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このありさまなのに、脱炭素とか正気の沙汰とは思えないんだよね。COPかなんかに総理行って、これ以上再生可能エネルギー推進とか言うのって…。リップサービスの域をもう超えてると思うんだよね。かえって不誠実だ。
だよねぇ。
電力供給を、安定化するためには、電力負荷の平準化が必要不可欠。再生エネは、この点に問題があるので、再生エネだけで規模を拡大させてもダメで、別途安定電源が必要。
その安定電源だけど、日本だと原発を拡大するのは相当に困難だし、今まで以上にコストもかかる。石炭よりちょっとマシな天然ガスは、すでに供給が不安定になっているし、日本の場合一度液化しなくてはいけないし、そうすると、運ぶのも備蓄するのも大変で、コスト面や安定性で心もとない。
とすれば、再生エネを何らかの形で保存する方法を模索するとかになるわけだけど、水素もアンモニアも、電気からという製法に限定すると、まだまだ可能性レベル。
同じ可能性レベルなら、石炭火力を効率化し、単に高効率化だけではなく、低レベルの排ガスから回収・転用する等の手段プラスで、まだ捨てるべきではないと思うんだよね。
COP26だけど、2050年のカーボンニュートラルは避けられないお約束だけれど、その実現手段に関しては、石炭火力も含めて、今の段階で限定するべきではないと思うんだよね。
すでに石炭火力の効率は世界最高水準です
COP26の議長国である英国のジョンソン首相は、「先進国は30年、途上国は40年までに石炭への依存を断つよう求める」と表明しています。
日本に対し、30年までの石炭火力の全廃を求めているのですが、これは、まったく現実的にはなく、国際的な場で、明確に「日本はできない」と表明する必要性を感じますが、世界の潮流に反することを、日本の政治家が明言するかと言えば、心もとなく、あまりわかっていないのか、単にリップサービスでカッコつけたいのかはわかりませんが、曖昧に同調することだけは避けてほしいと願っています。
繰り返しになる部分がありますが、再生エネの拡大はもちろん行う必要がありますが、電力供給を安定化するためには、電力負荷の平準化が必要不可欠であり、再生エネは、この点に問題があるので、再生エネだけで規模を拡大させてもダメで、別途安定電源が必要となります。
その安定電源ですが、
●原子力発電
震災以来拒否意識が未だ払拭できていず、また実際に地震の多発地帯であり、いまいま大規模地震の発生を否定できる状況でもないので、これを推進するのは極めて困難と言わざる得ない。また、島国であるため、他国からの電力供給も難しく、100V 50Hz/60Hzという世界標準ではない仕様のため、行うにしても変換が必要になり、効率の面でも難がある。
●LNG発電
天然ガスは全量国外依存となり、すでに供給が不安的になっているのに加え、地理的要因から、資源国からパイプラインで供給も受けられず、日本の場合は、一旦液化する必要があるので、運搬面でも備蓄面でも諸外国と比べて不利で安定性に欠ける。
以上の状況にあり、日本にとって、石炭発電は電力を安定供給する上で、死活問題となっている。
COP26に向けては、以上を踏まえて、理論武装して望む必要があるが、まずは、世界的に最早避けられない「2050年までのカーボンニュートラルのお約束」は前提とした上で、その実現方法に関しては、各国の実情を考慮し、今の時点で拘束するようなことは、50年の目的を実現する現実解を見出すためにも避けるのがベターであることを、論理武装して説明する必要がある。
石炭発電の全廃は、過去の黒い排煙をモクモクと排出したイメージに加え、いくら高効率化してもLNG発電にも劣るという認識が大勢を占めているためと思われるが、プラスアルファで、低レベル濃度の排ガスからの回収・転用技術が模索されており、商業的に確立している状況でないが、今の段階で、石炭火力の全廃を無理強いすべき段階でもないということを、十分な準備を行い、国外に対し、日本の立場を国益の観点から主張すべきは主張する必要性を感じるわけです。
