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iFixitは広告収入で食ってるわけではないにもかかわらずこれか。AppleやSamsungに関するガジェット系サイトの記事が手ぬるいってのは何度も指摘されてはいたが、確実な証拠が残る例はかなり珍しい。もちろん建前としては非公式に入手したもので今後継続的に入手をしていくためには云々ってなもんだろうが。ある程度は正直な論評を載せたり明らかなスキャンダルは叩いたりはするが、実際のところはこんなもんだろうな。
有機ELの焼き付きや解像度の詐称を検証・批判したネットニュースはほとんどないし、「iPhoneの(RAM容量やコア数等の)性能が低い」という記事を載せるサイトも
入手できないハズのものをどっかから入手して壊しました、ってそれだけでアウトだろ。どっかに手続きがおかしい点がある。下手すりゃ犯罪告白。
正式発売の前に何らかの形で配布されるというのは別に不思議ではないし、実際にレビュワーに渡されている。それは貸与である事も売却である事もあるだろうが、第三者として購入なりをしたiFixitは二者間の契約に拘束される事はない。社外で数十台か流通しレビュー記事も書かれた時点で内部基盤ももはや営業秘密に当たるものではないし、入手手段も正当と推定するのが自然。基盤写真の撮影も著作権上の問題は(少なくとも米国では)ない。つまりiFixitに問題はない。
何らかの違反があったとすれば「信頼できるパートナー」の問題に当たる。この件ではそのパートナーに圧力を加える事でiFixitに記事を撤回させているという形だ。Samsung側がそのパートナーに契約外の譲渡や分解への苦情を言うのは概ね妥当だと言えるが、iFixitの記事を撤回させる権利は存在しない。それをしたから問題になっている。
その程度なら一定の機密保護策として許容されるかもしれないが、この件が特殊なのは
という重大な企業倫理上の問題を孕むスキャンダルだからであって、かつその際に第三者への事実上の記事の取り下げ要求という極めて異例の事が行われたという事にある。要は隠蔽工作。
特にこの「異例の処置」が行われたという事が重大。それが仮に法的には何らかの問題があるとしても、通常は許容・黙認されていたことを今回に限って取り消した。なぜ本来は問題があるのに許されていたのか?それは当然自社に有利な記事が書かれる事を期待して。なぜ今回に限って記事取り下げを(「パートナー」を通じ)要求したか?それは自社の醜聞を隠すため。公正な評価を行って欲しいからというなら今回に限って特別の処置をとる理由がない。だから問題なわけですな。言い換えればずぶずぶ。
もちろん多くのニュースサイトが広告に頼りレビュワーが機材提供のような便宜を図られている事は周知ではある。それでも何故問題になるかと言えば、多くのサイトが中立を装いそれを信じている人が多かったから。加えて書かれる記事もスポンサー記事とはされていない。つまりステルスマーケティングが横行していたという事を示唆する。
そういう意味で業界全体を揺るがしかねない問題なわけですね。
少なくともiPhone4のアンテナ問題をアンテナ表示やユーザーの持ち方のせいだと言ってたジョブズアップルよりは相当誠実だと思うけどね
むしろ、「発売前のデバイスを分解した」と聞いた時点で、iFixitって真面目な団体じゃなくて、何でもありのならず者集団だったんだ、ってイメージになったんだけど。アホな違法行為をSNSやYoutubeに投稿して炎上する連中と同レベルなのかと。炎上していないことからすると、今までもしょっちゅうやってたのかな。自分にとっては初耳だったので。
>iFixitの記事を撤回させる権利は存在しない。
「うっかり流出してしまった機密情報なので拡散しないで」って頼んで拒否するような連中は大きく社会の信頼を損なうことになるぞ、とお願いする権利ぐらいはあるでしょう。
ついでに、流出経路を法的手段で徹底的に叩き潰せば、今後iFixitに協力しようとする輩は激減するでしょうし。そんな、1回こっきりしか使えないような、貸与機を分解する、なんて危険なやり口を今回に限って使っちゃったのがそもそもの疑問。
iPhone 4とかApple TVとかを発売前に分解している。後者の時はAppleからアカウント削除を食らってるが
「ただ、我々は分解・修理で飯を食っている業者。リスクについて少しは考慮したが、すぐにそんなものは後ろに放り投げて分解したよ。分解こそ我々の DNA そのものだからね」
との事 [engadget.com]。記事削除は多分してない。
その場合は当事者として契約に違反してるからアカウント削除は当然の処置だね。つまり「何でもありのならず者集団」ってのは間違ってない。今までそういうスタンスだったわけだ。
一方今回の場合は契約に拘束される当事者ではないからなんら
>それに何の問題もないと思うなら消費者の権利ってものを理解していない。
それは、自分がその製品を買うかどうかどう評価するかなどを決めるのに、どこかに脱法行為があったのがほぼ確実な経緯で得られた情報を参照する権利、ってこと? それは脱法行為への加担になるので、自分は行使したくないな。
あるいは、人に迷惑をかけて撮った、炎上必死な「おもしろ動画」にきゃっきゃと喜ぶのと同レベル。
我々は何も見なかったし知らなかった。あるべき所に収まった。ただそれだけの事でしょう。
想像力豊かで楽しそうですね。羨ましい限りです。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
圧力には逆らえない (スコア:-1)
iFixitは広告収入で食ってるわけではないにもかかわらずこれか。
