アカウント名:
パスワード:
さて、これで今後のアップルのプロセッサの性能がショボくなれば、アップルはそう簡単には雇えないエース技術者に頼っていたということになります。ショボくならないなら、エース技術者はもとからいなかったか、形容矛盾ですが、エース技術者は簡単に雇いなおすことができることになります。
ジムケラーが去ってもAシリーズの性能は進化を続けてるから、ノウハウは定着してるだろう
・アウトオブオーダーのマイクロプロセッサの歴史は30年あり、枯れまくった技術になっている。・どこも外部のツールとベンチマークで開発しているため、化学や薬品業界のような膨大な秘密の実験データやツールなどは存在しない。・プロセッサ設計の技術者の転籍は頻繁であり(慣れたツールがすぐ使えるのが外部ツールを使う理由の一つ)、それ以外のノウハウはあったところで秘匿できない。・アップルのAシリーズはクアルコムなどに比べて製造コストは高め。外販で利益を上げる必要がないので高コスト高性能に商品の特性を振っている。
ノウハウっつーか基本の設計部分の出来次第でないかと。プロセッサの設計は本格的にやると数年かかるのでしょっちゅう変えるところと一度変えたら基本はそのままのところに分類できる。基本はそのまま変えないところを変えずにどこまで引っ張れるか次第かなー。まあハードウェアなんでマイナーチェンジとモデルチェンジで必要なスキルが異なる。当然モデルチェンジで大失敗するとモデルチェンジ完了ないし失敗が見えたタイミングでモデルチェンジに向けた開発に着手する羽目になる。
技術が枯れ、技術者の移籍も激しいので基本設計から差がつかないということです。プロセッサの最後の技術的失敗はPentium4でしょう。しかしこれも論理設計というよりプロセス技術の予測の失敗で、今日のプロセッサにはP4で使われた高GHz向けのテクニックが復活したりしています。AMDのBulldozerはスループット偏重という商品性がHPCには適合したがPC市場には全く向かなかった。技術側からの指摘は当然あったはずなので、設計ではなく経営判断の問題です。技術はともかく商品企画がおかしくて失敗した例はいろいろあると思います。ピピン@とか。
GPU技術も枯れつつありますがニューラル処理などは進化途上の技術なので、技術的な差はこちらに見られるでしょう。プロセッサが和そばならニューロはラーメンみたいなものです。
Itaniumくんはどこに行きましたか?
Itaniumのほうがあとだっけ。
あれは異様に低クロックなのに消費電力はすごかったので、P4と同じく高クロック化に自信のあったインテルの見込み違いは確かです。問題はほかにもあるだろうけど。インオーダーVLIWで回路をシンプルにして、短いパイプラインと一段あたりの低遅延を両立させて高クロックで動かすつもりだったと思われるが、省電力制御はあっても粗末だろうし、そもそもハードの物量が増えた以上は総発熱量が大きくなるのは避けられないでしょう。当時ならマルチポートレジスタファイル、演算器間のバイパスネットワーク、命令ウィンドウが三大電気食いだったのですが、IA-64は最後はシンプルでも前の二つは演算器がn個なら発熱はO(n^2)です。
IPCが高く「クロックの割には速かった」のは事実。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
今後の占い (スコア:0)
さて、これで今後のアップルのプロセッサの性能がショボくなれば、アップルはそう簡単には雇えないエース技術者に頼っていたということになります。
ショボくならないなら、エース技術者はもとからいなかったか、形容矛盾ですが、エース技術者は簡単に雇いなおすことができることになります。
Re: (スコア:0)
ジムケラーが去ってもAシリーズの性能は進化を続けてるから、ノウハウは定着してるだろう
Re: (スコア:0)
・アウトオブオーダーのマイクロプロセッサの歴史は30年あり、枯れまくった技術になっている。
・どこも外部のツールとベンチマークで開発しているため、化学や薬品業界のような膨大な秘密の実験データやツールなどは存在しない。
・プロセッサ設計の技術者の転籍は頻繁であり(慣れたツールがすぐ使えるのが外部ツールを使う理由の一つ)、それ以外のノウハウはあったところで秘匿できない。
・アップルのAシリーズはクアルコムなどに比べて製造コストは高め。外販で利益を上げる必要がないので高コスト高性能に商品の特性を振っている。
Re: (スコア:0)
ノウハウっつーか基本の設計部分の出来次第でないかと。プロセッサの設計は本格的にやると数年かかるのでしょっちゅう変えるところと一度変えたら基本はそのままのところに分類できる。基本はそのまま変えないところを変えずにどこまで引っ張れるか次第かなー。
まあハードウェアなんでマイナーチェンジとモデルチェンジで必要なスキルが異なる。
当然モデルチェンジで大失敗するとモデルチェンジ完了ないし失敗が見えたタイミングでモデルチェンジに向けた開発に着手する羽目になる。
Re: (スコア:0)
技術が枯れ、技術者の移籍も激しいので基本設計から差がつかないということです。
プロセッサの最後の技術的失敗はPentium4でしょう。しかしこれも論理設計というよりプロセス技術の予測の失敗で、今日のプロセッサにはP4で使われた高GHz向けのテクニックが復活したりしています。
AMDのBulldozerはスループット偏重という商品性がHPCには適合したがPC市場には全く向かなかった。技術側からの指摘は当然あったはずなので、設計ではなく経営判断の問題です。技術はともかく商品企画がおかしくて失敗した例はいろいろあると思います。ピピン@とか。
GPU技術も枯れつつありますがニューラル処理などは進化途上の技術なので、技術的な差はこちらに見られるでしょう。プロセッサが和そばならニューロはラーメンみたいなものです。
Re: (スコア:0)
Itaniumくんはどこに行きましたか?
Re:今後の占い (スコア:0)
Itaniumのほうがあとだっけ。
あれは異様に低クロックなのに消費電力はすごかったので、P4と同じく高クロック化に自信のあったインテルの見込み違いは確かです。問題はほかにもあるだろうけど。
インオーダーVLIWで回路をシンプルにして、短いパイプラインと一段あたりの低遅延を両立させて高クロックで動かすつもりだったと思われるが、省電力制御はあっても粗末だろうし、そもそもハードの物量が増えた以上は総発熱量が大きくなるのは避けられないでしょう。
当時ならマルチポートレジスタファイル、演算器間のバイパスネットワーク、命令ウィンドウが三大電気食いだったのですが、IA-64は最後はシンプルでも前の二つは演算器がn個なら発熱はO(n^2)です。
IPCが高く「クロックの割には速かった」のは事実。