慶応大学と東芝など、1 テラバイト小型 SSD 開発 49
ストーリー by reo
これを 4ch RAID 0 で…ゴクリ 部門より
これを 4ch RAID 0 で…ゴクリ 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
慶應義塾大学理工学部の黒田忠弘教授の研究グループと東芝などが大容量の小型 SSD を実現したとのこと (NIKKEI NET の記事、本家 /. 記事より) 。
従来の技術では SSD の大容量化は限界に近づいているとされていたとのこと。慶応大学の研究グループは半導体チップを 3 次元的に積層する技術を開発し、これを用いて容量1テラバイトの SSD を切手サイズに収めることに成功したそうだ。実用化は 2012 年頃とみられており、医療用ウエアラブル端末や小型センサーなどに応用できると考えられているとのこと。
昔々 (スコア:2, 興味深い)
CD-ROMドライブ出始めのころ、パイオニアのエンジニアだったと思うが雑誌のインタビュー記事で「CD-ROMドライブは技術的に6倍速が限界」と語っていたのを思い出します。
(違っていたらごめんなさい。前後を覚えていないので間違って記憶しているかもしれません。)
しかし、現実では10倍速20倍速なんてのも当たり前に出たのは皆さんご存知の通り。
ハードディスクやの容量限界や転送速度なんてのも今この瞬間の製造技術では限界が見えても、ちょっとしたブレイクスルーであっという間に限界なんて超えられるんじゃないかななんてこのニュースを見ながらおもっちゃいます。
さて、次はどんな限界が想定されてそれをどう乗り越えていくんでしょうか。
Re: (スコア:0)
>> ハードディスクやの容量限界や転送速度なんてのも今この瞬間の製造技術では限界が見えても、ちょっとしたブレイクスルーであっという間に限界なんて超えられる
「ちょっとしたブレイクスルーであっという間に」とかいう能天気な認識が,理系離れの進む現状での一般人の認識なんだろうね…
実際は「必死になって実現したブレイクスルーでちょこっとだけ限界を超える」を延々と繰り返し続けて,ようやっと進歩してきてるって感じでしょ.
Re:昔々 (スコア:2, おもしろおかしい)
そのうちに光速やプランク定数も破れるとか言い出すんじゃないかと.
と言うか, 最近は地球の反対側との通信で100m秒を切るレスポンスが得られると本気で思っている人がいそうだし.
Re:昔々 (スコア:2)
AkamaiみたいなCDN使ってると、地球の反対側に向かって通信しているつもりが
実際には日本列島内のキャッシュサーバからの応答でした、ということも
ありえるので、まあ無くはないかと。
Re: (スコア:0)
> 最近は地球の反対側との通信で100m秒を切るレスポンスが得られると本気で思っている人がいそうだし.
地球の中心を突き抜ける経路でどうにかして亜光速で送れれば、ターンアラウンド100msは可能じゃないですか?
どうするかはわかりませんが…ニュートリノ?
Re: (スコア:0)
なーに、長い棒の両端を日本とブラジルで持ってて
それを押したり引いたりすればいいんですよ。
# 元ネタなんだっけ?
Re:昔々 (スコア:1, おもしろおかしい)
そんなのデキッコナイス。
Re:昔々 (スコア:1)
でもそれだと音速を超えられないと言う・・・
Re: (スコア:0)
それだと遅延は発生しないのでしょうか?