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このありさまなのに、脱炭素とか正気の沙汰とは思えないんだよね。
COPかなんかに総理行って、これ以上再生可能エネルギー推進とか言うのって…。
リップサービスの域をもう超えてると思うんだよね。かえって不誠実だ。
Re: (スコア:0)
だよねぇ。
電力供給を、安定化するためには、電力負荷の平準化が必要不可欠。
再生エネは、この点に問題があるので、再生エネだけで規模を拡大させてもダメで、別途安定電源が必要。
その安定電源だけど、日本だと原発を拡大するのは相当に困難だし、今まで以上にコストもかかる。石炭よりちょっとマシな天然ガスは、すでに供給が不安定になっているし、日本の場合一度液化しなくてはいけないし、そうすると、運ぶのも備蓄するのも大変で、コスト面や安定性で心もとない。
とすれば、再生エネを何らかの形で保存する方法を模索するとかになるわけだけど、水素もアンモニアも、電気からという製法に限定すると、まだまだ可能性レベル。
同じ可能性レベルなら、石炭火力を効率化し、単に高効率化だけではなく、低レベルの排ガスから回収・転用する等の手段プラスで、まだ捨てるべきではないと思うんだよね。
COP26だけど、2050年のカーボンニュートラルは避けられないお約束だけれど、その実現手段に関しては、石炭火力も含めて、今の段階で限定するべきではないと思うんだよね。
Re: (スコア:0)
すでに石炭火力の効率は世界最高水準です
Re:現状ですら (スコア:0)
COP26の議長国である英国のジョンソン首相は、「先進国は30年、途上国は40年までに石炭への依存を断つよう求める」と表明しています。
日本に対し、30年までの石炭火力の全廃を求めているのですが、これは、まったく現実的にはなく、国際的な場で、明確に「日本はできない」と表明する必要性を感じますが、世界の潮流に反することを、日本の政治家が明言するかと言えば、心もとなく、あまりわかっていないのか、単にリップサービスでカッコつけたいのかはわかりませんが、曖昧に同調することだけは避けてほしいと願っています。
繰り返しになる部分がありますが、再生エネの拡大はもちろん行う必要がありますが、電力供給を安定化するためには、電力負荷の平準化が必要不可欠であり、再生エネは、この点に問題があるので、再生エネだけで規模を拡大させてもダメで、別途安定電源が必要となります。
その安定電源ですが、
●原子力発電
震災以来拒否意識が未だ払拭できていず、また実際に地震の多発地帯であり、いまいま大規模地震の発生を否定できる状況でもないので、これを推進するのは極めて困難と言わざる得ない。
また、島国であるため、他国からの電力供給も難しく、100V 50Hz/60Hzという世界標準ではない仕様のため、行うにしても変換が必要になり、効率の面でも難がある。
●LNG発電
天然ガスは全量国外依存となり、すでに供給が不安的になっているのに加え、地理的要因から、資源国からパイプラインで供給も受けられず、日本の場合は、一旦液化する必要があるので、運搬面でも備蓄面でも諸外国と比べて不利で安定性に欠ける。
以上の状況にあり、日本にとって、石炭発電は電力を安定供給する上で、死活問題となっている。
COP26に向けては、以上を踏まえて、理論武装して望む必要があるが、まずは、世界的に最早避けられない「2050年までのカーボンニュートラルのお約束」は前提とした上で、その実現方法に関しては、各国の実情を考慮し、今の時点で拘束するようなことは、50年の目的を実現する現実解を見出すためにも避けるのがベターであることを、論理武装して説明する必要がある。
石炭発電の全廃は、過去の黒い排煙をモクモクと排出したイメージに加え、いくら高効率化してもLNG発電にも劣るという認識が大勢を占めているためと思われるが、プラスアルファで、低レベル濃度の排ガスからの回収・転用技術が模索されており、商業的に確立している状況でないが、今の段階で、石炭火力の全廃を無理強いすべき段階でもないということを、十分な準備を行い、国外に対し、日本の立場を国益の観点から主張すべきは主張する必要性を感じるわけです。