AppleやSamsungに関するガジェット系サイトの記事が手ぬるいってのは何度も指摘されてはいたが、確実な証拠が残る例はかなり珍しい。
もちろん建前としては非公式に入手したもので今後継続的に入手をしていくためには云々ってなもんだろうが。
ある程度は正直な論評を載せたり明らかなスキャンダルは叩いたりはするが、実際のところはこんなもんだろうな。
有機ELの焼き付きや解像度の詐称を検証・批判したネットニュースはほとんどないし、「iPhoneの(RAM容量やコア数等の)性能が低い」という記事を載せるサイトも
Re: (スコア:0)
入手できないハズのものをどっかから入手して壊しました、ってそれだけでアウトだろ。どっかに手続きがおかしい点がある。下手すりゃ犯罪告白。
Re:圧力には逆らえない (スコア:1)
正式発売の前に何らかの形で配布されるというのは別に不思議ではないし、実際にレビュワーに渡されている。
それは貸与である事も売却である事もあるだろうが、第三者として購入なりをしたiFixitは二者間の契約に拘束される事はない。
社外で数十台か流通しレビュー記事も書かれた時点で内部基盤ももはや営業秘密に当たるものではないし、入手手段も正当と推定するのが自然。
基盤写真の撮影も著作権上の問題は(少なくとも米国では)ない。
つまりiFixitに問題はない。
何らかの違反があったとすれば「信頼できるパートナー」の問題に当たる。
この件ではそのパートナーに圧力を加える事でiFixitに記事を撤回させているという形だ。
Samsung側がそのパートナーに契約外の譲渡や分解への苦情を言うのは概ね妥当だと言えるが、iFixitの記事を撤回させる権利は存在しない。
それをしたから問題になっている。
その程度なら一定の機密保護策として許容されるかもしれないが、この件が特殊なのは
という重大な企業倫理上の問題を孕むスキャンダルだからであって、かつその際に第三者への事実上の記事の取り下げ要求という極めて異例の事が行われたという事にある。
要は隠蔽工作。
特にこの「異例の処置」が行われたという事が重大。
それが仮に法的には何らかの問題があるとしても、通常は許容・黙認されていたことを今回に限って取り消した。
なぜ本来は問題があるのに許されていたのか?
それは当然自社に有利な記事が書かれる事を期待して。
なぜ今回に限って記事取り下げを(「パートナー」を通じ)要求したか?
それは自社の醜聞を隠すため。
公正な評価を行って欲しいからというなら今回に限って特別の処置をとる理由がない。
だから問題なわけですな。
言い換えればずぶずぶ。
もちろん多くのニュースサイトが広告に頼りレビュワーが機材提供のような便宜を図られている事は周知ではある。
それでも何故問題になるかと言えば、多くのサイトが中立を装いそれを信じている人が多かったから。
加えて書かれる記事もスポンサー記事とはされていない。
つまりステルスマーケティングが横行していたという事を示唆する。
そういう意味で業界全体を揺るがしかねない問題なわけですね。
Re:圧力には逆らえない (スコア:1)
少なくともiPhone4のアンテナ問題をアンテナ表示やユーザーの持ち方のせいだと言ってたジョブズアップルよりは相当誠実だと思うけどね
Re:圧力には逆らえない (スコア:1)
・・・ユーザーの心の持ち方のせいだ。信者成分が足りんから問題になる。
Re: (スコア:0)
むしろ、「発売前のデバイスを分解した」と聞いた時点で、iFixitって真面目な団体じゃなくて、何でもありのならず者集団だったんだ、ってイメージになったんだけど。アホな違法行為をSNSやYoutubeに投稿して炎上する連中と同レベルなのかと。炎上していないことからすると、今までもしょっちゅうやってたのかな。自分にとっては初耳だったので。
>iFixitの記事を撤回させる権利は存在しない。
「うっかり流出してしまった機密情報なので拡散しないで」って頼んで拒否するような連中は大きく社会の信頼を損なうことになるぞ、とお願いする権利ぐらいはあるでしょう。
ついでに、流出経路を法的手段で徹底的に叩き潰せば、今後iFixitに協力しようとする輩は激減するでしょうし。そんな、1回こっきりしか使えないような、貸与機を分解する、なんて危険なやり口を今回に限って使っちゃったのがそもそもの疑問。
Re: (スコア:0)
iPhone 4とかApple TVとかを発売前に分解している。
後者の時はAppleからアカウント削除を食らってるが
「ただ、我々は分解・修理で飯を食っている業者。リスクについて少しは考慮したが、すぐにそんなものは後ろに放り投げて分解したよ。分解こそ我々の DNA そのものだからね」
との事 [engadget.com]。記事削除は多分してない。
その場合は当事者として契約に違反してるからアカウント削除は当然の処置だね。
つまり「何でもありのならず者集団」ってのは間違ってない。
今までそういうスタンスだったわけだ。
一方今回の場合は契約に拘束される当事者ではないからなんら
Re: (スコア:0)
>それに何の問題もないと思うなら消費者の権利ってものを理解していない。
それは、自分がその製品を買うかどうかどう評価するかなどを決めるのに、どこかに脱法行為があったのがほぼ確実な経緯で得られた情報を参照する権利、ってこと? それは脱法行為への加担になるので、自分は行使したくないな。
あるいは、人に迷惑をかけて撮った、炎上必死な「おもしろ動画」にきゃっきゃと喜ぶのと同レベル。
我々は何も見なかったし知らなかった。あるべき所に収まった。ただそれだけの事でしょう。
Re: (スコア:0)
想像力豊かで楽しそうですね。
羨ましい限りです。