#所詮ネタなんだろうけど素朴な疑問として。
Re:昔々 (スコア:3, 参考になる)
# 超光速で伝わる「棒の手紙」。…って、なんかいやだな。
その場合は棒の素材の音速に支配されそうですね。鋼鉄で9km/sくらいだったか、光速よりは圧倒的に遅いです。
それより早く押し引きすれば、棒の素材は破壊されると。
Re: (スコア:0)
地球を使って地震波(7-8km/s)を使えば鉄の棒は要りませんな。
Re:昔々 (スコア:2)
その場合、全地球の通信ニーズで信号伝達の媒体(地球)をシェアすることになる(時分割? 周波数分割?)ので、通信速度としてはなかなか厳しいことになりそうです。
ダムHUBを全人類で共用している、みたいな。
Re: (スコア:0)
ついに地球と起源を同じくするあの珪素生命との融合を果たす時がきたのですね
#すごいオーバーテクノロジーなのでAC
Re: (スコア:0)
地球スケールで考えればどんな棒でも柔らか過ぎて、
メートル単位じゃ棒自体が伸縮して吸収しちゃうので届かないです。
ゴムみたいなもん。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
ひねるってのは「水惑星年代記」にありましたな。更に元があるんだと思いますけど。
Re: (スコア:0)
はなっから出来ないと、盲目的に思い込んでしまうのもどうかと思いますけれどね。
パラダイムシフトで相対性理論が過去のものにならないとは限らない。
実際にパラダイムシフトを起こす本当の理系の人達は、そいういう部分にも目を向ける。
Re: (スコア:0)
「本当の理系の人達」の敷居が高すぎないか?
何人いるんだそれw
Re: (スコア:0)
USB1.1での転送速度の上限であって、製造上の限界ではないと思う。
安全を考慮した物理限界は10,000rpm(約50倍速)だけど,実際には
回転数を落として5,000rpmくらいにしてピックアップの数を増やす
ことで読み出し/書き込み速度上げてるし。
Re:昔々 (スコア:1)
>USB1.1での転送速度の上限であって、製造上の限界ではないと思う。
CD-ROMドライブ出始めの時代なのでUSBなどありません。
SCSI接続が主流のころの話です。Windows3.1でしたね。
転送速度はSCSI-2で10MB/sですから12MbpsのUSB1.1より圧倒的に速いI/Fです。
したがってI/Fの限界を理由とした話ではなかったと思います。
Re:昔々 (スコア:3, 参考になる)
CLVのまま回転数を上げていたので、外周部では速度を上げたり
上げたあと安定するのに時間がかかったりした。
制御系の速度の問題もあった。
近年のCAV方式だと外周で最大n倍速になるだけで、本当に速く
しているのはマルチピックや回転制御が楽になったとかバッフ
ァメモリのコストが減ったとかいろいろな恩恵。
Re:昔々 (スコア:1)
>CD-ROMドライブ出始めの時代なのでUSBなどありません。
>SCSI接続が主流のころの話です。Windows3.1でしたね。
サウンドブラスター接続のCD-ROMでslackwareのインストールに苦労した記憶が
Re: (スコア:0)
でも、実用限界としてはけっこういい線な数字かも。
# 流石に騒音と振動に耐えられなくなるので。
Re: (スコア:0)
じゃ単にマルチビームを思いつかんかっただけかな。
Re: (スコア:0)
メインメモリが640kBあれば十分だって言ったり戦場で飛行機なんか役に立たんって言ったりした人と同じくらい先見の明に欠けた人だっただけ。
Re: (スコア:0)
過去の人間を未来の基準でバカにしたところで何が得られるというのか。
# 30年後の計算機の標準的なメモリ容量を予測できないオレも先見性がないのかな。
Re: (スコア:0)
俺が昔聞いた話では、「回転数をあげすぎるとディスクが浮くからだめ」という物理的な制約が理由だったと思う。
Re: (スコア:0)
おっとUMDの悪口はそこまでだ。
SSD? Flashではないの? (スコア:2)
これはSSDという装置にフォーカスした技術かも知れないけど、
開発したのはFlashってことじゃないの?
