アカウント名:
パスワード:
あたかも鍛造が悪いような書き方だが、鍛造が駄目なら圧延なのか、鋳造なのか、粉末冶金なのか?原発の格納容器や圧力容器に使うような鋼材は、鋼の塊を鍛造したあとロールで圧延するもんじゃないの?単に規格を満たさない不良品の話に、分かってない人が変な尾ひれをつけてしまっただけじゃいの?
イメージの問題だけど、
鋳造:鋳物なので簡単に作れるけどスが入ってたりして脆い鍛造:日本刀(玉鋼)を鍛えるイメージで非常に硬いけど割れる圧延:ある程度硬さと粘りを両立できる粉末冶金:添加物を細かくコントロールして圧延よりさらに上等
って感じがする。そんな単純なものじゃないんだろうけど。
田口朝光さんと同類の人って、どこにでもいるんだねえ。
田口朝光さんと同類かもしれませんが、鋳造のほうが硬くて割れるイメージですね。鍛造はわれるっつうより曲がるかもみたいな、日本刀を思い出します。圧延は鋼板しかしらないし、粉末冶金になるとタービンブレードに使っていたかなーくらいしかしらないので、硬さも粘りも思い浮かぶイメージがありません。これから wikipedia で、少しだけ勉強しまっす。他に鉄関係の冶金技術で、一般常識として、多少なりとも勉強しておいた方がいいものがあったら教えてください
まず基本的に, 鋳造と鍛造, 圧延, 粉末冶金で使用する材料(構成)が異なることは常識として知っておいた方が良いですね.
鋳造は比較的容易に溶ける必要があるので, 鉄に対してかなり過剰な炭素分を加えた物, いわゆる鋳鉄を使用します. そのため出来た製品は鉄と炭素が結合したセメンタイト [wikipedia.org]や析出した炭素が豊富で, 全体的に固くて脆くなります. 限界以上の負荷をかけた場合には, 変形することなく一気に破壊が進むことが多いです.
鍛造と圧延は完全に溶解する必要は無いので, 温度的な条件は鋳鉄よりも緩く, 素材の構成にはかなり自由がききます. そのため, 最終製品は硬いものから大変形に耐えうるものまでいろいろです. 鍛造と圧延で共通する特徴としては, 変形加工に伴って, 材料の組織に方向性が生じることです. 特に圧延加工ではそれが顕著で, 圧延方向とそれに直行する方向では機械的強度や変形率, 磁気的特性などが変化するため設計上の注意が必要です.
粉末冶金は基本的に他の加工手段が難しい, 耐熱合金や超硬合金, セラミック素材が対象と考えていいです. 原則的に一発加工で, 後工程としては放電加工やレーザー/プラズマ加工, ダイアモンド研削などで局所的に行うのが普通です.
うーん、この記述はクズ鋳物(ネズミ鋳鉄)限定で、鋳造を正しく表していない。ダクタイル鋳鉄はクズ鋳物ほどは割れないし、可鍛鋳鉄(マレーブル) ならひっぱたいても割れない。さらに鋳鋼(鋼の鋳物)ともなれば、鋼と同様に強靭だし、合金鋼を鋳造するケースだってあるんだよ。
また鍛造や圧延は加圧でかたち作る加工法であって、加工材の加温は必須じゃない。ネジの頭は加温しない冷間鍛造でやるし、冷間圧延というのもある。共に加工材を加温しない。
それっぽい講釈を垂れるなら、もうちっと正確にやってくれ。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
鍛造でなければ何鋼なのか? (スコア:0)
あたかも鍛造が悪いような書き方だが、鍛造が駄目なら圧延なのか、鋳造なのか、粉末冶金なのか?
原発の格納容器や圧力容器に使うような鋼材は、鋼の塊を鍛造したあとロールで圧延するもんじゃないの?
単に規格を満たさない不良品の話に、分かってない人が変な尾ひれをつけてしまっただけじゃいの?
