゲームだと現に様々なアンチチーティングの仕組みがあって、結果それでさほど崩壊してない訳で、わりとそういうのは大丈夫な気もしますが

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      >脱獄の合法化ってのは割れやチートを蔓延させることにはならないのかな?

      本来は「所詮はゲーム」や「ここから先は冗談抜きで実体経済に影響する」などの線引きがあります。
      もっと言えば、タケ挑の
      「こんなゲームに夢中になっちゃって」で済むと社会的に認識されている範疇であれば
      ぶっちゃけ「どーでもいい流行廃り」でしかないのが社会的視点ですね。

      そうではない、
      たとえば道路交通法や電波法、もっと言えば国家保安にかかわる法律に抵触するなどと判断されれば
      「利用者にもキッチリマナーは守らせる」になりえます。
      キャリアが全部肩代わりしてるので意識がほとんど周知されていませんが、
      ケータイ電話だって立派な無線局であり免許が必要なものですからね。

    • by Anonymous Coward

      ハードの値段も高くなるよ。homebrew(笑)用にギークに買われちゃうとハードは原価割れで売ってソフトで利益出すビジネスモデルが破綻しちゃうから。

      少なくともコンソールゲーマーの立場では百害あって一利なし。

      • by Anonymous Coward

        >少なくともコンソールゲーマーの立場では百害あって一利なし。

        そうとも思わないけどねぇ。

        たとえば非オンラインのローカルチートにしたって、
        ゲーム製作者側が「人生捨てろ」と言わんばかりのアホなノルマを課してくるのが日常化してる。

        そこで、「でもデータとして存在はしてるそれ(アイテムだったり、隠しボスだったり)」を
        ソフトウェア丸ごと俺は購入したんだから、
        そのアイテムを使ってみる機会、そのボスと戦ってみる機会がほしいというのは
        別に問題ないと思う。

        そこで、「でもゲーム製作者は”人生捨てない限り戦わせないよ”と主張している」ときに、
        果たしてそのゲーム製作者の主張は購入者たるプレイヤーの意思より尊重されるべきだろうか?
        もちろん、「購入者が希望する私的利用の範疇」で。

        そこでもしゲーム製作者側の主張が優先だというなら、
        プレイヤーって実は単なる奴隷だよね。

        • by Anonymous Coward

          製作者の意図に同意できないゲームをそこまでしてプレイしなければいいのでは。

          • by Anonymous Coward

            >製作者の意図に同意できないゲームをそこまでしてプレイしなければいいのでは。

            それ言い出したら、世の中のほとんどの問題は消滅しますね。

            人間そんな都合よく割り切って生きていけるわけでもないし、
            だからいわゆる「~廃人」みたいなのはたくさんいるわけです。ゲームに限らず。
            社会的に行き過ぎたそれらを社会全体として抑制することも多々ありますね。
            行き過ぎた借金やギャンブル、etc。

            そこで、ゲームという媒体の場合は
            「とりあえず内包されてるデータとか要素は全部まとめて購入してる」わけで、
            「それなら裏口使いたい人は使えばいいんじゃない?(裏口があれば、ね)」が
            そんなに無茶な論調でしょうか。

            「少なくとも、カネは払いきってある」わけで。
            そこでその先の時間まで支払う契約を後付で要求していいのかどうか。

            • 廃人により安価に手軽にヤクを提供しろと?それによって発生する副作用は周囲が被れと?

              >とりあえず内包されてるデータとか要素は全部まとめて購入してる
              >少なくとも、カネは払いきってある

              著作権ビジネスでよくある勘違いだな。円盤の上のデータをすべて買い取ったわけじゃないから「全部まとめて購入して」ないし「払いきって」ない。その解釈が通用するならソフトの値段ももっと高く設定せざるをえない。

              • by Anonymous Coward

                >著作権ビジネスでよくある勘違いだな。
                >円盤の上のデータをすべて買い取ったわけじゃないから「全部まとめて購入して」ないし
                >「払いきって」ない。
                >その解釈が通用するならソフトの値段ももっと高く設定せざるをえない。

                それはまた別の話だねぇ。
                その辺の”コンテンツ”保護機構(暗号化とか)をクラックしたら?は別のトピックでやってるから
                そっちでやれ。

                今問題なのは、あくまでも「決済はすでに終わっている」ものについて
                それを購入者がどう使うが自由だろう?の話でしかない。

        • by Anonymous Coward

          「一部の人間が好き勝手やるためのコストを何で皆で負担しなきゃならないの」って話の流れでよくもまあそこまで自分の都合だけ並べられたもんだ。

          • by Anonymous Coward

            個人攻撃への逃亡お疲れ様です。気が済んだら休んでくださいね。

        • by Anonymous Coward

          >そこで、「でもデータとして存在はしてるそれ(アイテムだったり、隠しボスだったり)」を
          >ソフトウェア丸ごと俺は購入したんだから、

          オンラインゲームでダウンロード販売されてるものがデータは本体内に存在してキーコードのみをダウンロードしてるって場合に
          データは俺の手元にあるんだからキーだけ買うなんておかしい!データを持ってるんだから俺のものだ!
          という論理になっちゃうんですけど、それって変だと思うんですよね。
          キーだけのダウンロードだろうがデータ丸ごとのダウンロードだろうか、本当なら同じコンテンツに金を払ってるハズだと思うんですが。

          その理論だとキーだけ売るってのはアウトになっちゃう(商売にならない)。
          製品版にロックかけただけの体験版とかもアウト。
          「購入者が希望する私的利用の範疇」ってどこまでなんでしょう。
          キーだけ売るのは制作者側がプレイヤー側を奴隷に貶める行為なんでしょうか。
          単にデータがこっちにあるかあっちにあるかの違いじゃないですか?

          • by Anonymous Coward

            まず、 #2064715 。

            その先としては、
            「バグで勝手に有料版になってしまっていた」とかまで考えると、
            一律刑法で縛るのは難しい気もする。

            たとえば有料版にだけある機能にセキュリティホールがあり、
            さらにバグで無料版ユーザーが勝手に有料版扱いになっていて
            そのセキュリティホールを突かれた場合の責任。
            他にも、「勝手に有料版になったのに、有料版なんだから金払えと言われた」
            なんていう請求。

            これらから消費者は守られないといけないからねえ。
            やっぱり民事レベルで当事者協議が無難そう
            (その場合、刑法ではなく利用許諾とかの話になる)。

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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