積層しての接続と簡易化だと思います。 (スコア:3, 参考になる)
【ISSCC】東京大学らがSSD向けの新電源システム開発,メモリの消費電力を1/3に [nikkeibp.co.jp]
2.慶応義塾大学との研究は、通信バスの簡易化での省スペース
【ISSCC】慶応大学が磁界結合で129個の積層チップ間を通信,高密度SSDに向ける [nikkeibp.co.jp]
こうしたチップの3次元の実装技術とは別に、Flashメモリ自体も3次元積層で作られていくようです。
「現行のNANDフラッシュ・メモリの微細化はどこまで続くのか」 [nikkeibp.co.jp]
Re:積層しての接続と簡易化だと思います。 (スコア:2, 参考になる)
黒田研が以前に発表していたチップ間通信の応用なのですね。
課題は厚さとコイルのサイズでしょうか。
129層ともなるとNoCの世界ですね。
Re:積層しての接続と簡易化だと思います。 (スコア:2, 参考になる)
平成21年度 戦略的創造研究推進事業(CREST)新規採択研究代表者および研究課題概要 [jst.go.jp]の
東京大学 大学院工学系研究科 竹内 健 准教授の、ディペンダブル ワイヤレス ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)って奴のデモですね。
SSDの国家プロジェクトがスタート,10Gビット/秒の超高速無線通信技術を採用 [nikkeibp.co.jp]の結果が出たという話です。
フットプリント自慢ですね、わかります (スコア:2, おもしろおかしい)
W20mm x D30mm x H100mm
Re: (スコア:0)
いつ投稿された記事でしょうか (スコア:1)
投稿されてから採用まで、どの位かかっているのでしょうか。
Re: (スコア:0)
関連ストーリーのFirehorse:で始まるリンクをクリックすればひと目でわかるよ。
それにしてもいつになったらここを「アレたま」と訳すんだろうか。
容量が増えると (スコア:1)
値段無視して3.5インチHDDサイズに、このSSDチップを詰めれるだけ詰めたら、地デジ全局を1ヶ月分ぐらい録画できそうですね。
いつの時代か、地上波の月単位レンタルとか始まるといいな。
#壮大なストーリ。空転するアイディア。
でも (スコア:0)
#早い者勝ち
Re:でも (スコア:1)
まさか記事を読んで最初に頭に浮かんだ言葉が、1発目のコメントだったとは……やりますね
Re: (スコア:0)
お任せください!
○ャパネットなら、SASコントローラ、SASケーブルもつけて・・・
サンキュッパ・・・ではなく、さらに・・・・・
# ってことかな?
Re: (スコア:0)
負けた・・・w
だいたいさあ、東芝はフラッシュを旧世代にするはずの不揮発性RAM作ってたはずでしょ?どしたの?
SSDどころかメインメモリとストレージの区別すらなくなるはずだったんだけど。
Re: (スコア:0)
MRAMなら着実に規模を上げてきている。
既に市販製品もあるよ。
けど、大容量って点ではまだまだFlashの方が上ってだけの話。
Re: (スコア:0)
お求めやすいお値段です。
切手大の記録メディア (スコア:0)
たしかアレも、1TBの容量だったような。
結局、量産化までの壁は厚かったのかな。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
きっとホログラフィックメモリーの量産には、世界律に反するような致命的な壁があるんですよ。
Re: (スコア:0)
ホログラム系の問題は、機械構造に有るんじゃなかろうか。
光学ディスクと同じで、基本構成がそのまま容量になってしまう。
インフォマイカの場合は、フラッシュがさっさと1GB容量を達成した上安価になった為、
市場的な価値を得られないとの判断に達したのだと思う。
#でも、クレカサイズで100GBとかだったら、映像や音楽の配信メディアとしては悪くないと思うんだけどね。
Re: (スコア:0)
1TBじゃなくGBオーダーだし。
NTTは研究はやるが商品化の手立てを持たないので(NTT法がね)
どっかに技術を売るしかないんですな。
まあ書き込みできないROメディアではさほど需要がないというのと、
そうこうしているうちにフラッシュに抜かれてしまいましたしね。
ほんと、つめ先ぐらいの小片に16GBの容量が入るようになるなんて、
数年前は想像できなかった。