Re: (スコア:0)
イメージの問題だけど、
鋳造:鋳物なので簡単に作れるけどスが入ってたりして脆い
鍛造:日本刀(玉鋼)を鍛えるイメージで非常に硬いけど割れる
圧延:ある程度硬さと粘りを両立できる
粉末冶金:添加物を細かくコントロールして圧延よりさらに上等
って感じがする。そんな単純なものじゃないんだろうけど。
Re: (スコア:1)
イメージの問題だけど、
鋳造:鋳物なので簡単に作れるけどスが入ってたりして脆い
鍛造:日本刀(玉鋼)を鍛えるイメージで非常に硬いけど割れる
圧延:ある程度硬さと粘りを両立できる
粉末冶金:添加物を細かくコントロールして圧延よりさらに上等
って感じがする。そんな単純なものじゃないんだろうけど。
田口朝光さんと同類の人って、どこにでもいるんだねえ。
Re: (スコア:0)
田口朝光さんと同類かもしれませんが、鋳造のほうが硬くて割れるイメージですね。
鍛造はわれるっつうより曲がるかもみたいな、日本刀を思い出します。
圧延は鋼板しかしらないし、粉末冶金になるとタービンブレードに使っていたかなーくらいしかしらないので、硬さも粘りも思い浮かぶイメージがありません。
これから wikipedia で、少しだけ勉強しまっす。
他に鉄関係の冶金技術で、一般常識として、多少なりとも勉強しておいた方がいいものがあったら教えてください
Re:鍛造でなければ何鋼なのか? (スコア:0)
まず基本的に, 鋳造と鍛造, 圧延, 粉末冶金で使用する材料(構成)が異なることは常識として知っておいた方が良いですね.
鋳造は比較的容易に溶ける必要があるので, 鉄に対してかなり過剰な炭素分を加えた物, いわゆる鋳鉄を使用します. そのため出来た製品は鉄と炭素が結合したセメンタイト [wikipedia.org]や析出した炭素が豊富で, 全体的に固くて脆くなります. 限界以上の負荷をかけた場合には, 変形することなく一気に破壊が進むことが多いです.
鍛造と圧延は完全に溶解する必要は無いので, 温度的な条件は鋳鉄よりも緩く, 素材の構成にはかなり自由がききます. そのため, 最終製品は硬いものから大変形に耐えうるものまでいろいろです. 鍛造と圧延で共通する特徴としては, 変形加工に伴って, 材料の組織に方向性が生じることです. 特に圧延加工ではそれが顕著で, 圧延方向とそれに直行する方向では機械的強度や変形率, 磁気的特性などが変化するため設計上の注意が必要です.
粉末冶金は基本的に他の加工手段が難しい, 耐熱合金や超硬合金, セラミック素材が対象と考えていいです. 原則的に一発加工で, 後工程としては放電加工やレーザー/プラズマ加工, ダイアモンド研削などで局所的に行うのが普通です.
Re:鍛造でなければ何鋼なのか? (スコア:1)
鋳造は比較的容易に溶ける必要があるので, 鉄に対してかなり過剰な炭素分を加えた物, いわゆる鋳鉄を使用します. そのため出来た製品は鉄と炭素が結合したセメンタイト [wikipedia.org]や析出した炭素が豊富で, 全体的に固くて脆くなります. 限界以上の負荷をかけた場合には, 変形することなく一気に破壊が進むことが多いです.
うーん、この記述はクズ鋳物(ネズミ鋳鉄)限定で、鋳造を正しく表していない。
ダクタイル鋳鉄はクズ鋳物ほどは割れないし、可鍛鋳鉄(マレーブル) ならひっぱたいても割れない。さらに鋳鋼(鋼の鋳物)ともなれば、鋼と同様に強靭だし、合金鋼を鋳造するケースだってあるんだよ。
また鍛造や圧延は加圧でかたち作る加工法であって、加工材の加温は必須じゃない。ネジの頭は加温しない冷間鍛造でやるし、冷間圧延というのもある。共に加工材を加温しない。
それっぽい講釈を垂れるなら、もうちっと正確にやってくれ。